病気があるから意識する「吸収したものは身体に影響がある」

ここ数日の機能性表示食品についてのニュースから「吸収したものは身体に影響がある」ということを改めて考えさせられています。口から取り入れたものは勿論のこと皮膚から吸収したものも影響します。当たり前ですが普段意識することは少ないのかもしれません。

人並に「美容」と「健康」は気になりますが、特別食べるものや皮膚に塗るものに絶対的なこだわりはありません。ただ長年病気と共に生きてきてタイトルの言葉への意識は常に高く持っています。それは自分の体調だけではなく検査数値をチェックする機会が多く実際にその変化を見てきたからだと思います。そして若い頃に腎機能が低下したため少しでも悪化を遅らせて長く維持していかなければならないからです。内服薬だけでなく外用薬や注射薬でも禁忌が増えていくにつれて日常生活で取り入れるものも影響が大きいことを感じざるを得ません。ただ極端な話をすれば不摂生をしていても健康だったり影響を受けない方もいらっしゃるので、全ての人に当てはまるわけではありません。
常に意識はしながらも、ある程度の年齢に達した今は我慢だけをするのではなく時には好きなものを食べて好きなことをして過ごしたいと思っています。生活するとは生きて活動すること。それが自由にできる時間というのは本当に限られています。

誰しも不安があればなんとかしたいと思い、悩みそして多くの情報や選択肢の中から一つを選びます。自分という身体も人生も一度きりだからこそ、どんなときも最後に決断するのは自分自身でありたいと思います。