見出し画像

【読書のきろく#2】スマイルメイカー

近所の本屋でオススメ小説として陳列されていた、黄色いタクシーが目を惹く表紙。この中身はどんな小説なのか読みたくなって、ワクワクしながら購入。

作者の名前に見覚えあるなぁと思ったら、ドラマ化もされていた「ルパンの娘」の作者で納得。期待もより高まる。

この本は、タクシーを利用する訳ありな乗客たちと、お人好しドライバーたちが織りなすミステリー小説。

主人公スマイルタクシーのドライバー視点から始まり、乗客の女性弁護士、主人公の同僚と3つの視点で進んでいく。

それぞれ時系列がバラバラで、人によっては途中で迷子になるかもしれないけれど、点と点が繋がった時の爽快感が最高。

そして最後に気づく、自分の先入観。思わず最初からページをめくって、確認してしまった。

ミステリー好きも、ミステリー初心者も気軽に楽しめる作品だと思いました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?