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2022年6月の記事一覧

三軒茶屋「セブン」

三軒茶屋「セブン」

喫茶店の名前が数字あるある。セブンとエイトが一番よく見る。
看板が二段構えでお出迎え。

ランプのかさはスヌーピーの布で手作り?もともとこういうのがあったのかなぁ。
バナナとチョコソースたっぷりのパフェ。昭和歌謡の名曲たちが咽び泣くサックスで奏でられるBGMでずっと歌ってしまう。

(2020年10月28日訪問)

下北沢「マルディグラ」

下北沢「マルディグラ」

梅雨明けきらぬ7月、賑やかな表通りを外れてこちらへ。
ここ15年くらい?で異様に人通り多くなったなと感じるのは老化現象かな🤓

梅雨〜夏が苦手な筆者だが、席にもりっと飾られた紫陽花がこんな季節もいいなと思わせてくれる。
外から覗くと満席の時もあるが、この日はラッキー。アイスティーとプリンで完璧なおやつタイム🥇

(2020年7月6日訪問)

東中野「ルーブル」(閉店)

東中野「ルーブル」(閉店)

昔友達がこの近くに住んでて、遊びに行くとき通りかかって以来気になってた。パンやケーキ売り場と喫茶が併設してるスタイル🥖

シェルのようなパールのようなテーブルにうっとり。
ハンバーグサンド、いちごジュースとプリンアラモードでやりたい放題。何かを頑張ったわけじゃないけど、ご褒美感が存分に味わえるお店。

(2020年3月17日訪問)

中野「ノーベル」

中野「ノーベル」

中野といえばほぼ地元で、3年間ほど中野ブロードウェイの3階にあった布団屋で働いていたこともある。
働いていた頃はなんとなくプライベートでは遊びに行きづらかったが、今は心置きなく喫茶店にも行ける。
ブロードウェイへ続くサンモール商店街にこんなお店があったのだな。

なんだか80'sのかほり。たまに80年代の空気感を感じられるお店に出逢うと楽しい。
最後の晩餐的テーブルは団体客用?会議用?こんなに大勢

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野方「JUN」

野方「JUN」

ど年末に訪問。
ど年末すぎるので営業しているか電話で確認、マスター元気に「もちろん営業してますよ〜!」。
駅からちょっと歩いて、不安になってきた頃にある。

入店すると席に先客が🐶
看板犬のモモちゃん。壁にもモモちゃんらしき絵が飾ってある。
途中で常連さんの男性入店、テレビを観つついつの間にかマスターもまじえ3人で雑談。

モモちゃんは椅子で眠そうにしてる。あぁ今年の締めくくりがこんなお店でよか

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高円寺「ネルケン」

高円寺「ネルケン」

1955年創業の名曲喫茶。
我が地元・高円寺だけでなく、中央線沿いには名曲喫茶が多い。阿佐ヶ谷、荻窪、吉祥寺、国分寺…
中でもここネルケンは、全ての要素において重要文化財みたいなものに指定されてもおかしくないとすら思う。

一歩足を踏み入れたときの空気感、匂い、ソファの赤、音楽、ママさんの柔和さ…その全てが一体となって包み込んでくれる。賑やかな高円寺のど真ん中で、一気に異次元へ。
「ネルケン」とは

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新高円寺「ウイン」(閉店)

新高円寺「ウイン」(閉店)

「ウインが今月いっぱいで閉店」
またもSNS上にて情報ゲット。行くしかない!

ゲーム卓最高。外観も店内もレンガ調で🧱
生まれてから約30年ずっと高円寺に住み続けていたのに、当たり前だけど知らないお店ばかり、しかもこんな素敵な喫茶店を見逃していたんじゃ後悔先に立たず…
なんだか離れがたくて、タバコの煙がもくもくだったけど暮れゆく外の景色を見ながらボンヤリしていた。またひとつ何かが終わってゆくんだ

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高円寺「あづま」

高円寺「あづま」

こちらは喫茶店でなく、甘味処という表現がぴったり。
高円寺中通り商店街の真ん中。地元界隈では、「ショウボート(ライヴハウス)のほう」とか「ピンサロ通り」などと呼んでしまうことが多いが。

こんなの、ソソられないわけないし、あんみつ食べたくならないわけない。
甘味目当てだったが、ラーメンやカレーライス500円てのも大いに気になる。こじんまりした店内は常連さんが数名。
白玉クリームあんみつは結構ヴォリ

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阿佐ヶ谷「ヴィオロン」

阿佐ヶ谷「ヴィオロン」

名曲喫茶がひしめく中央線沿い。ここもまたひとつ。
緑とお花に出迎えられる。横のタイ料理「ピッキヌー」も同じ経営のよう。

かつて中野にあった名曲喫茶「クラシック」の店内を一部そのまま移設してあるそうな。
名曲喫茶はクラシック音楽を楽しむ場所なので、無音のカメラで店内を撮影するなどする。それでも控えめに。
日常的に家でクラシックを聴く習慣こそないが、このような喫茶店で聴くクラシックはとても良い。知ら

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成城学園前「沙羅」(閉店)

成城学園前「沙羅」(閉店)

ここを訪れることができたのは一回、閉店の数週間前だった。閉店の前情報もなかったのでかなりラッキーだったと言える。
今はただひたすらに、沙羅のプリンが食べたい…そう願うばかり😞😞

落ち着く店内。もちろんプリンセットを。
もう完璧なルックスと味のプリンで惚れ惚れしたのだが、それに負けず劣らず、一緒にいた旦那は珈琲を美味しい美味しいと言っていた。
それを聞いた瞬間、再訪を胸に誓っていたのに…

(

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成城学園前「シュベール」

成城学園前「シュベール」

「沙羅」なき今、成城学園前では駅前のこちらが頼り。

成城学園前と聞くとハイソなイメージだけど、こんな純喫茶もあるんだ!
チェーンとはいえロゴの貴婦人の横顔にソソられ入店。昔は国立にもあったけど入ったことなかったな。

ソファにかぶされた白いカバーって結構好き。
店内は広々としてて、隅っこの三角席コーナーが面白い。
伝票の裏のシュベール標語を読みながらかぼちゃケーキを。場所の割にリーズナブル価格だ

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荻窪「ミニヨン」

荻窪「ミニヨン」

ここはかつて職場への通り道で、毎日横を通り過ぎていた。
名曲喫茶なんて書かれたら入らないわけには…と言いつつ、入店までにはだいぶかかった。

渋谷「ライオン」や吉祥寺「バロック」など、名曲喫茶はスピーカーに向かって座席が一方向に設置されていることが多く、こちらもそう。学校の教室スタイル。
壁一面のアナログレコード。
リクエストなどする勇気こそないしまずそこまで詳しくないが、アナログの音が心地よくて

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荻窪「邪宗門」

荻窪「邪宗門」

ここへ行かずして「純喫茶好き」なんて豪語してた自分が恥ずかしい、とさえ思った。
オープンが16時だったり、行ってもお休みだったりでわりとハードルが高かったのだが、ついに訪問成功。

その空間の唯一無二さ、別の時間が流れている感覚、歩んできた月日の重み。筆舌に尽くしがたい…。
創業1955年。ママさんが急な階段を昇り降りし、まだまだ元気に営業されてる。

文字で書いてしまうとどうしてもチープなのだけ

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用賀「ル.モンド」

用賀「ル.モンド」

用賀駅を降りて徒歩15分、たぬきちゃんをいただきに🍫
用賀からも上野毛からも遠いこちら。看板が見えてきたときは胸熱。

ケーキ屋さんに喫茶スペースが併設されているスタイル。
他のお客さんもおらず、ママさんと少しだけ話す。お店をオープンして53年?とか。ハイビスカスのクッションの奇抜さがいい。

ダブルたぬきちゃんをキメさせてもらった。
昔ながらの洋菓子屋さん、という呼び名がしっくりくる、あたたか

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