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【詩】梅雨が明けても

梅雨が明けても
君は晴れない気分で
壁にもたれて
窓の外を見つめている

君にとっては
雲はただ塊でしかなく
強く膝を抱え
頬の一筋はまだ乾かず

梅雨が明けても
君は灰色の世界で
失われた青の
幻想を思い起こしている

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