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美味しいイクラは、たまごかけごはんの味がする。

イクラの季節も、もうそろそろ終わり。
スーパーに並ぶ値段もだいぶ手頃になりました。
冷凍保存もできるので、まとめて作っておけば翌年も楽しめます。
市販の物とは比べ物にならないほど美味しいので、ぜひ手作りしてみて下さい。

話はそれますが、たまごかけご飯は薄口醤油で食べるのが好きな私。
濃口醤油だと香りが強く、たまごの風味が消えてしまうから。

こんな訳で、イクラを漬ける時も醤油は濃口と薄口を合わせて使います。
(一般的には濃口醤油のみが多いようですね)
そしてちょっと薄味に仕上げる。
イクラの風味が引き立ち、まるでたまごかけご飯のような美味しさなのです。

まずはイクラをほぐしましょう。
膜にハリのある、鮮度の良いものを選んで下さいね。

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簡単なのは、40度のぬるま湯につけるやり方でしょうか。浸透圧で潰れないよう、お湯には塩を入れて下さい。
強く引っ張らず、少しずつ丁寧にほぐすと余計な筋が残らず、その後の作業がしやすいです。

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お湯を変えてキレイになったら、ザルに上げてよく水をきります。

そして合わせ調味料の分量はこちら。

イクラ 350〜400g
薄口醤油 大さじ1
濃口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ2
出汁 大さじ2

以上を一煮立ちさせ、冷めたら、味の加減を見ながら加えて下さい。
2〜3時間後、調味料を吸ったイクラがふっくらしたら出来上がり。

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ご飯にたっぷりかけて頂きます。
薄味だから、たくさんかけてもしょっぱくなりません。
そしてまず、作ったその日に食べてみて欲しい。
作りたてはイクラの風味が強く、たまごかけごはんの味がするから!
2日めになると味が馴染み、3日めからは徐々に皮が固くなってきます。
食べきれない分は早めに冷凍しましょう。

手作りだからできる贅沢。
以前、友人宅でのホームパーティーでは鮭を丸ごと一本、頂きました。
身もたっぷりあるので、ハラコ飯はご飯と鮭が1:1!
そこに、イクラをどさーー。

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イクラを抱えたメスは身の味が落ちると言われます。醤油麹に漬けて旨味をプラス。
焼いてほぐしてからご飯と混ぜました。
濃厚なイクラと、あっさりめの身は相性が良く、いくらでも食べられる美味しさでした。

イクラの時期も終盤となるこの時期の紹介となりましたが、今はだいぶ手頃な値段にもなっています。
たくさん作って、長く楽しみましょう。

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