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カジュアル着物愛好家&ライター・さない ちえ
2024年6月6日 01:02
浴衣というと、現在は花火大会や夏祭りに着て行くカジュアルなお出かけ着というイメージが強いかもしれません。けれども、そんなイメージが定着したのは戦後のこと。明治時代から昭和にかけては主に部屋着や寝巻のイメージが強く、さらに遡って江戸時代以前においてはお風呂上がりに着用するバスローブのようなものでした。しかも、江戸時代の浴衣の用途は豊富で、最終的にリサイクルされて洗濯洗剤にまでなっていたという