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【入院費は?】 左乳房の部分切除手術 8日間の治療計画も <乳がん治療費>

乳がんの手術のため、地域のがん診療連携拠点病院へ入院が決まりました。7日間のつもりでいましたが、期間は5月17日〜24日までの8日間となりました。
仕事は入院期間中とその後の自宅療養期間(25日〜29日)まで、有給休暇で対応。30日にテレワークで復帰、術後13日目の6月1日、出社となりました。その後はテレワークと出社を体調と相談しながら決めています。

◆2023年5月17日〜24日(8日間入院)
入院前の診察時に主治医から、入院初日に手術を部分切除と全摘のどちらにするか回答をするよう言われていました。とても悩みましたが、部分切除にすると回答しました。
経験者からアドバイスを受けたこと、再発率や生存率などの統計から出された数字が必ずしも自分に当てはまるとは限らないことなど、自分の病状を中心に、あらためて考えました。

入院は無料の部屋を希望していましたが空きがなく、入院1日目だけ2200円かかる有料の4人部屋に。翌日からは無料の部屋になりました。有料も無料も同じ4人部屋でしたが、有料部屋の場合は冷蔵庫、クローゼットや整理棚、小さなデスク付きでした。デスクが隣の方との仕切りとしても機能していました。
無料の部屋へ移ってから収納スペースの少なさを感じましたが、どちらも同様にカーテンで仕切られていて、すぐに慣れました。

着替えは病院の有料の貸し出しのパジャマを利用しました。

◆入院期間中の治療計画
◇17日(入院日)
・身長、体重測定
・テープかぶれなどアレルギーの確認
・腕の上がりを見る
・麻酔医から麻酔の説明
・歯口科受診
◇18日(手術1日前)
・採血、採尿
・夕食後以降禁食
・翌朝までに経口補水液「アクアサポート」500mlを2本飲む
◇19日(手術当日)
手術前
・血栓予防の膝下ストッキング着用
・センチネルリンパ節生検の造影の注射
手術後
・点滴、尿ドレーン、胸ドレーン、酸素、心電図、フットポンプ装着
・術後4時間後から水分補給、歩行許可
◇20日(術後1日目)
・点滴、尿ドレーン、心電図、フットポンプを外す
・食事開始
◇21日〜23日(術後2〜4日目)
・胸ドレーンの排液量の様子を見ながら過ごす
・22日に歯口科受診
◇24日(術後5日目)
・退院

術後は痛みが続いたため鎮痛剤を処方してもらいました。胸の張りがひどく、排液の出を良くするために、さらしをきつく巻いてもらいました。痛みだけでなく息苦しさもあって、なかなか眠れなかったです。それでもドレーンがなかなか抜けず、退院が想定していたより1日延びました。

食欲は旺盛で病院食だけでは満足できず、院内のコンビニへ行ってコーヒーやスイーツを購入していました。外来のフロアへ行く時は、ドレーンの管が見えないように上着を着て行きました。日常の忙しさがないので、購入した書籍を読み耽ることができました。

◆入院のために支払ったお金
<外科>合計:96576円
(室料差額2200円、病衣貸与代880円、食事代7820円、選択食事加算55円)
<歯科口腔外科>合計:1980円
<歯科口腔外科>合計:1380円
※追加で処方してもらった鎮痛剤や血栓防止のためのソックス、胸に巻いてもらったさらしなどはDPC包括に込みということなのかなと。入院期間は想定より延びたけど、限度額適用認定証を使っているので支払う額は大きく変わらないのだと思います。
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合計:99936円
(社会保険利用)

<その他>院内のコンビニで購入した嗜好品や書籍代
合計:2729円(税込)電子マネーを利用

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