瓜科の妖精
スイカといえば、夏、スイカ割り、甘い、果物、野菜説、皮は漬物にもなる、つるがある、スイカ模様、みずみずしい、大きい、たたくと響く音がする、など、イメージはたくさん浮かぶ。
我が家ではスイカといえばもうすぐ5歳になる娘だ。夏中、冷蔵庫からスイカがなくなると、次のスイカを要求された。毎食スイカを食べてた日もある。
スイカと言えば瓜科に属するが、娘がスイカより好きなのはきゅうりで、これは一年中食べている。これも我が家の冷蔵庫で見ない日はないくらいに、我が家の冷蔵庫にいつもいる。
だからうちの娘は瓜科の妖精なんじゃないかと最近思う。妖精なのは単に小さくてかわいいからだけど。
保育園ではスイカは果物だけど、野菜に属すると教わってきた。娘は時々そうやって母の知らない事実をいろいろ教えてくれる。なんかスイカばっかり食べさせて罪悪感さえあったけど、スイカ野菜なの?ヘルシーじゃん!みたいな。ヘルシーって言えばなんでも許されそうな魔法がかかる不思議。まぁ野菜だとしても栄養価の方はさほど期待できなさそうではあるが。
スイカに限らず、いろんな果物は食べさせてみた。小さい頃にいろんなフルーツを食べるとアレルギーになりにくくなるとかならないとか小耳にはさんだので。
結局一番好きなのはスイカだった。
スイカがなくなる秋には娘は一体何を食べるんだろう。きゅうりか。きゅうりなのかな。瓜科の妖精ちゃん。
昨日はでっかく切ってと言ってたスイカ。今日はスティック状で出せとおっしゃっている。
ははー、どうぞおたべください。妖精ちゃん。
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