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webと企画 #10 デザイン基礎

こんにちは、クリエイティブディレクターの
高宮と申します!

第九回目の記事では
「WEBのトレンドデザインとその効果」
という部分についてざっくりお話
いたししました。前回の記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n7fc028ad8ae6?magazine_key=m21a2eaeb0055

さて記念すべき第十回目の記事では
初心に返って
「デザイン基礎の理論、考え方」
についてお話ししようと思います。

こちらについては、デザイン、
クリエイティブに関わる全ての方の
おさらいの機会にしたいと考えています。
参考にする本はtwitterでもご紹介させて
いただきました、こちら
「The Non-Designer's Design Book」
第四版
です。
https://twitter.com/Chiharu81389210/status/1231840179024908289?s=20

この参考書ではデザインの基礎
となる4つの基本原則を実例を
交えて考え、デザイン理論を学ぶ
流れとなっていてとても
わかりやすかったので
本日はその基本原則の重要性や
組み込み方などについて

アウトプットしながら考察していきます。

まず4つの基本原則
・コントラスト(Contrast)
・反復(Repetition)
・整列(Alignment)
・近接(Proximity)
です。

基本1:コントラスト
コントラスト、という単語自体に
イメージする意味は色の濃さなどを
調節しはっきりさせるという
イメージがあると思いますが、
根本的な考え方としてはそれと同じ
意味合いでデザインの中での要素に
違いを持たせ類似させない、異ならせる
という事です。

似かよった要素が多いデザインや
余計に揃えられたデザインは
目を引くポイントが多くなってしまい
それだけ聞くと聞こえはいいですが
どこをみたらいいのか分からなくなります。
→それによってユーザーの導線、視線に
 迷いが生じる

基本2:反復
反復、というと繰り返すイメージが
ありますよね。
デザインの中でもそういった繰り返す事が
重要なのですがそれにはこんな効果があります。
・要素の組織化を促進する
・一体性を強化する

実際、具体的に繰り返すのは主に
・色や形、フォント
・サイズや線の太さ
・位置関係

私の中でのこの「反復」の
イメージは「統一」と似ていると考えています。
上記の要素を統一する事でデザインの
中での情報の組織化を簡単に意識的に行う
事ができます。

基本3:整列
「整列」と聞くと綺麗に並べる
というイメージがありますが、
デザイン理論における整列は、
全ての配置を意図的に行うという
意味になります。

これに基づく具体的な配置の際の考え方は
・あらゆる要素に関連性を持たせる
→それによりすっきりと洗練された形に
 組み上げていく

ここでは位置的に整列させるだけでなく、
情報の関連性、関係性を明確にする事で
させる事で洗練された配置をする

という事であると読み取れます。

基本4:近接
このデザイン理論における「近接」
個人的に4つの中で一番難しく
重要であると感じていてその理由は
判断が重要になってくるからです。

何に対する判断かというと
・情報の関連性
→どの情報、コンテンツに関連性を
 持たせるか
だと感じています。

ここを考慮し、情報を
「近接」をさせるのですが
間違えてしまうとさらに
ユーザーを混乱させてしまうような
ものになってしまいがちです。

例えば実践のWEBなどでは特に、
1つのテーマ、コンセプトに合わせた
制作の中でどの情報を近接表示させる
べきなのか
など
しっかり情報設計がなされていないと
デザインにおいても大きく影響してきます。

デザインの理論という事で、
上記の4つを考察しましたが、これは
ビジュアル的にだけでなく
ユーザーによりわかりやすく情報を
伝える為には非常に応用のきく重要な
理論である
と日々実感しています。

デザインの形は様々で、
WEBだけでなく生活の中で全てのものに
施されているべきものといっても
過言ではありません。

なので、日頃から些細なデザインに
気づきや学びを得て、ロジック的にも
感覚的にもデザインの基礎を身につけて
おくべきだと感じます。

今回は
「デザイン基礎の理論、考え方」
についてお話しました。

次回は
「LPの運用考察」
についてご紹介したいと思います。

ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします!

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