やると決めたら、準備ができる前に始めよう
元々ビビりで小心者の私は、何かを始めるということが苦手です。
ダイエットや貯金など、1人で完結することはすぐに始められるのに(続くかどうかは別として)、仕事など他の人が関わることになると途端に尻込みしてしまいます。
誰かの目に触れるということは、相手に評価されるということ。
ショボいなって思われるかもしれないし、がっかりされるかもしれないし、それどころか目にもとめてもらえないかもしれない。
なので、なるべくネガティブに思われないように、失敗しないように、しっかりと準備してから取り組もうと思っていました。
ここ最近も仕事が一段楽したことを機に「今後のために準備をしよう」と思い、本を読み返したり、セミナーの復習をしたりしていたんです。
しかし、今日の朝手に取ったこの本を読んで、ガツンと頭を殴られたような気持ちになりました。
ライフコーチである著者が伝えていたのは、『心に決めた大事なことをやる準備ができた、と思う日は決してこない』ということ。
仕事に身が入らないのも、楽しくないのも、「本当にやりたい仕事」じゃないからだと思っていました。
やりたいことを仕事に出来れば自然とやる気が出るし、成果が出るようになるはず。
本当にやりたい仕事を見つけられるまで、仕事に出来るほどのスキルを身につけるまで、しっかりと準備をしておこう。
そんな風に考えていたんです。
でも、それは全部「うまくいくか分からないことに挑戦するのが怖い」という自分の気持ちをごまかすための言い訳だったんだなぁと、この本を読んで気づかされました。
成長に必要なのは綿密な準備よりも〇〇
準備ができる前に始めたけれど、「やってみてよかった」と感じた経験。
思い返してみれば、成長できた時やいつも以上に頑張れた時ほど、ほとんど準備をしていなかったような気がします。
就職したときには金融知識なんてさっぱりだったのに、3年後には1000万円単位で投資や保険の販売をできるようになったときも。
プルプルしながらライターの仕事に応募して必死で記事を書き上げたら、想像以上に褒めていただけたときも。
3ヶ月ほど前にFP(お金の専門家)の3級試験対策セミナー&2級試験への受験を決めた時も、ブランクはあるし知識は忘れているしで、内心ずっとガクブル。
でも足りない部分を補うように必死で勉強しているうちに段々と心のハードルは下がっていくし、出来ることが増えるほど「もっと頑張ろう」とやる気も増していきました。
しっかりと準備していたからうまくいったんじゃなく、足りない部分を自覚してそれを埋めようと頑張ったから成長できたし、自信になった。
自分に甘くなってついラクな方に逃げちゃって、しんどいことを乗り越えてこそ成長できるってことをすっかり忘れていたなぁと反省です。
先延ばし撲滅!準備ができる前に行動を始めるための4つのポイント
「才能を引き出すレッスン」には、「準備ができる前に始めるコツ」として、以下の4つのポイントが挙げられていました。
やりたいことや夢を行動可能・測定可能・具体的なものにする(例:来年本を出版するために、週5日noteに1,000文字以上書く)
リサーチやプランニングをする際にはその目的をはっきりと決め、時間を決めてやる
お金を出す、罰ゲームを設定するなど、やらなければ嫌な思いをする状況を作る
「何でもやればできる」と考えて、心地よさより成長できる方を選ぶ
4以外は今日から始められることなので、先延ばしグセのある方はぜひ試してみてくださいね〜!
今できることを積み重ねれば何事もやり遂げられる!
早速2023年の目標を具体的に書き換え、手帳に予定としてやることを書き込んでみました。
2023年の私のゴールは、本を出版する(その目処を立てる)こと!
「いつか自分の本を出せるようになりたい」と思い続けてはや3年、ここで一度覚悟を決めて頑張ってみようと思います。
そのために、『毎日30分以上執筆して、12月25日までに初稿を完成させる』と決めました。
ただ何を書くのか、どうやって出版までこぎつけるのかは分かりません…。
やりながら考えていこうと思っています。
とりあえず、やると決めたからにはやるしかない。
やってみてイヤなら変えたらいいし、楽しければ続ければいい。
ここで宣言しちゃったので、皆さまにちゃんと報告ができるよう、自分を叱咤して頑張っていこうと思います〜
来年に向けて、何か新しいことを始めたい!
長年の夢へ一歩踏み出したい!
そんな前向きな皆さん、一緒に頑張っていきましょ〜^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?