まち 小野寺史宜
本屋大賞を2位を受賞した前作「ひと」も好きだったが、今作の「まち」の方が個人的には好きかもしれない。
多分、主人公と休日の過ごし方が似ていたからかも。
20代後半だし、そろそろ日常に運動を取り入れよう、そして新しい趣味になればと少し奮発して買ったクロスバイク。毎日の通勤はもちろん、休みの日にはそれに乗って、近くのパン屋やファストフード店、喫茶店に公園に行く。
私の家から歩いて5分ほどの場所に図書館があって、月に何冊か本を借りている。そして、この「まち」も図書館で借りた。
親近感が湧いたのかな。
まぁ、そんな過ごし方をしている人なんて、沢山いそうだけど。
全く違うのは、私には隣人や近所に親しくする人はいない。いても職場の人達くらい。
引っ越してきた時も、挨拶なんてしてないし、引っ越してきた人もそんなことはしない。それはそれで楽だけど、この本を読んだ後だと少し寂しく思ったり。
おかずの田野倉が出てきた時はすこしだけ興奮した。笑
少し寒くはなったけど体が動かしたくなった。
ウォーキングから始めてみようかな。
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