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スキンケアについて考える

皆様ご機嫌如何ですか?
久々の「考える」シリーズです。
と言うか「ほとんどビョーキ」シリーズ第2弾でもあるので、
第1弾を貼っておきますね↓

スキンケアについてはここ↓

で一度、全て書いておりますので、まだお読みでない方は、まずこちらをお読み戴けますと、わたくしのハードコア具合に耐性がつくと思います♡

で!今回の内容なんですけど。
わたくしはただのメイク研究家であって、決してスキンケアの専門家ではありません。
しかし、子どもの頃から入浴中には置いてある化粧品の成分表示をじっくり&じっとり読むのが大好きな変態であり、現在は皮膚疾患に悩まされている身なので、個人的な体験も踏まえて、スキンケア製品の選び方について考えがまとまって来ているところなんですね。
ですから今回は、わたくしの考察に触れて戴いて、一緒にちょうどいいスキンケア製品を見付けようではありませんかという内容になります。
そしてわたくしと同じ水疱瘡の痕、に限らず、怪我のあとやニキビあとなどで深刻にお悩みの方にも届いたらいいな~と思っております!

と云う訳で最初に書いてしまいますと、わたくし
スキンケア製品は自分に合った強度のものを選べば、お肌にとって良い効果が得られるのではないかという考えに至っておりまして。

あの~、皆さん。
健康なお肌のほうが諸々浸透しにくい事にお気付きでしょうか?
お肌って、バリア機能が低下していると、何でも浸透しやすくなるのです。
これはバリア機能というものが、お肌をあらゆる刺激から守ってくれているからなんですね。
つまり、何だかお肌の調子が悪いと感じる時は、バリア機能が低下しているという事です。
このように考えると、高浸透や高濃度を謳ったスキンケア製品がお肌に良いという訳ではない事がおわかり戴けると思います。
まあ、悪いという訳でもないんですけど。
どんどん浸透するのはお肌が欲しているからです的な啓蒙を行う自称美容家とかは完全に悪ですけどね。
結局、お肌にとって何が良いかというのは、そのひとの肌質+その時の状態によって左右されるものなのです。
だから一概には言えないのです。
それから、皆さん誤解しがちなのは
美容部員=化粧品を売る人
メイクアップアーティスト=流行を仕掛けて自分を売る人

という事です。
スキンケアの指針を得るために頼る所を間違えないようにしてください!
ちなみに、わたくし=メイクの技を売る人です。
そして冒頭で書いた通り、変態+皮膚疾患なのでこれを書いております。
あと一応、元・美容部員なのでお伝えしておきたいのは、
デパートのコスメカウンターで「あとでネットで買うから今日は試させて」的なムーヴはやめてね、って事ですかね。
そういう人の言う「ネット」とは公式サイトではなくアマゾンとかなので、仕事の意欲が著しく低下します。
「全く使った事がないので試してみたい」という言い方をして戴ければ、
張り切って商品紹介もするし、サンプルだってラインでお渡しするのに。
あっ、初来店でも買ってね、と言いたい訳じゃないですよ。
おうちでしっかりお試し戴いた上で、諸々ご検討くださいませ。
要するに、全く使った事のないブランドものの真贋の見分けなんてつかないじゃないですか。
特に、スキンケア製品はカウンター(正規店)で接客(説明)を受けてから購入するのが、ご自分の大切なお肌を守る事にも繋がるという事です。
デパコスカウンターの接客とか煩わしいという方は、ドラッグストアなどで好きな化粧品を買えばよいのです。
だって、ブランド品だからと言って、お肌に良い訳ではないのですから。

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ところで、レチノールと云う化粧品成分をご存知ですか?
超~簡単に説明すると、こんな成分なんですけれども↓

2017年に厚生労働省よりシワを改善する効能効果の承認を受けた医薬部外品の有効成分です。
肌のターンオーバーを促進し、表皮のヒアルロン酸の産生を促進することで、皮膚水分量の増加をもたらし、シワを改善する働きがあります。

化粧品成分検定公式テキスト改訂新版参照

承認を受けた事もあってか、近年流行ってますよね。
そもそもアメリカの皮膚科学会でも推奨される素敵成分な訳ですが、これが一体何なのかと言うと、ビタミンA類です。
そして、ビタミンAとは元々身体の中にあるものなのでアレルギーの原因になる事もなく、少量から使って少しずつ肌に慣らして行けば誰でも大丈夫、な~んて言われているのですが、この言い回しでわかる通り、これ系を塗ると肌に変化が起こります。
この変化をレチノイド反応と言うのですが、具体的にどうなるかというと、肌が赤くなったり痒くなったり熱を持ったり腫れたようになったりしたあとで、皮が剥けます。

怖っ!

と思ったあなた。
ご安心ください。変化には勿論、個人差があります。
それに、これ系すなわちビタミンA類には沢山の種類があるのです。
ビタミンA類は気長にコツコツ使い続ける事で良い効果をもたらすものなので、レチノイド反応を最小限で済ませるためにも、作用の強さや含有量などを考慮すればよいのです。

どうやって?

と思った方は「ほとんどビョーキ」シリーズ第1弾を思い出してください!
このビタミンA類、医薬品だとトレチノインという物質になります。
医薬品なので、肌への効果はレチノールの50~100倍もあります。
これだけ聞くと、わ~肌に良さそう!と誤った受け取り方をする愚か者が大発生しそうですが、当然、その分レチノイド反応も強く出ます。
また、催奇形性(胎児の奇形を引き起こすリスク)があるため妊娠&授乳中の人・妊娠を望む女性も男性も使ってはいけませんし、欧米ではニキビや光老化の外用薬として長い歴史がありますが、日本ではまだ認可されていないのです。
日本では、医療機関で医師の指導の下でしか使えません。
いまは個人輸入や輸入代行業者のお陰で海外のスキンケア製品なども簡単に買う事が出来て非常に便利ではありますが、リスクを一切無視して無責任に海外製品の使用を勧めて来る自称美容好きみたいな輩も大勢居ます。
お肌の調子が悪い時ほど、効果の高いスキンケア製品を使って大きな変化を求めてしまいがちなので、劇的な情報を魅力的だと感じてしまいますよね。でも、効果の高さもそれに伴う変化の大きさも、単なる作用の強さでしかないのです。お肌の状態によっては悪い方向に大きく変化する可能性がある事を忘れないようにしましょう。
そして、スキンケアに関する情報は、どんな人がどんな立場からその意見を言っているのか注意深く観察する事をおすすめします。

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じゃあわたくしがどんな人かと申しますと、変態+皮膚疾患のメイク研究家なんですけれども。
レチノール入りの美容液、数年前から愛用してました。
慣れたもので、医薬部外品を使ってましたよね~。
それで現在どんな立場かと申しますと、水疱瘡後、皮膚に穴が開いただけではなく、すぐヒリヒリしたり真っ赤になったり肌全体の調子が激悪化、美容液も使えないという大変に気の毒な立場になりました。
まあこういう理由で、(これまでより)効果の低いものを使うという戦法を考えたのですよ。
これが冒頭に書いた、スキンケア製品は自分に合った強度のものを選べば、お肌にとって良い効果が得られるのではないかという考察に繋がります。

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さあ、読者の皆様、大変長らくお待たせしました!!
いつも読んで下さってありがとうございます♡
ここから先は、超絶怒濤の個人的見解となります。
若干のグロ画像もありますので、わたくしのハードコア具合に耐性のある方のみお進みくださいますようお願い申し上げます。

早速ですけど皆様~、ちょっと聞いて戴けます~?
もうわたくし、水疱瘡の痕に本当に参ってしまって。
勿論、美容医療も検討しているのですが、美容医療は魔法ではありません。
かかりつけの皮膚科では「色が白いから、美容皮膚科の治療で赤みがひどくなったり炎症後色素沈着が目立つリスクが高い」と言われています。
そもそも中年なので全ての回復が遅い事も地味に大ショックです。
だから考えに考え抜いて、攻めの成分(今回の場合レチノール)でも効果の低い化粧品を使ってみる事にしたのです。
毎日朝晩全身に使い続けて4ヶ月ぐらい経ちました。
ちょうど発疹が出始めた時に写真を撮っておいたので、さっき撮った写真と比較させてください。

※若干グロ注意画像が出ます!
(小さくしておきますね)




左が5ヶ月程前→右がつい先程です。
そんな酷くないですよ~と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
左はこの後すぐ発疹が広がって皮膚の綺麗な部分が全く無くなってしまったので、余りに気持ち悪すぎてそんな写真を撮ってないだけです。
撮った環境も全然違うのですが、どちらも敢えてのNO加工NO修正NO調整です。
よーく見ると痕はあるんですけど、すっっっごくマシになりましたよね。

ね?

ね?!


これは化粧品に効果があるから、というよりも
わたくしにちょうどいい強度のスキンケア化粧品を見付けられた
という事だと感じましたので、この記事を書いている次第です!
ご自分のお肌の現在の状態と製品の作用の強さとのバランスを考える事
はスキンケア製品選びのポイントになるのではないかと思います。

まあ今回の場合、化粧品ですので、毒にも薬にもなりませんので、
ためらわずに声出します。
あ、実際にわたくしが使った商品をお見せするだけですけどね。
Say, ちょうどいい~♪

って!!
これ前回、外箱の説明文を思いっきりディスってた化粧品ですよ!
そういえばこれって昔々、皮膚科で取り扱ってませんでしたか?
記憶違いでしたらすみません。
でも、いつの間にか小林製薬の取り扱いになっていて、そこから妙な売り方してますねルールを遵守して何も謳っていない事は確かです。
ですから公式サイトを見てもやっぱり意味不明なんですけど、一応貼っておきますね。

実物は、薬用せっけんミューズみたいな香りも色もついているし、大丈夫?!って感じなんですけど、入ってるんですよ、パルミチン酸レチノール

パルミチン酸レチノールとは
ビタミンA油とも呼ばれる、真皮組織のコラーゲンやエラスチンなどの生成を促進する成分です。
紫外線によるシワやくすみ、乾燥による小じわなど、加齢による肌トラブル防止製品に配合されます。

化粧品成分検定公式テキスト改訂新版参照

あと、ビサボロールが入っているのも好いなと思いました。

ビサボロールとは
自然界において主にジャーマンカモミールやラベンダーの精油中に存在する成分で、紅斑抑制による抗炎症作用・皮膚刺激緩和作用・防腐補助
があります。

化粧品成分オンライン参照

ちなみにわたくしは全身に使っているので大きいサイズ(しかも2本目!)ですが、基本的にオイルは、酸化を少しでも防ぐため、小さいサイズのものを購入する事をおすすめします。
そして、オイルでもレチノール入り化粧品でも、肌トラブルを防ぐため、使用開始したら日中の紫外線対策は万全にしてくださいね。
こういったちょっとした事の積み重ねも、お肌のためには良いのです。

あなたにも、わたくしにも、いつも、シンデレラのガラスの靴のように何もかもがちょうどいいスキンケア製品が見付かりますように☆


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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。

わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。