◇初詣に行きました

年が明けてもう10日以上経つんですね。近くの稲荷へ初詣に参りました。

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子供のころは大晦日の夜に出かけ、除夜の鐘を聞きながら新年を迎えていました。
すし詰め状態の人だかりの中、厚い上着にマフラーや手袋、カイロがあってさえ凍えるように厳しい寒さ。少し進んでは止まる列。家族と話しながら待つも、次第に話題は尽きて口数が減っていきます。やっと本殿が見えても、そこからが長い。坂に差し掛かるとちょっと気分は上がるんだけれど、まだまだ先がある。
ようやく辿り着いても、ゆっくり参拝する余裕はないんですね。なんとかお賽銭を入れ、手を合わせて、階段を下るとほっと息をつく。

いつしか大晦日ではなく、年が明けてからになりました。それも段々日付を遅らせるように。県外からの参拝客も多く、しばらくは混雑が続くからです。
今日はだいぶ落ち着いていて、参拝はスムースに済みました。それでも賑わい、活気があります。食べ物、縁起物、占い……たくさんの屋台が境内には立ち並び、人々の交わす声や呼び込む声が聞こえ、甘い香りや芳ばしい匂いが立ち込めるさまは、お祭りの高揚感をもたらしてくれる。
りんご飴にたこやき、じゃがバター、焼きとうもろこしにフランクフルト。定番と言えるものに混じり、ハットグなど目新しいものや、コットンキャンディーという名で鮮やかな色付き綿あめを扱っている屋台もあります。
そんな中でわたしが立ち寄ったのは。

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豚汁!
大晦日に訪れていたころから、参拝後にはつきものでした。冷えた身体に効くんですよ、これが。
大きな大きな鍋で作られる豚汁は、肉や野菜の旨みが溶け出しているんですよ。それを存分に吸った大根がたまらなくって。太いネギもくったり柔らかく、歯ごたえの残るごぼうに、弾力あるこんにゃく……人参が色を添えますね。七味をたっぷり入れるのが好き。
格別の思いをこの豚汁に抱くのは、屋台・外という非日常性と、冷えた身体を芯から温めてくれる体験があるからでしょう。ここだから味わえるもの。

稲荷の外は外で、非常に活気づいています。名物や土産を扱うお店が並んでいますし、商店街もありますからね。やはり稲荷寿司は多く店によって個性がありますし、狐にちなんだもの、ご当地キャラ関係もある。独自の名物なんかもあったり。
例えば、総門のすぐ目の前で売られている……。

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「おきつねバーガー」もその一つ。
パンの代わりにお揚げが使われている、だから「おきつね」。
このお揚げ、直火で焼かれるのでこんがりサックリ、そしてふっくらしてるんです。挟むのはパリッとレタスにシャキっと玉ねぎ、ざっくりカツ。味つけはケチャップ。これが絶妙にマッチしている。さらに醤油のような塩味の強いタレがお揚げに絡むことで、ガツンとくる美味さ!
350円で味わえるのに驚いてしまいます。

初詣を終え、新年という感覚にも区切りがつきました。どうか無事に一年過ごせますように。

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