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特別な何かになろうとしなくていい。

今日はウィーンで、
お別れサッカーをしてきました。

ちえこが日本に帰る前に、
サッカーやろーぜ!!
といって、みんなが企画してくれた。


通りすがりの少年や男の人が、
「僕も混ぜてくれないー?」と、
途中から入ってくることも多い、
気さくな週末サッカーです。


写真のうち4人は、
わたしがウィーンに来たばっかりの、
9、10年前から知ってる仲間。

ずーっと、妹みたいに優しくしてくれました。
何かあれば、みんないつも力になってくれた。

だからみんなの歴史を知ってる。
みんなの歴代元カノも知ってる(笑)
わたしのウィーンのお兄ちゃん達です(笑)


ここ1週間くらい、
そんなにテンションが高くなかったわたし。


そんな中、
みんなに会っただけで、居心地がよくて、
久しぶりに芝生の上を犬みたいに駆け回りました。
(サッカーは初心者だけどスポーツは割と得意。)


「ちえこがいるからみんな集まるんだよー!」
「ちえこがいなくなったらマジで寂しい…。」
「ちえこ、またウィーンに来たら絶対に連絡しろよ!」


彼らは、
わたしがテンション低かったのを知らないし、
わたしを慰めようとしたわけでもない。

けど、ただいつも通りの対応に、
たくさん元気をもらいました。

本当に、ありがたいです。
みんな最高です。


わたしたちはよく、
誰かのために、何か特別なことをしなきゃ、
って思うことがあると思う。

特別な何かになろう、とする時がある。
好きな人のためなら、きっとなおさら。


でも、ただあなたという存在が、
誰かの癒しや助けになってることがあると思う。


自分でも気づかないうちに、
誰かに元気を与えてることがあると思う。


全然知らない人にでさえ、
道ですれ違ったときに笑いかけたその笑顔が、
誰かを喜ばせてるかもしれない。


だから、
なにが言いたいのかというと、

特別な何かになろうとしなくていい。
ってこと。


わたしたちは、スーパーマンじゃないから、
いつもいつも、かっこよくなくたっていいよね。


あなたのことが好きなのは、

頭がいいから?
頼りになるから?
いつも元気で明るいから?

そんなことじゃなくて、それ以前に、

ただそのまんまのあなたが、好き。
ただ、あなたの存在が、嬉しいんです。

そう思ってくれてる人が、いる。


だから、
自信がなくなっちゃったときや、
元気がなくなっちゃったときは、
思い出してほしい。


そのままの私でいいんだ。
って、自分自身を優しく認めてあげよう。


あなたが存在しているだけで、
世界のどこかの誰かが、喜んでる。
地球が、喜んでる。

特別なあなたが好きなんじゃない。


ただそこにいてくれるだけで、嬉しいし、
それが何よりの最高のことです。

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