居酒屋・カフェの新業態のアイデア
こんばんは。株)八重コンサルティング代表の鈴木智恵です。
ここ数年は林業や木材産業向けにITコンサルタントのような仕事を中心にしていますが、元々いろんな業種・業態向けにコンサルタントをしてきました。ここではその経験から、日々降りてくるアイデアやシェアすると誰かの役に立ちそうな内容を発信しています。
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私は日々というか、四六時中というか、様々なビジネスアイデアを考える癖があります。街中を歩く時、本や新聞をめくる時、SNSを見たり人の話を聴く時など、常にお題やヒントをもらう感じで、今はまだ世の中にない、且つあったら素敵!と思う仕組みを妄想のが好きなんですね。時には妄想を膨らませて業務フローを描いたり、機能一覧を作ってみたり。20代の頃からそういう妄想癖があって、いろいろ想像していました。でもその多くは自分が実現するには向いてないもので、誰かに実現してもらえたらいいなという淡い期待を込めてこちらに投稿しました。
今回は飲食店向けのアイデアですが、異業種にも転用可能かもしれません。思いついたキッカケは北海道へ移住した直後に、よく「こんなお店があったらいいな~」と思っていたことで、コロナ禍の今となっては意外にニーズが出てきたと思います。もしかしたら一部ではもう実現されているのかもしれませんが、飲食店の方やシステム構築できる方、もしこの内容にピンときたら遠慮なくパクるなり参考にするなりして実現してください。
■ 概要
居酒屋やカフェの店舗内に個人~数名の個室のようなブースを設け、遠隔地の他店とオンライン接続(Zoomみたいなイメージ)して表情を見つつ会話ができるようにします。飲食代の決済は、別店舗の同一グループ内でまとめて行う事も、任意の金額配分で行う事も可能にします。
■ 思い付いたキッカケ
・東京から北海道へ移住した直後、東京の友人たちの飲み会に参加したいなぁと思ったこと。
・オフィスワークをしている時、よく電話で連絡を取り合うお客様がいて、その方が席にいるかどうかがパッと見えるといいなぁと思ったこと。
■ 背景
昨今Zoomを利用したオンライン飲み会やオンラインお茶会が人気です。ですが、自宅に家族がいたりして自分だけワイワイしづらかったり、あまり家族に話を聞かれたくないという人もいると思います。
■ ポイント①: 決済
決済をいいようにできること。「いいように」というのは、一緒のお店で普通に飲み会をした時、「いいよ、俺が払うよ」というパターンもありますし、若い人は少額・年長者が残りを払うみたいなケースもあります。店舗を跨いでもそれが可能だと素敵です。(消費税の納税地の問題などよく分かりませんが。)
■ポイント②:設備
設備は結構大事で、ディスプレイは結構大きいものがいいです。できれば等身大に近いくらいで映るような大きさがいいですね。そしてヘッドセットは絶対にNGです。同じテーブルにいるかのように錯覚させる設えや演出が必須です。
オンラインミーティングツールでも音質や画質が悪いと気になったり、会話が躓いたりします。それもある程度起きないように品質を上げる必要があります。ポイントは違和感なく話せることです。
■ ポイント③:カフェのケース
カフェの場合、スタバやドトールのように前払いのケースも多いのでその場合は各自決済でいいです。追加でお店は「1時間あたりX円」というようなブース使用料の課金もできます。
来店前に予め予約できると素敵ですね。一見、ネットカフェも似ている環境のように思えますが、ネットカフェより普通のカフェの方が格段に店舗へ入りやすいですし、飲み物や軽食が美味しいです。そして遠慮なく声を出して話せたり背後に適当なホワイトノイズがあるのがベストな環境と思います。そのあたりがネットカフェとの違いです。(ネットカフェにはもう10年以上入っていないので最近は事情が違ったらごめんなさい。)
■ ポイント④:参画できる店舗
思い付いた当初は東京と札幌で同じチェーン店があるので、その間での実現をイメージしていました。そうすると同じコース料理が頼めたり、同じ料理を食べることにより場の一体感が出ます。ただし、現在の状況下を勘案すると、チェーンではないどこの店舗でも同じネットワーク上でグループとして参加できる仕組みがあると、汎用性があって良いですね。
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ここまで読んでもらって言うのもアレですが、このアイデアが今時点で完璧だとは全く思わないです。条件に応じてカスタム・ブラッシュアップして行ってより良いものになると思います。また、ご自身のお仕事が飲食店でなくても何かヒントになるかもしれませんが、応用できるかもしれません。
いつも読んでくださってありがとうございます。 頂いたご支援は、アイデアの源泉となる情報や体験に使わせていただきます(^-^)