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〈ものおもい日記〉0709*わたしがはたらいているりゆう

私は今、業界特化のサービスの営業をしています。

得意なことをしているわけじゃ全くないし、自信があることをしている訳でもないんですが、
やっと社会に馴染め始めてきたなと思ってます。

その感覚がちょっぴり嬉しい。
社会から断絶してきた時代を経て、強烈に求めた時代も過ぎて、ほどよい間隔で社会と生きている。

生きていくことはまだまだ不器用で、
人と関わっていくこともようやく恐怖心が抜けてきたところで得意とは言えませんが、

私にとっては、やっとこさ社会で生きているんだと認識できてきた。そんな感じでいます。

そう思うと、働くことに意識を向けて良かったと思うんです。

働くことに意識が向いたのはあんまりポジティブな理由じゃないんですけどね。
私は、私の未来を否定した私自身も含めて色んな人を見返したかったに過ぎないんです。

不登校になった時、何度も未来を否定し続けてきました。

「学校にもまともに行けないんだから、まともに働けるわけが無い」

「逃げ癖があるから、もう継続的に働いて、幸せに生きていけない」

「学校に行けなきゃ、いい大学にも、いい会社にも行けない」

何が自分にとっても幸せかなんて、幼い頃の私には分かりっこなかったけど、
私の周りにいる大人が考える幸せが、私の幸せだった幼い頃の私は、
それを叶えられないことにすごく絶望しました。

まだ叶えられないと決まったわけじゃないのに。

でも
「学校にも行けないんじゃ…」と言われ続けてきた私には、「あなたには未来がない」と決められた気持ちになって、卑屈になっていました。

「私はどうせ上手くいかない」

だから、早く死ねたらそれがいいなって。

そして本当に死にたくなってしまった。
でも死ねなかった。

そうなった時に、生きることを正当化しないと私は生きて居られなかったんです。

私は生きることを選んだんだって思わないと、また死にたくなって、本当に死んじゃう気がしたから。

私には未来が無いと思っていたけど、その理由が「働くことができない」なら、

働けるようになったらいい、と思って、ライターのお仕事を始めてみたんです。

最初は毎日自信がなくて、外に出るにもすごく体力がなくて、大変でした。

でも、継続していくうちに、色んなことができるようになって、成績も良くなって、評価もされて、仕事を教えられるようになって…。

自分の行動で、周りの人の役に立てて、認められるって嬉しいなと思いました。

そういう気持ちになって、ようやく私は生きていけるんだと自信がついてきました。


不登校は天才の卵だと言われてみたり、異端だと言われてみたりしないと、幸せだというイメージを発信してもらえない。

でも私は天才でもなければ異端でもない、普通の22歳です。

天才でも異端でもなくたって、誰かの役に立って認められて、日々大切な人たちと過ごせること(他にも社会のことを研究したり、可愛いアイドルを応援したり、憧れてた可愛いものに囲まれたり…笑)が幸せだと気づけた今、

あの時、自分自身の未来を否定し続けてきたけど、
自分の幸せが何たるか知らなくて、大人の幸せに踊らされて、不安の渦に巻き込まれちゃったからなんだなって思うんです。

幼ければ幼いほど、幸せの形が様々あることを知らない。
見ている未来の数も少ないし、周りの大人に影響されるから、見える幸せも変わってくる。

でも最近は、小学生でもネット環境を用いて色んな世界を覗き見できるようになってきている。

ということは、周りの大人から見せられる幸せの形だけじゃなく、
見ようと思えば、様々な環境で幸せに生きている人も覗き見できるということです。

私は不登校になった時、お母さんのパソコンから何度も不登校について調べました。

どんな未来になるのか、ちゃんと生きていけるのか。
正直、天才とか異端とか呼ばれる人達ばかりが出てきて、私は違うって思って絶望してしまったんですけど。笑

それでも、通信制高校という道があるということ、15歳を超えたら働けるということ、文章を書くことが仕事になること、は私の希望でした。

そうやってネットの海から希望になりうる情報を見つけられたら、ちょっと変わるんじゃないかなぁって。

何より私自身は、自分の人生を発信してきた身です。

天才でも異端でもないし、(生きづらさとか自殺対策の活動はしちゃってるけど)企業で働いて、大変なことも山積みだけど、そこはかとない幸せを実感している人生を紡いできているつもりです。

絶望もしてきたけど、なんとか生きてるぞ!を伝えられたら1番嬉しいんです。

私が働いているのは、幼い頃に躓いて、未来を否定してまっている子どもたちのロールモデルになりたい。

働いてみて、本当に大学行って、いい会社で働くことが幸せなのか確かめてから伝えたい。

大学に行くことも、企業で働くことも、否定されてきたからこそ、それを全部達成して、できることを証明したい。

なにより、生きてきたこと、これからも生きていくことを肯定したい。


だから私は今ここで頑張っている途中。

毎日慣れないことの連続だし、本当に役に立てるか不安でいっぱいだし、たまには泣いちゃうけど。

私が働く理由が、目的が、心の内にあるから多分大丈夫。

ゆるゆる〜は全然できてませんが、踏ん張ってやってます!

ではでは〜。

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