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【ケアマネ】在宅勤務&歩合制の落とし穴

おはようございます、ちはるです。

新しい勤務先は在宅勤務が可能で、歩合制があります。
そんな新しい働き方で3ヶ月やってみて、今思うことを書いておこうと思います。

▼在宅勤務については、こんな記事も書きました。

自宅で仕事していても、今のところ特に困ることはありません。
「これはこの提案でいいな」とか「これについては上司に確認しないと返答できないな」とか、そういうことは自分で判断できるので、問題なく仕事ができていますね。

自分の仕事の都合とか、体調に合わせて自宅でも仕事ができるというのはとても助かりますし、快適です。
(たまには職場に顔を出しますが、いろいろ話しかけられて(仕事のことならいいですけど、どうでもいい雑談だったり…)仕事が捗らないことのほうが多いので、自宅のほうが仕事しやすいです。)

ただ、私にとっての在宅勤務の落とし穴は「油断すると働きすぎちゃう」ということ。
終業時間の17:00を過ぎても、いくらでも残業できちゃうので、気になることや片付けたいことがあると働きすぎてしまうのが難点です。
(業務量は多くないので、毎日残業しなくても仕事は片付くのですが。)


続いて、歩合制について。

▼転職前にこんな記事を書いています。

ケアマネの場合、担当するお客さん=利用者の数を維持するのは難しい部分があるんですね。
普通の会社であれば、顧客数の確保は自分の努力次第である程度可能かなと思うのですが、ケアマネの場合は難しい。

私は「居宅ケアマネ(自宅で生活している方の介護サービスの調整をする役割)」なので、自宅での生活(在宅介護)が終了になると、担当ケアマネではなくなるわけです。

担当する利用者は高齢だったり、持病がある方ばかりなので、急にお亡くなりになったり、病院に長期入院することになって在宅生活が終了したり、自宅での介護が限界になって施設に入ることになったり…
ケアマネがコントロールできない部分で利用終了となることがほとんどなので、担当件数を維持するのは大変です。


そういう事情があるので、新しい職場も、歩合制とは言え「一定件数を超えた分が歩合制」というところを選びました。
具体的には35件を超えた分、つまり36件目からは1件あたりいくら、という歩合が発生するようになります。

私は+10件以上歩合をとっていますが、やはり利用者側の事情で介護サービスの利用がないことも多く、先月は5件分、介護サービスの利用がなく(入院中や区分変更中などの事情で)、実績が発生しないので当然歩合分の手当ももらえませんでした。

見込んでいた5件分の歩合が入らないとなると、収入としてそこそこの額(数万円)が変わってくるので結構大きいですよね。
もちろん、歩合の分を当てにせず生活しているので、入らなければ入らないで何とかなるのですが。


このケアマネの歩合制、一歩間違えると危険だなと感じました。

ケアマネによっては、自分が数万円の収入を得るために、必要のない介護サービスを利用させたり、在宅介護が限界なのに施設入所を紹介しなかったり、その人の状態には合っていない施設(本来グループホームのレベルなのにサ高住とか)へ入所させ続けたり…そういう状態になることはあり得ると思います。

ケアマネの歩合制が成り立つためには、ケアマネ自身が倫理をしっかり理解しておく必要があるのと、担当件数が減ってもすぐに補充できる職場の環境が必要だなと思います。
(私の事業所は、新規の依頼も多くきますし、件数が減った分、別なケースをまわしてもらえる体制があるので、成り立っているかなと思います。)

今日は、在宅勤務と歩合制で3ヶ月働いてみて感じていることを書いてみました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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