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webと企画 #25 軸となる情報のリサーチと共有

こんにちは、クリエイティブディレクターの
高宮と申します!

第24回目の記事では
「目的にあったサイトの種類」
という部分についてお話いたししました。
前回の記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n632f150b0812


第25回目の記事では
「軸となる情報のリサーチと共有」
についてお話ししようと思います。

情報のリサーチの必要性

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WEB制作において情報のリサーチは
必要不可欠です。

なぜなら、制作するWEBは
クライアントによって
扱う情報や商材が違うため
その都度の情報の扱い
商材に対する理解が必要になるからです。

情報のリサーチをすることで、
その業界商品やサービス
トレンドやNGの表現などを
知ることができます。

取り扱う商材によっては
NGの表現が厳密に
決められている事もあるため、
WEB制作で情報設計をする際は
特に気を配らねばなりません。

さらに、その業界などを知る事で
チームや組織の生産性を
高めることができる
ので

その情報を共有し
確認しながら進めることは
重要になります。

効率のいい共有

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では、自分が知っている事や
リサーチで知った事を
効率的にチームに知ってもらうには
どうすればいいのでしょうか。

私が実務で、情報を共有するときに
意識しているのは以下です。

・誰が見てもわかるよう、経緯を明確に書く
・リサーチしたときに見たサイトなどの
 URLも明記する。(本であればページ数)
・わからないところをそのままにしない
→自主的に質問する

経緯を書く

WEBの制作、特にUI・UX設計などでは
特にユーザーの課題に仮説を立てて
それを解決する策を考えたり、
ユーザーに関する情報リサーチから
答えを導き出す必要があります。

そういったときにその仮説に
至るまでの経緯や、裏付けが
ないと「なんとなく」になってしまい
後々その仮説に基づいて
制作を行っていく段階で、
根本的な方向性が低迷してしまいます。

何も知らない人が資料を見ても
理解ができるように
、明確な経緯を
示し残すことは、リサーチの
資料を共有する上で非常に重要です。

リサーチの際自分が見たURLを共有する

なぜスクリーンショットだけでは
なくURLを共有するのかというと、

スクリーンショットでは
誰が書いたどういうものに
載っている情報か
後々見たときに確認できません。

インターネットにある情報では
特に、情報の真偽がわかりにくいため、
いつ誰がといったデータの参考元も
非常に重要なデータとなってきます。

例えば、同じデータでも
論文が出ているデータ
有名企業による調査データ
などもあれば

個人のブログや、見解、
今では大きく変わってしまっている
古いデータ
などもあります。

どの情報に信頼を置き、
どの情報を共有すべきかの判別を
するため
にも、参考元となるURLを
記録と共有をすることは大切になります。

わからないところをそのままにしない

共有された情報の中で、
わからない部分は自主的に
確認をすることも重要です。

リサーチはそれぞれが行なって
共有するケースが多いため、
自分以外が調べた情報も正しく
理解することで初めて情報を
取り扱うことができ、
リサーチのメリットを得られます。

リサーチの資料を見ても
理解しきれない場合はそのままにせず
リサーチ担当者にしっかりと
確認をすることで、その資料を
さらに明確なデータとして取り扱う
ことができます。

まとめ

効率的な情報共有で
その業界のルールや数多くのデータを
参考にすることができます。

特に自分の知らないジャンルの
商材を扱うときは十分なリサーチを
行なった上、情報掲載の際の
取り扱いについてもしっかりと
考える必要があります。

必要なデータは自分で集める必要があり、
その中からユーザーの仮説を立てたり、
ユーザーの心理を考察することで
WEBの効果を最大限に
発揮できるようになります。

今回は
「軸となる情報のリサーチと共有」
についてお話しました。

ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします!

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