進化する学生の視点に寄り添う「オススメ本」はこれ!
今を生きている学生を見ていると、本当に大変だなと思います。今までのような「人生のレール」「幸せの形」が崩れ、自分でレールを敷き、幸せを探さなければならない。でもAIや技術の進歩で将来どうなるか予想がつかない。そんな中、自分のやりたいことや幸せを自分で考え、たくましく生きて行くために、私が読んだ本の中からおすすめの本を紹介します。
辛い時に読む本
ヨシタケシンスケの本
ざっくりですが。『このあとどうしちゃおう』『メメンとモリ』「ころべば
いいのに』などが個人的なおすすめ。人生でぶち当たる壁や、どうしようもない感情に「そう考えればいいのか!」というヒントを与えてくれます。
学校に行きたくない君へ
学校が辛いな、と思った時に読むといい本です。日本の学校って、なんか辛いよね。モンゴルとかインドネシアとか、学校楽しそうだったもんな…
おうち性教育
なかなか人に聞きにくい、でも悩みが尽きない自分の体や心について、マンガやイラストを交えてわかりやすく知ることができます。今の性教育、親世代の内容とはかなり違います。まずは自分でアップデートしてほしい。そして、子どもたちより親世代や大人に読んでもらいたい本です。
世界を広げたい時
続 窓際のトットちゃん
戦争とか平和とか、なんだろう?ということを、トットちゃんの視点で追体験できます。戦争は悲惨だけど、人々はその中をしたたかに、強く生きていました。「戦争は悲しい」で終わらせない本です。
正しいパンツのたたみ方
ジュニア新書?パンツ?と侮るなかれ。わかりやすいことばで、真意をついてきます。生きる力について理解できる本。
これ以外にも、ジュニア新書や「13歳の〜」などのシリーズは、わかりやすい表現で書かれており、おすすめです。大人も読み応えあり。
少女神第9号
私が中学校の時に読んで衝撃を受けた本。世界の色々なところに住んでいる、いろいろな境遇の子どもたちについてのショートストーリー。お母さんが二人いたっていいじゃない、という考えを持っているのはこの本がきっかけ。
見えるとか、見えないとか
ヨシタケシンスケの本。目が見えない人のことを、作者なりに表しています。元になった本も読みましたが、絵本は非常にわかりやすく作られています。「障害者」について考えさせられる本。
成長したい時に読む本
野村の流儀
人間として成長するために、元阪神や楽天(野球の球団ね)で監督を務めた野村さんの考え方の本。私は野球が好きなのでこの本がよかったですが、自分が好きなスポーツや有名人の本もいいと思います。
バッタを倒しにアフリカへ
こういう生き方もあるんだ!と思える本。アフリカの地で、日本ではお金にならないバッタの研究を、個性的な人々と行う研究者の記録。わかりやすい筆致で楽しく読めます。
きみのお金は誰のため
小説形式で、わかりやすくお金について教えてくれます。目から鱗。一度読んでおくと、大きな意味での社会の仕組みがつかめます。
本に居場所があるよ
上にも書きましたが、日本の学校ってなかなか生きづらい。大人になっても、生きづらいことがある。SNSもいいですが、双方向である以上、疲れてしまうこともあります。本はそこにあって、SNSのように変化することがないし、自分宛のコメントも来ません。あなたを肯定も否定もしない本は、居場所になるかもしれません。
私も学校が楽しくない時は、自分の席で本を読んでいました。本を読んでいれば誰も話しかけてこないし、そこが安全な自分の居場所になりました。どんな内容であれ、本を読んでいて怒る大人はいません(話を聞かない時は別ね)。高校生の時、教室で村上春樹のきわどいやつとか読んでたんだけどなぁ…笑
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