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ひとり飯を楽しむ。好きなお店に頑張ってもらいたい

まだまだ外食を楽しむというところまでは、ちょっと難しいのでしょうか。でもずっと残ってほしいお気に入りのお店はぜひとも応援したい。

正直言うと、自分も応援されたい状況やけど。。。

というわけで休業生活5日目は、今回で3回目となる旧ヤム邸さんへスパイスカレーを食べにいってきました。ひとりだから誰とも喋らないですしね。

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こちらのお店もテイクアウトをはじめられていて、お店の前にならぶお弁当もとてもおいしそうだったのだけど、なにぶん電車に乗らないといけないので、カレーはちょっとな。。。というわけで店内へ。

ひとりでもごはんを食べるのは好きですが、こういういい感じの趣のお店は、ひとりでの入店がモゾモゾしてしまいます。テーブルの配置とかカウンターがあるかとか、さりげなく店内を確認してしまうクセがあります。まだまだ勇気がないということでしょうか。

こちらのお店はもう3回目なので、カウンターがあるということと、おひとりさまはカウンターへ案内してくださることを把握していたので入りやすいのですが、パッと見た感じ、カウンターは空いていなかったのです。

店員さんが「おひとりさまですか?」と声をかけてくださって、「はい、いっぱいですか?」と聞くと、「少しお待ちください」と店内へ。

この絶妙なタイミングで、「おひとりさまですか?」と聞いてくださるのが、ひとりでお店に入る背中を押してくれる一声だと思うのです。私に気づいてくれてありがとう。

えい、やー。

という勇気が沸く(大げさすぎる)

「お2階でよろしいですか?」と聞かれたので、はいと答えたのですが、ここは口コミなどを見るとどうやら2階が魅力的らしく、タイミングがよいときは、に会えるそう。だから逆に猫アレルギーの方は2階には上がれないのです。わたしはアレルギーでもなければ、猫が好きでも嫌いでもないです。

ところがどっこい。

こちらへどうぞと案内したくださったのが、これまた素敵すぎるお席で。

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ソファーとこちら側に、一人がけのゆったりした椅子が2つという、オシャレなお宅のリビングみたいなところへ通してくださいました。

「え、いいんですか?」

と聞いてしまうほど。「もちろんです、どうぞ」

もちろんです、という言葉はまるで魔法だな。

このお店のカレーは毎日変わるので、前日にツイッターで予告があります。それを確認していたので、間髪入れずに店員さんにオーダーを。スパイスカレーが好きなわりに、パクチーがどうも苦手なので、①と②にしました。

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「もちろんです、どうぞ」と言ってくれた店員さんは1階に降りてしまい、少し離れたところに、カップル?と、その向こうに割と大きな声で喋りまくるおじさんが二人、背中のほうにあるテーブル席に若い女性がひとり。そして、唯一のソファ席にわたしがひとり。で、満席。

持ち歩いている本でも読めばいいのでしょうが、なんだか落ち着かず、せっかくいい席なんだから落ち着けばいいのにソワソワしちゃって、隣に飾ってあったミシンの写真とか撮ったりしました。なんて気が小さいのか。でも素敵でしょう?

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とかやっているうちに、「もちろんです、どうぞ」と言ってくれた天使のような店員さんが、私のカレーを持ってきてくれました。

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真ん中にごはんをはさんで、選んだ2つのカレーがあいがけになっています。このごはんも、ジャスミンライスか玄米かを選べます。このお店にはじめてきたときに、ジャスミンライスというものを知りました。カレーにピッタリの固めのパラパラしたライスです。とても食べやすいです。

ピクルス、ひじきの炒め物、アボカドとツナの和え物がついて、この日は930円でした。カレーの具材などによって、値段が少し変わります。

せっかくなので、アップの写真も載せてよいでしょうか?ジャスミンライスの一粒の長さや細さも、より分かりやすいでしょうか?

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お席の写真でもお分かりかと思いますが、テーブルと座面の高さがほぼ一緒なので、体制的に少し食べづらいというのが正直なところですが、こぼさないようゆっくり食べられて、早食いのわたしにはピッタリなお席だったかもしれません。

向かってごはんの左側のほうが、辛くて、あとからくる辛さってやつで、ときおりピクルスで口の中を休ませたり、とうとうお水を飲んだりして。

でもこの辛さが絶妙で、すごくおいしい。キーマカレーはそれに比べて辛さは控えめだけれど、なんせ蛸と煮込んであってちょっと和風でたまらなく美味しい。

と、全く食レポはできないのですが、カレーって無限の可能性があるなあと思うのです。

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このお猪口みたいな器のなかには(お猪口なのかも)、ヨーグルトが入っています。これがまたヒリヒリした口の中を、リセットしつつも、カレーの美味しかった幸せ成分はかき消すことなく調和してくれます。


自分の状況を考えると、ランチなど楽しんでいる場合ではないかもしれないけれど、やっぱり好きなお店は頑張ってほしいですし、

好きなものを食べるというのは、ほんとうに幸せなことで。

ごはんを食べる。

これが生きる活力になると思うんです。美味しいごはんを食べて、よしまたやるぞ!っていうエネルギーにかえる。これはとても大事だな。

さあ、明日は久々の出勤。

仕事があることに感謝をしよう。



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