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メイクすると乾燥する方へ

先日、この時期のスキンケアについて書いたんですけど↓

わたくしはメイク研究家なので、今回はその続編を書きますね。
と言うのも、この時期になると
下地やファンデーションを塗るとお肌がカサつく・皮剥けする・乾燥により毛穴が目立ってしまう
な~んて方が急増するからです。
勿論それは空気の乾燥が原因でもあります。
でも、世間でよく言われる「夏の疲れ」が原因ではないという事だけ先にお伝えしておきたいです。
だって、科学的には「夏の肌疲れ」なんて無いのですよ。
だから安心してください。

いま、あなたのお肌が乾燥しているのは夏に受けたダメージのせいです。
お肌を回復させるにはこの時期のスキンケアが大切です。
まずは、この秋の新商品を買いましょう。
とか、わたくしは言いません!

お肌、疲れる時はいつだって疲れますし、負担を掛けなければ疲れないものですので。
それに、スキンケアというかお肌は通年、いつだって大事なものです。
目下、世間はハロウィーンで騒がしいですけど、わたくしは出現するだけでコウモリ飛び交って瞬時に豪雨をもたらす魔女なので、時期にかこつけてどうこうしようとする輩にはイナヅマくらわせてますからねえ、通年。
時期が問題なのではないですよ。
じゃあ、何のせいでメイクに乾燥感を感じてしまうのかと申しますと。
塗り過ぎ or 力入れ過ぎ&強すぎという事が考えられます。
乾燥が気になるからといって油っぽい感触のアイテムをた~っぷり塗っていませんか?
オールインワンとか点置きしてバーッとのばしたりしていませんか?
こういう画像ってありがちですけど↓

あくまでも、フォトジェニックな表現でしかありません。
現実においては、やってはいけない基礎化粧品の塗り方です。
基礎化粧品って、肌の上に置いてから指でのばすとどうしてもムラになってしまう感触のものが非常に多いんですね。
ですから、商品説明で推奨されていたとしても、点置きしてから指でのばすという塗り方はなるべくしないでいただきたいです。
人間って指1本だけとか指先だけといったピンポイントで何かしようとすると、どうしても力が入ってしまうので。
特に化粧品を肌に塗りのばそうとする時、何故か指が反り返るほど力が入っている方ってものすごく多いのです。
それじゃあ、むらなく確実に塗る事は出来ませんよね。
それでわたくしは以前から手を変え品を変え、その事について書いているんですけれども。

要するに、基礎化粧品のむらづきは美しいベースメイクを妨げる諸悪の根源なのです。
化粧品の感触にもよりますが、肌の上で指を動かせば動かす程すべるのでこそげ取ってしまいますし、そのままアイテムをどんどん重ねて行くと、最悪、肌の上でダマになって取れちゃいます。
沢山の量の基礎化粧品を顔の上に置いたところで肌の機能が向上する訳ではないので、それよりも、むらなくつけて肌表面の水分蒸散を防ぐ方向に考え方をシフトしましょう。
そのほうがメイクのりが良くなりますし、肌表面もフラットに見えますよ。

具体的には、化粧水も美容液も乳液(クリーム)も
片方の手のひらに取って両手のひらを軽くこすり合わせて両手いっぱいに広げてから、顔を両手で包むようにそっと手のひらを押し付けて
目や鼻周りなど細かい所は指先をそっと置くようにしてつけてください。
お肌に対して手のひらを垂直に優しく押し込んで(=ハンドプレス)成分を浸透させるイメージです。
どのアイテムも、とろみや油分が強い物だと雑にちょっとつけただけで保湿した気になってしまうので、なるべくさらっとした感触のものを繰り返しつける事をおすすめします。
特に、とろみのないサラサラな化粧水は形状的に肌のキメに入って行きやすいので、メイク前には最適です。
また、一般的な化粧水は水性なので、たっぷりつけても問題ありません。
この要領で3回はつけてみてください。
その後、乳液(クリーム)を1回つけるという二段階作戦を行うと、メイクのりが良くなります。
ここぞという時には化粧下地の前に、この二段階作戦を繰り返してもよいですよ♡

そして、この後の日焼け止めや化粧下地も同じ要領でハンドプレスしてつける事で、肌表面をこすらないので皮剥けや乾燥による毛穴の目立ちを防ぐ事が出来ます。
部分的に下地を塗りたい方は、優しいタッチならくるくるしたりしても大丈夫ですので、こちらも参考にしてみてくださいね↓

指でもツールでも肌の表面をこするような動きは荒れに繋がるので、それを極力避ける事で、お肌の乾燥感は軽減できます。
と云う訳で!
ファンデーションも優しく優しく、そして薄~く塗りましょう。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは
①一旦、手の甲に塗り広げて
②厚手のスポンジで広く取って

優しく優しく、力を入れずトトトトと細かくタップしてつけるのです。
クッションファンデーションもパンパンはたいたり、パフを持つ中指1本に力を込めてポンポンポンポンしてはいけません。
ファンデーションはスポンジに薄~く広く取るのがポイントで
とにかく圧をかけない&こすらない事が最重要事項です。
ブレンダー(たまご型スポンジ)を使ってもよいのですが、力の入れ過ぎと衛生面には細心の注意を払ってください。
パウダリーファンデーションも厚手のスポンジに薄~く広く取って、優しくトンと置いて力を入れずスポンジの圧だけでスーとのばす、トンスー・トンスーを細かく繰り返すとよいです。

パウダーをつける方法は、先が尖ったタイプの柔らかいブラシに含ませて、優しくトントン置いてからふわふわーと優しくなじませるのがおすすめです。
それなら全顔ではなくテカリが気になりそうな所だけつける事も出来ます。

柔らかくて肌触りが良いのに100円です

わたくしは記事中「怪力の方はこうしてください」的な事を書くので笑われているんですけれども、笑い事ではないんですよね。
スキンケアやメイク中、無意識に怪力を発揮してしまう方ってものすごく多いんですよー!
逆に言えば、プロのメイクアップアーティストのタッチはびっくりするほど優しいです。
お肌はいつだって優しく優しく扱ってよいものなのです。
よく豆腐メンタルとか言いますけど、お肌は皆様もれなくお豆腐だと思っていただいてOKです。

わたくしは既にあなたのお肌をお豆腐だと思っておりますので、あなたも、明日からではなく今日から、いまから、そう思い始めてみてください。
まあ、こんな調子なので始める時はハードルが高いかもしれませんが、きっとすぐに慣れますよ。
このように、わたくしはお手持ちのコスメですぐに実践していただける内容も目指しています。

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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりにはわたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。



わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。