自分に優しくするって勇気ある行動の先に見つかるものなんだよね

こんにちは
今日は【自分に優しくする】についてお伝えしたいと思います

「自分に優しくしてるつもり」とか、「自分に優しくって意味がわからない」って思っている方って意外に多い印象だったんですね
お客様と話している時も多々思う事があったので。

そんな私も昔は自分に優しくの意味がわからなかった張本人なので気持ちはとてもわかるんです

その意味がわかる様になってきた今だから、自分の為にも、逆にまだわからないって方に言葉にして伝えられたらと思いました

改めて言葉で、【自分に優しくする】ってどんな事かな？と考えました

そんな時、知人と話をしている時その娘さんのお話を聞いたんですね

あ！これはわりとわかりやすいかも！と思ったのでお話ししますね

私の知人の子供はナイジェリアのパパに日本人のママお子さんは小学生5年生のNちゃん。いわゆるハーフですね

そのNちゃんのお話なのですが、

まだNちゃんが低学年の頃、お友達のAちゃんと2人でお祭りに行っていたそうです

その時すれ違いざまに小学生の男の子数人に指をさされ「あっ！外国人だー！」とみんなに笑われたそうなんです

その時2人の間には少しの沈黙の後、Nちゃんが少し寂しげな笑顔で「あっち行こー」と…。

そして2人はまたいつもの様に会話をはじめました

お家に帰ったNチャンはお母さんに一連の流れを伝えたそうです
当然お母さんは生まれた時からそんな事があるかもとしれないと沢山の予測をしていたのでNちゃんが落ち込まない様にちゃんと説明をしてNチャンも笑顔になったそうです

月日が流れて高学年になったNちゃんとAちゃん

 Aちゃんは作文を書くのがとても優秀で県の発表会で作文を読むようになったそうなんです
その時にNチャンに相談があると。

その内容というのが

自分が低学年だった頃のNちゃんが指をさされて笑われた事を書きたいと。
その内容を書いてもいいかなぁって聞いてきたそうなんです

もちろんNちゃんは覚えててくれたんだとすごく嬉しい気持ちとびっくりした気持ちだった様ですがもちろん「いいよ」と２つ返事

そしてその発表会の日に内容を聞くと、

【友達が指をさされて笑われた時に、自分は何も言えず、かばう事もできずにただ黙って時が過ぎるのを待っていた事。なんですぐにかばってあげられなかったのか自分をせめていて、とても心が苦しかったと。だからお友達に謝りたい】

その様な内容だったそうなんですね

私の知人もNちゃんも嬉しくて涙が出だそうです

私もこの話を聞いて感動したのと同時に、
Aチャンはちゃんと自分の心にしっかり向き合っていたんだなぁっと思ったんですね

しっかり自分の過ちを反省して、そのままモヤモヤをほったらかしにせず、自分を責める心をどうしたら癒えるのかをちゃんと考えて、まずはすぐに行動できなかった自分を相手にちゃんと言葉で謝る。

ずいぶん昔のことだしそのままにすれば終わるはずの事をちゃんと素直に行動にうつす。
自分の心に湧き出た気持ちを大事にしている事ができているなって。

この行動から
Aちゃんの心
Nちゃんの心
お母さんの心
みんなが幸せになる行動だなぁってつくづく感じました

すぐに行動する事ができなくて反省することはあっても、ちゃんとそれを言葉で挽回すること

自分の気持ちを自ら行動に移す事ができる事

これが一番自分に優しくするって事なんじゃないかなってこのお話を聞いた時に思ったので記事にしてみました

改めて自分の心に湧き上がる気持ちをそのままにしていないかを、たまには考えてみるのも良いかもしれないですね

あの時のモヤモヤや、伝えたい気持ちなど
もしそんな気持ちがあるのならいつかその相手に言葉として何かを伝えられるタイミングがあると良いですねってお話でした

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