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自作化粧品で気分を上げる。

私は化粧品やバーム、リップ、デオドラントスプレー、香水、すべて手作りをします。
自分で作って使うのって、豊かです。お財布にも優しいですがそれ以上に、今回はどんな香りにしようとか、ちょっとこんなもの入れてみようかなとか、でき上がったものをつけた瞬間の感動とたまに「あ、失敗したな」っていうのも楽しかったり。何気なく、でもしっかりと幸福を感じられます。

そんなわけで。今日は、化粧水レシピでも上げようかなと。ネットをちょっと検索すればいくつも出てくるんですが、自分なりの作り方をば。

化粧水というのは、実は簡単にできます。
基本の基本は、水と保湿剤。どちらも、ドラッグストアに当たり前に売っているものでできます。

水は精製水が、こういう勉強をすると正解とされています。でも、自己責任でいろいろ使っている人はきっと多いと思います。
といっても、水道水は個人的にもおすすめしません。浄水器はものによると私は思います。私はガイアの水を使っていたことがあります。
ミネラルウォーターは、やはり”自己責任”で良さそうなのがあればありだと思います。
札幌近郊に住んでいる人なら、自然食品店のまほろばが開発したエリクサーという浄水器の水もありかもしれません。というか、現在私が使っている。

この水、ちょこちょこ飲みますがまろやかでおいしい。身体に浸透していく感覚を得る。とっても考えて作られているという説明を聞いたことはあるのですが、細かいことは忘れました(笑)。鉱物類も入っているのですよね。
浄水器の説明サイトがあるので、なんだそれと思った方は↓ご覧ください。
まほろばはいろいろと面白いところです。

浄水器をつけるには結構なお金がかかってしまいますが(でも夢である)、まほろばに行くと、その水をわけていただくことができます。
一応無償でいただけますが、水をくむ場所に募金する容器があるので、気持ち程度に入れてきます。そのうちお礼にたくさん入れられたらいいな。

とりあえず、化粧品を作るにはまずは水。

そして、保湿剤です。
一番手に入りやすく、基本中の基本と言えるのが、グリセリン。ドラッグストアにたいてい売っています。

言ってしまえば、これだけで化粧水はもうできるのです。

100mlの化粧水を作るのに、グリセリンを2.5~5mlほどと残りは水で、ボトルに直接入れてシャカシャカ振れば出来上がり。

これに、いろいろ有効成分だ他の保湿剤だ保存料だと、好きな人は足していくのですね。
油分を入れる場合は、乳化剤(水と油を混ぜる材料)も必要になるのでその辺はちょっとよくわからない。笑

私は、以前はハーブのチンキをよく入れていました。
ハーブをアルコールに漬けて成分を抽出したもののことです。
ローズマリーとかカモミール、琵琶の葉なんかやってました。
浸出油(ハーブを植物油に漬けて成分を抽出したもの)もよく作っていましたね。カレンデュラとか、ローズヒップとかを漬けて。浸出油はバームやリップに使います。

最近はチンキは作るのが面倒で、精油を入れています。

精油はいろいろあるんで、とりあえず化粧品の定番&手に入れやすい精油はやっぱりラベンダーです。

ラベンダー精油は何かと便利です。アロマテラピーの基本中の基本。香りが嫌いじゃなければ一本家にあるといいです。ラベンダー精油の実例詳細は、最後に書きます。一旦、化粧水の話をしたいので。

精油を化粧水に入れるときは、無水エタノールが必要です。精油は"油"という漢字が入っているだけあって、水に溶けません。
順番は、無水エタノール2mlほど(精油が溶ければよい)+精油10滴まで⇒グリセリン⇒水です。まず精油をエタノールに溶かすということです。
もし水に直接入れちまった!という場合は、毎回使う前によく振りましょう。まあ何とかなります。
無水エタノールは薬局で売っています。グリセリンの近くにあるはずです。

あと、私は蜂蜜もよく入れます。少しまろやかさが増すテクスチャーが好きです。入れても2mlくらいかな。

私がよく作る化粧水基本レシピをまとめます。
1.水 約95ml
2.グリセリン 2ml
3.蜂蜜 2ml  
(あ、蜂蜜は質のいいものを使ってください)
4.精油 全10滴まで
5.無水エタノール 2mlほど

こんなところです。去年短期で石垣島にいた時は、サトウキビ酢と黒糖を入れて作ったこともあります。保湿剤と水があればいろいろできるので面白いです。

あ、あと保存剤か。
保存剤を入れるときはヘキサンジオールを入れます私は。あまりいろいろは知らないの。しかもエリクサー水で作るようになってからは入れてないのです。分量は1.5-2mlくらい。少量です。

ただ保存剤はその辺でなかなか売ってないと思うので、ない場合は、冷蔵庫保管がいいそうです。楽天市場なんかでも買えますけどね(たいていは点眼薬の容器みたいなのに入ってくる小サイズです)。
作ったものはできるだけ早めに使いきるようにします。身体や髪にも使っちゃいます。
市販のって、ボディ用だ顔用だとわかれていますけど、本来皮膚ってつながっているので、特段別である必要がないんですよね。

というわけで、紹介してみました。

[追記]
容器について。瓶が最良でしょうが、消毒など面倒な時は、100円ショップで売っているものをよく使います。中身がなくなったらさようならです。無水アルコールやチンキを入れる際はアルコール対応のものを選びます。こちらも100円ショップで手に入ります。

【ラベンダー精油について】
直近だと、あせもで痒いときなんか、オイル(無香料のワセリンや馬油でも)を手に取ってラベンダーを一滴混ぜたものを塗ればすぐ収まりました。母にも同じようにしたら楽になったと言っていました。虫刺されとかちょっとした炎症にも使ったり。
あとやけど。やけどすることがなかなかないので試したことはないけれど、そもそもアロマテラピーの始まりは、たまたま手にかかったラベンダー精油でやけどが治ったことだと、アロマテラピーを学んだことのある人は必ず教わります。実際に、ぬるま湯で患部を温めてラベンダー精油を塗ったら治りが早かったいう話もちらちら見かけます。(やけどは冷やさず温める方が治りが早いそうです。)
また、オイルや水などに希釈せず直に塗って大丈夫と、日本のアロマテラピー関連の本にも書いている数少ない精油でもあります。
ペットアロマにも出てきたような。

ただ、肌に使うなら品質は考えたほうがいいです。無印なんかは芳香欲用だと思います。肌に使えるもので一番手に入れやすいのは生活の木かなと。ちゃんと肌に使える100%天然ものを選んで買ってくださいね。

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