四季を楽しむ
少しずつ気温も上がってきて、木々の葉が芽吹いて、色とりどりの花が咲き始めて、バンクーバーの町並みもすっかり春めいています。
気温が18度くらい上がる日もあれば、朝や夜は10度を切ったり、雨の続く日もあったりしてまさに三寒四温の季節。
日本にいた時は、寒かったと思ったら急に夏が来て、春を楽しめる日は数える程度だった気がします。
地球温暖化のせいか、春夏秋冬をじっくり味わえる地域は世界的にも少なくなってきてるんじゃないかなと、なんだか残念な気持ちになるのですが、それでも四季を味わうことを忘れたくないなと、先日チューリップを買ってきて家に飾ってみました。
野に咲くチューリップは赤とか黄色とか個人的には紫が好きだったりするんですが、家に飾るとなると控えめで上品な白いチューリップを選びがち。
空間にも馴染むし、ずっと眺めていても飽きない。
今は小さなベッドルームなのでコンパクトな空間だと主張が強くない色味の花がしっくりくる。
花を置くと空間が明るくなるし、春らしさを感じられて気持ちよく過ごせる。花を眺めながらする仕事もなんだかいつもより捗る気がする。
外に出ればバラエティに富んだ花々が街なかに咲きほころんでいて、人種だけじゃなくて植物も多様だなと感じます。
ツツジに似た花だけど、おそらく別の花で名前がわからなかったけど、きれいに咲いていたのでパシャリと。
友達とビーチ沿いを散歩したけど、私も友達も写真が趣味なので、なかなか前に進まない。もういかなくちゃと頭の中ではわかっているけど、それでもシャッターを切る手が止まらない。
春の風と日差しを感じながらフォトウォークするのもリフレッシュできてとてもおすすめです。
いくつになってもこうやって四季を楽しめる余裕を持って過ごせることが人生の目標のひとつです。
そしてそういう時間を分かち合える人を大切にしたいなと思いました。