夢は持ち続けること
Kindleで本を出版しました。2月に行ったアラスカの体験をまとめたシンプルなものです。
本を読むことや、文を書くことが好きだった私は、小さな頃「自分の書いた本を作ってみたいな」と思っていました。でもこの夢は、大人になるにつれて、いつのまにか忘れていた夢でした。
実は、退職前に作った「やりたいことリスト」の中にも「本を出版する」を入れていました。ふと小さな頃の気持ちを思い出したのです。
でも「これは叶うかなぁ…」と思っていたこと。
ところが、予想に反して叶ったのです。電子書籍の存在が、出版のハードルを下げてくれました。
「紙の本」ではないけれど、「紙」か「電子」かは、「出版する」という夢をかなえるための手段。新しい方法があってそれで夢が叶うなら、ここにこだわる必要はないのです。
原稿はほぼスマホで作成。特別な機材は必要ありません。PCを使ったのは画像の差し込みと、Kindleに原稿を出すときだけ。
パソコンに詳しい人なら、ネット上にセルフ出版の方法がまとめられているので自己負担額ゼロ円です。(私は全くの無知だったので、編集をしている方にご指導をお願いしました。)
知らないだけで本当は「やりたいことを叶える方法」はたくさんあるんだと思いました。
日々、技術や知識、考え方、様々なことで新しい価値があちこちで生まれていて、常識が驚くべき速さで変わっているんだなとも思います。
きっと、私と同じように誰もが「やってみたい」「こんなふうになるといい」「こんな生き方がしたい」と思っていることがあると思います。
でもその方法を知らないから、いつの間にか諦めてしまう。自分には無理だよなぁと、いつの間にか自分の理想や憧れを忘れてしまう。
実際に私がそうでした。本の出版はもうずっと昔に思っていたことで、電子書籍を初めて読んだときも、出版関係の仕事をしている人と話をしたときですら、自分の出版とは結びつかなかったのです。
こんな私でも、ひとつ小さな夢を叶えることができました。だから、どうか夢は持ち続けてほしいなぁと思います。大人になっても、忙しくても、「こんなことしたいな」「やってみたいな」という夢のカケラは、心の片隅で、思い出してくれるのをきっと待っていると思います。
そして、日々、世界は新しい価値が生まれています。
夢を持ち続けてさえいれば、夢と必要な価値が結びつく瞬間が訪れると私は思っています。
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なお、私の作品はこちら。(300円です)
Kindleの無料アプリがあればスマホでもPCでも閲覧可能です。
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公務員を辞めてアラスカに行ってきました
~小さな発見を楽しむアラスカ旅の記録~
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