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【育児】仕事と育児の両立

こんにちは。植田千尋です。

よく聞かれる、育児に関すること。
どうやって、仕事、育児、自分の時間を両立させているんですか?

子育てしながらお仕事をされている方であれば、
必ず直面する内容なのではないでしょうか?

子育ての悩みアンケートでも
第2位が仕事と育児の両立についてだそうです。

ちなみに、1位〜5位が以下。
第1位: 生活費・養育費の確保
第2位: 育児・家事・仕事の両立
第3位: 子どもとの接し方
第4位: 自分の時間がない
第5位: ストレスが溜まる

私自身、Wワークで女性起業家としての道を進んできたおかげで、
色々と工夫してきました。
というより、工夫せざるを得ない状況だった
と言った方が正確かもしれません。

私にとってはこの経験が本当に良かったと思っている事と、当時の私にとって必要な事だったんだと非常に腑に落ちています。

目の前には、自分の成長の為の壁のみやってくる!そう信じています。

私が妊娠したタイミングはWワークで女性起業家としての道を切り開く真っ最中!
そして、出産したタイミングは脱サラしたタイミングとほぼ同時でした。

会社員の安定した収入から、
自分で収入を産み出す世界に入って、
正直大変だなってタイミングで出産をしました。

そんな私が、本当に色々な方々にも支えていただきながら、両立させる為に大事にしている事をまとめていこうと思います。

◾️現代における子育て事情

子育ても仕事もこなす働くママは、
実際どのくらいいるのでしょうか?
18歳未満の子どものいる世帯のうち、母が仕事をしている割合を調査したデータが以下です。
(現代では男女共に子育てしながら働く方が多いですよね。データー上、特に母親に関するデータとなっております。)

参考:厚生労働省「末子の母の仕事の状況の年次推移」
参考:厚生労働省「未子の年齢階級別、母の仕事の状況」


年ごとに多少の変動はありますが、
子育てをしながら仕事をするワーカーママはここ数年で飛躍的に増加。
2017年から働くママは7割を突破しました。
3人に2人ものママが仕事と子育てを両立しているというのが今の日本の現状です。

◾️仕事と育児の両立の問題点

・家事と育児の負担が大きい
・自分で家事をこなした方が早いと思ってしまう
・パートナーや家族が家事に協力的でない
・要因は1人になる時間がなくなり、イライラしてしまう
・「きちんと育てなくては!」という気持ちが強すぎて、子供を厳しく叱ってしまう
・育児は妻の役割という固定概念

皆さんは、いかがでしょうか?

小さい時の娘。

◾️両立させる上で大事にすること

①子供と会話をする

そもそも、子供との信頼関係をつくることが両立させる鍵だと体感しております。

私が子供と会話する内容は以下です。
・何故ママがあなたのことが大好きなのか?
・具体的にどこが好きで尊敬していると感じているのか?
・何故、ママが仕事を頑張っているのか?
・今日のスケジュール、今週のスケジュールの確認をして約束する
・お互いの認識を合わせること
・自分の好きなとこと10個
・今日あったことや感じたこと 
などです。

また、我が家には喧嘩した後に必ずやる儀式があります。
それは、寝る前に必ず膝と膝をつけ合わせて、向かい合って、自分が感じた気持ちを伝えること。

「こういうところが嫌だった。」「ママのいい方が怖くて嫌な気持ちになった。」娘はとても正直にぶつけてきます。

それに対して、最後まで話を聞くこと。
決して途中で中断せず、聞ききること。
言葉に詰まっても寄り添って聞くを徹底的にやります。

そして、相手が言いたいことを言い終わった後に、まず「嫌な気持ちにさせてごめんね」と伝えて、子供が大丈夫ならハグをします。

そこから、「正直に言ってくれてありがとう」と伝えて、
なんでママがその態度になったか?理由を伝えてもいいかな?を伝えます。

子どもの今の気持ちを確認しながら、
何故怒ったのか?を感情的にならずに冷静に伝えます。
しっかりと目を見ながら。

そして、最後は仲直りしよう!と子供が言ってくるので、必ずハグをして仲直りをします。

ハグしながら、ママ完璧じゃないけど、
怒っている時も〇〇ちゃんの事大好きだよって毎回伝えています。

その認識があるので、
娘は「ママは怒ってても私の事大好きだもんね。」ってよく言ってきます。笑

実際起こった時は怖いらしいので、
そんな冗談は言えないみたいですが、本人の心の中に、受け入れてもらえる、愛されているという前提があることが大事です。

仕事でずっと一緒に入れるわけではない中で、
一緒にいるときもいない時も、娘の中で安心な状態、親が安全基地であれるように心がけています。

どんな事があっても、私は愛されているという感情があるか?大事にしているポイントの1つです。

②完璧を求めない

家事や子育てに、
完璧な状態や正解は存在しません。

「手作りのご飯を作らなければならない」「家は常に清潔な状態を保つべき」など、自分を追い詰めるような考えは捨てるのがオススメです。

確かに出来たら理想です。
でも子供にとってもちょっと不器用くらいなママが可愛いのではないか?と勝手に思い込んでます。笑

責任感が強い人ほど悩みを抱え込みやすいため、家事や子育てで適度に力を抜くコツを身につけられるといいですよね。

子供は逞しいもので、自分で成長する力があります。
子供を育てるという考えより、私は一緒に成長する、一緒に育むことが育児だと考えています。

実際に子供から学ぶことは本当に多くて、
今でも一緒に切磋琢磨している感覚です。

子供と私のチーム。家族もチームです。
チームワークってどの世界でも大事
ですよね。

③罪悪感をもたない

家事や育児の時間や手間を省略することに、
罪悪感をもつ必要はありません。

「手抜きぐらいがちょうどいい。」

やりすぎると、パートナーも子供もいつまでも自立しません。
やってあげすぎ注意で、お互いが出来る事をして自立し合う関係性は子供の時からも大事だなと感じております。

「家事は女性の役割」という考え方は、
はっきり言ってもう古いです。
「子育ても女性だけがやる」も古いです。

昔の人たちも、群れをつくり、村をつくり、
チームで子育てをしていた事が歴史を見るとわかります。
ワンオペで育児をする必要性は私は感じていません。

また、子供に対しても私ははっきりと、
「ママにやってもらってが当たり前にしないでね?大好きだけど、全部当たり前と思うのは違うと思うよ。」と小学1年生の頃にははっきり伝えています。

もちろん、愛情からくるこの言葉です。
①にも書いたように、娘も受け取っていて、
お互いに何を感じてどう考えているのか?を言葉で伝えるようにしています。

私の子供は小さい時から素敵な大人たちに囲まれて生きている分、色々な価値観に触れて成長することが出来ていると感じています。

子供にとっての選択肢は、小さい時から触れてきたものの多さで決まるとも感じています。

④優先順位を整理する

1日は24時間なので、できることには限りがあります。
24時間のなかで「すべきこと」や「やりたいこと」を挙げ、優先順位をつけて処理しましょう。

物事を効率よく行うために、仕事や育児の時間を整理して配分を見直すことが重要です。日々の仕事と育児のスケジュールを習慣化すると、時間や心に余裕がある生活を送れるでしょう。

私は毎回紙に書くようにしています。

⑤子どもと一緒にいる時間を決める

子どもと触れ合う時間は量より質だと思っています。
もちろん、1〜3歳の間のスキンシップは非常に大切なので年齢によって工夫は必要だったなと感じます。

ちょうど脱サラするタイミングのめちゃくちゃハードなタイミングで出産した私は、
仕事をしながら子育てしていると、子どもに寂しい思いをさせているのではないかと不安を罪悪感が!

でも、そんなことないです。
私にとっては、子供といる時間も、
スタッフといる時間も私にしかできない仕事。

なるべくスケジュールを1年先、6か月先、3か月先、1か月先、1週間先、前日というように大枠から細分化して具体的に決めます。
前日の夜か同日の朝に今日のスケジュールとやるべきことを明確にする。

子どもとの時間は量より質と考えて、「ながら」ではなく、しっかり子どもに向き合ったり、一緒に料理したり、アニメをみたり。

子どもが一緒にやりたいことのリクエストを事前に聞いて、決めるようにしています。
娘がママやパパといる時間を楽しみにして毎日を過ごせるようにする工夫です。
子ども側の不安も具体的にすることによって解消されます。

⑥働き方を見直す

仕事と子育てを両立させる場合、働き方の見直しは有効な手段です。
時短勤務や在宅勤務などが可能な仕事に就くと、家事と育児に余裕が生まれる場合があります。
パートタイムや派遣など、急な予定の変更に対応できる働き方を選ぶとよいでしょう。
また、今はリモートワークのお仕事も増えているので、通勤時間を減らすだけでも家事や子育てに使える時間が増えます。

私は結果として自分で起業する事になったのは、仕事と育児の両立を見越した働き方を考えた結果でした。

⑦家事の時短を取り入れる

家事は基本的に時間のかかる仕事が多く、え?もうこんな時間?って何度思った事か...。

お買い物であれば、ネットスーパーや宅配サービスなどで時間と手間を省く。
ご飯などは作り置きをしたり、多めの食料を買った時にまとめて前処理して冷凍保存するなどの工夫もオススメです。

毎日とは言いませんが、シッターさんや家事代行サービスなどを数回導入するだけでも自分の時間が確保できるのでおすすめです。

⑧家族と相談して、頼り合える関係を築く

家事や子育ては、すべて自分で担当する必要は無いと感じています。

パートナーとの家事や育児分担の課題は会話の回数を増やし、お互いの認識のズレを合わせることで解決するのがオススメです。
1回言ったからは伝わらない事も認識しておくとイライラしません。

私は、子供が出来た時に、パートナーと前提合わせをした事が良かったと感じています。

当時何を言ったか?と言うと、
「もし、子育てを手伝っていると認識だとしたら改善してください。子供の遺伝子半分入っていますので、育児の権利も半分です。」

パートナーはハッとしてました。笑

男性は役に立とうとは思っていますが、
何をしていいか?がわからず、それを伝えるのが苦手な方が多いので、
しっかりとコミュニケーション取る事は非常に大事です。

察してくれる、気づいてくれると言う淡い期待は捨てましょう。
こちらから、「これお願いしていいかな?」
「これ〇〇までに〇〇したいんだけど、いいかな?」

個人的には依頼する時はざっくりな依頼よりも具体的に、何をやる必要があるのか?と何故やるのか?まで伝わるように意識して依頼しています。

これは育児だけではなく、どの人とのコミュニケーションでも役立つ方法です。

⑨地域の子育て支援サービスを活用する

育児と仕事を両立させる場合、保育園や学童保育などの預かりサービスは必須ですよね。
施設によって、預けられる時間の延長や長期休みに預けられるか、などの対応は異なりますが、仕事の時間調整が難しい場合でも安心して子どもを預けることができます。

個人的には給食がある施設の場合は栄養も取って帰ってくるので、非常にありがたかったです。
住んでいる地域の自治体のサポートを探し、最適なサービスを利用することで家事と子育て、仕事の両立も可能になりますね。

共働きや自立する時代の働き方と育児との両立、ぜひ実践して叶えていきましょう。

株式会社move
植田千尋



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