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「言霊」の威力

 最近、仕事おわりに2駅分歩いて帰るのにハマっています。外の空気を楽しみながら帰宅することってすごく大事なことだなとつくづく思う今日このごろです。
 さて今回のテーマですが、「言霊」について書きたいと思います。スピリチュアルな感じもしますが、聞いたことのある言葉ではあるでしょう。なぜ言霊について扱うのか。僕自身が最近、言霊の凄さを肌で感じる出来事に多く遭遇しているので、記事のテーマとしました。1つ具体例を挙げると、前々から熱望していた経験をさせていただける機会をいただき、1つ夢が叶ったことです。昔からよく口に出していて、それを聞いていた周りの人々が僕に機会を与えてくださったというわけです。そういった意味でも、言霊の重要性を感じた次第です。最後までご覧いただければ幸いです。


言霊って?

 「ことだま」と読む言霊ですが、具体的にはどんなことを指すのか、ということから一緒に確認していきたいと思います。

 古代の日本において、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力のことを指しているそうです。具体的には、口にした言葉通りの結果を現す力があるとされたそうです。
 日本史の授業でも聞いたことがある言葉で、当時は何とも思っておらずスルーしていましたが、今はその威力ないしは凄さに圧倒されるほどには、力を信じています。


なぜ言霊が大事だと思うのか

 理由は2つあって、1つが自分の夢を口外することで言霊の力が働き、夢の実現可能性が高まっていくと思っているから。もう1つが自分が積極的に夢などを口外することで、それを聞いている周りの人たちにも言霊の力が伝播していくはずであると信じているから。というのが理由です。
 1つ目の理由に関して、言霊の意味が示す通り、口に出した言葉が現実のものになっていくということを考えると、夢や目標を積極的に口外していけばそれらも実現する。理論的にはそうなるでしょう。ですので言霊の力を借りて、夢や目標を実現していこうと個人的には思っています。
 2つ目の理由について、1人の人間が発した言葉は良くも悪くも、聞く人や周りにいる人々にも影響を与えていくと思っています。ネガティブな言葉を発すると本人はもちろんのこと、周りにいる人も不快な気分になるでしょう。逆にポジティブな言葉や夢を発していけば、周りの人々の気分も前向きになったり、さらにはその人たちの心の中にある夢の実現を手助けすることにもなるのではないかと思うのです。
 それらの理由ゆえ、言霊はかなり大事なのだと思っています。それでは次の章では具体的にやるべきことを話していきたいと思います。


なりたい姿や理想を口に出していくこと

 自分自身が思い描いている理想や夢を積極的に声に出していくことは今からするべき習慣だと思っています。スピリチュアル的に言えば、言霊の力が働いていくことがあるでしょう。しかし現実的な観点においても、夢や理想を口にすることで、それを耳にした人々が何か手助けをしてくれるかもしれないという可能性が生まれるでしょう。それゆえに夢や理想を積極的に口外していくことは非常に重要なのだと思うのです。
 自分の夢や理想を他人に伝えるのはどこか気が引けるし恥ずかしい、と思うことがあるかもしれません。しかし第三者の夢や理想を笑う人は自分の夢がないという証拠なのではないかと思います。むしろあるべき姿としては、お互いが夢を語り合い、シェアしていくことで夢へのモチベーションを高めていくことなのではないかと個人的には思います。ですので夢や理想は積極的に声に出していくことを強く推奨したいと思います。
 僕も思い描いている夢や理想を声に出すことを心がけています。僕の夢はたくさんあるのですが、数をしぼると2つあって、1つが自身の書籍を世に送り出すこと、2つ目がラジオ番組のパーソナリティをやることです。この2つに関しては死ぬまでにどうしても達成したい夢です。どちらにしても達成するまでのプロセスは複雑で険しい道のりかもしれませんが、必ず辿り着けると思っています。辿り着きたいと思います。声に出していくことで実現可能性を最大化していければと思っています。


おわりに

 私の考えだけではあまり説得力がないかもしれないので、著名人の言葉を引用したいと思います。

「自己の潜在意識を引き上げるというのも、広い意味でいうと言霊的ではあるのですが、僕の中での言霊の力は、言葉によって誰かの意識が変わり、それが何らかの形で自分にポジティブに跳ね返ってくる」 

(『メモの魔力』(前田裕二 幻冬舎)p.149より引用)

 ライブ配信アプリでおなじみ、SHOWROOM社長の前田裕二さんの著書『メモの魔力』における一節を引用しました。言葉によって意識が変わっていき、ポジティブなことが起こるようになるとのことです。

 さらに前田さんは、ネガティブなことを言ってはいけないという意識づけを行うという意味合いでも言霊の重要性を説いていました。

「自分の言葉が誰かの潜在意識に大きな影響を与える可能性、つまり言霊の力を考えると、ネガティブなことはなるべく言わないようにしよう、と思えるようになります。」
(『メモの魔力』(前田裕二 幻冬舎)p.150より引用)

 言葉がいかに重要で、ポジティブな言葉が大切かを改めて感じさせられました。皆さんもぜひ言霊の力を意識して、夢や理想を叶えていただけたらと思っています。

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