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保育園での娘のマークと、ひらがなが読めるようになること

年度が明けて、営業日で3日がたちました。夫とわたしは、仕事を取り巻く環境に何の変化もなく、平常運転です。乳児組から幼児組に切り替わったひよこの保育園生活も、部屋も先生も過ごし方も変わることに身構えていましたが、おおむね穏やかに移行できた模様。

制服類や用品類への名前つけが、「進級」どころか「入園」ばりに大量だったのが、1番のハプニングでした。まさか、大人の片手サイズの箱に、積み木が42個も入っていたとは!年度末の先月30日・31日の朝にnoteを書けなかったのは、ぺったんぺったん、ひたすら積み木1つ1つに、名前ハンコとひまわりハンコを押していたせいです。手首が痛くなるし、思わぬ時間泥棒に遭いました。

保育園では、子どもたち1人1人にマークが割り当てられています。字が読めない子も、「わたしの」「○○ちゃん/くんの」とわかるように。マークは、入園から卒園まで持ち上がりで、ひよこ印は、ひまわり。絵本や日々の生活で、ひまわりを見かけると「おもーりひよちゃんの、ひまわり!」と目ざとくチェックします。いちごやバナナ、船やゾウにも、「○○ちゃん/くんの!」と、クラス全員分おぼえていて。マークを共通言語にするこのシステム、判別するだけじゃなくて、モノとお友だちにも愛着がわいて、すごくいいですね。

イマドキは、年少さんから通信教育とかあって、某社に資料請求をしたら、年少1年間のメインは、「ひらがなを読めるようになること」と「鉛筆の持ちかた」でした。ひよこは頑ななところがあり、わたしは誘導がヘタなので、「やる気スイッチ待ちだな」と、申し込まなかったのですが、そうか、ひらがなか。年少さんで、文字の世界にこんにちは、なのか。

ひらがなが読めるようになったら、もうマークいらずですね。成長が、うれしくもあり、少し、かなしくもあり。耳コピもそうだけど、いま目の前にある子どもの言うこと為すことは、もう少ししたら見られなくなってしまうかもしれない。できるだけ、記憶と記録に留めておきたいです。

「・・・『哀しい』ってね、身にしみていとしい、という意味があるのよ」

朝倉かすみ「深夜零時に鐘が鳴る」

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