漫画の作者の性別がなんだって

やっぱり眠れないので引き続き書く。

twitterで情報が流れてきただけなので詳しいことは全く知らないのだけど、どうしてその情報が流れたのかわからないのだけど、今大人気のあの漫画の作者は女性だという。

と聞いて真っ先に思い出したのは私のバイブル「D.Gray-man」の作者、星野桂先生のことだ。

星野先生のこともなんとなく男性だと勝手に思っていたが、女性だと知った時にはなんだかやけに衝撃だった。

桂というお名前は本名らしいし、あえて性別を隠していた訳ではないだろうが、確かにわざわざ「私、女です!」という機会もその必要もない。(Dグレのイラスト集で、こち亀の先生と対談した時に女性だということに言及してて知った。あ、違う。公式ファンブックみたいなので「私が女だからかもしれないですけど!」ってサラッと言ってるのを読んで知ったんだった)


今回の鬼滅の刃の作者さんの名前は、覚えられなかったけど物語の時代に合わせてか古風な感じのお名前で、これまたそこからは性別が分からなかったように思う。

今となっては何が衝撃だったかというと、

自分が「この人は男(もしくは女)だ」と勝手に思い込んでいて、違った場合になんだか大きな衝撃を受けているということに衝撃を受けた。なんていうか自分の中の差別意識的なものに気づいてしまったような感覚というか、、、。

少年漫画は男性が描くのが当たり前、とか思ってたんだな、自分、、、。

まあ確かにあれだけ体力的にもハードな仕事を女性がするのはすごいっていう考えが根底にはあるのかもしれないけれど、、、

少年漫画を描く女性漫画家さんでいうとハガレンの荒川弘先生もそうだ。荒川先生も喋り方(というか、、、おまけ漫画の中での話し方)やお名前からは性別が分からなかった。


でもさ、少年漫画も描く女性漫画家っていうと、高橋留美子先生がいるじゃない、、、!

高橋先生は初めから女性とわかるような描き方(名前だったり自分のキャラクターを出す時に女性にしてたりとか)したから、全然気にならなかったのかもしれない。いや、私が知った犬夜叉の時はすでに巨匠だったから全く気にならなかったということかも、、、、。


確かに無名の新人(女性)が少年誌でこれから初めて連載します!って時に女性とわかるような名前だったり素振りだったりを出していたら、間違いなく多くの人が「これはおんなのひとがかいたものなんだあ」となり、きっと純粋に作品を見てもらえなくなるもんな、、、、


なんか、、、自分のこと棚の向こうに追いやって図々しいことをいうと、

少年漫画を描いてくれる女性漫画家さんがもっと生きやすくなったらいいな、、、て思ったりした




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?