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操縦する暮らし

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#暮らし

案ずるより煮るが易し、なタオルの煮洗い

先日の楽天お買い物マラソンで、ホーローの洗面器を買いました。「タオルの煮洗い」ってやつをしてみたかったからです。ほんとうは、おしゃれな野田琺瑯の小たらいが欲しかったけれど、3,700円の値札の前に立ちすくみました。そんなに使用頻度高くならないだろうものに漱石4人出動か……それなら、タッパーの方が使いでがあるからそっちが欲しいなぁ、とかぐるぐる考えちゃって。「いやいや、ちゃうでしょ。煮洗いがしたいんでしょ、自分!」と我に返り、そうしたら、1,000円ちょっとのこの洗面器に出会え

型をつくる、はまる、積み重ねる

朝ごはんは、パン2種類(食パン&何か)と、ヨーグルト/チーズと、果物1種類と、前の晩の残り物のスープと、コーヒー/紅茶。お弁当は、お肉な主菜と、たまご1品と、野菜1品と、彩りにサニーレタス&ミニトマト。夫弁当には、これに、前の晩の残り物のスープをプラス。 ミニマリストの「私服の制服化」はできる気がしないけれど、朝ごはんとお弁当は、完全に定食化しています。晩ごはんも、一汁二~三菜、平日の主菜は月曜日は鶏肉/水曜日は魚/火・木・金曜日は豚肉か牛肉、というところまでは定番化。毎日

ベランダ、はじめました

今年もやってきました、ベランダシーズン。何度か書いている通り、我が家は、公園に面しています。ここの並びの家の子が遊び、散歩中の犬を連れたひとが立ち寄るくらいの、こじんまりとした公園です。それでいながら、大きなクスノキや立派な桜の木が植わっていて、我が家のベランダから臨むとこんな感じ。 素晴らしきかな、借景。電線が横切っているのが玉にキズですが、ここはロンドンでもパリでも芦屋でもないから、致し方ないです。小鳥がとまり、チッチと歌う姿を間近に見るためのコードと思えば、まずまずと

わたしはボタン付けができない

ヘッダーの写真でひよこが着ているワンピースとかぼちゃパンツは、夫のお母さんが去年の夏に作ってくださったものです。すっかり、つんつるてん!ワンピースはもはやチュニックだし、かぼちゃパンツは太もも部分のゴムがきつくなって抜いてもらったし。ずんずん成長していく様子は、我が子ながら、見ていて気持ちがいいですね。 ここ1週間、Facebookのタイムラインには、「子どもの入園(入学)式でした~」「園グッズ、なんとか縫い終えました~」の慶びが連なっています。おしゃれな子がこしらえたモノ

わっぱ弁当、修行中

花びらがさらさら舞うのも綺麗だけど、花ごと、竹とんぼのようにくるくる回りながら落ち行くのも、またいいですね、桜。2016春、わたしは、わっぱ弁当と、Instagram(ここに居ます)をはじめました。 お弁当を作ること自体は、結婚以来、平日週3~4のペースでやっていて、なんだかんだで、歴7年半。おかずづくりは手慣れたものだけれど、構成や詰め方は、へっぽこです。3品あって、色合いも3色以上ならいいやー、くらい。夫は営業車でひとりで食べるので、「妻の沽券が…!」とならないのも、上

家庭内ダイバーシティ

お隣さん家は、よく、ご自宅の駐車場でホームパーティーをされています。車1台分のスペースだけど、玄関を出て3歩で公園で、並びの家以外の車の往来もないので、ぜんぜん狭くるしくなくて。しかも、我が家と同じ間取りで、リビングを真上に構える駐車場なのだけど、角地だから、日差しが入って明るい。うららかな先週の土曜日、例によって、お花見パーティーが開催されていました。パーティー一味の子どもたちに交じって、ひよこも公園で遊んでいたので、わたしも、缶ビール3本分、お邪魔させていただきました。

姫路名物 アーモンドトースト

姫路が実家の後輩は「食べたことないです!」と言うし、わたしはテレビの流行に疎いので知らなかったけど、美味しいです、姫路名物・アーモンドトースト。いくつかのアーモンドバターを食べた中で、大陸というお店のが一番好き。アーモンドのぶつぶつ感と、カリカリ感と、甘さと、主張しすぎない匂いが。なかなか姫路まで足を運ぶ機会はないけれど、夫の実家近くに取り扱ってるお店があるので、2~3ヶ月に1つのペースで買っています。賞味期限まで間がないので、開けたら10日間くらいは、アーモンドトーストマラ

機嫌よく、気前よく

新年度に向けて保育園に提出するシートに、「家庭での教育方針(育児だったかも)」を書く欄があって、手が止まってしまいました。そんな大志、抱いていませんもの。はてさて。べつに、これで何か試されるわけじゃないので、ささっと「やさしい心を育む」とか「自分のことは自分でする」とか書けばいいのだろうけど、何を以って「むむ、おぬし、”やさしい心”を持っておるな」と判定するのか難しいし。夫婦喧嘩でわたしがストライキしても意地でも茶碗を洗わない夫と、「今年こそ、車の運転できるようになるねん!」

やいのやいの言わない

こういった細かいことで、既成事実が積み重なっていくようにも思う。先日は、炊飯器を彼女が買いたいと言った。 森博嗣「銀河不動産の超越」 ひよこが通う保育園は、幼児組になると制服があります。先日、お迎えついでに採寸&注文したら、体操服にランドセルに靴やらなんやら、〆て税込40,000円超。保育園用の私服を用意しなくてよくなるわけだから、夏冬×3年=6シーズン分とすると割高でもないんですが、とはいえ、一気に諭吉4人出動はちょっと身構えます。ヘアビューロンストレート買えるなー、と

家もメイク道具も、無水エタノール

僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって くるり「ハイウェイ」 わたしの掃除の三種の神器は、ダスキンのモップ、マキタの充電式クリーナー、そして、無水エタノールと水で作るアルコールスプレーです。次点は、ルンバ。お世話になっているものの、3階建ての2階でしか活用できていないので。 アルコールスプレー、簡単に自作できるし、めっちゃ便利ですよ。台所まわりも、床も、窓も、トイレも、これ1本。○○用洗剤を揃えると場所を取るから、エコ洗剤に興味はあれど、重曹やクエン酸は舞い散る粉の

毎日、同じ時間にnoteを書きたいので

脳は、現実に起きていることと強く想像していることを、はっきり区別できない。 何処かの誰か 平日、7:45にひよこと家を出るためには、7:30には身支度をはじめ(させ)ないとバタバタするし、そのためには、7:00から朝ごはんを、6:15から台所しごと&ひよこ応対を、6:00から連絡ノート書きを、がドンドンドンとマイルストーンになるのですが、なかなかどうして、その前段のnote投稿が6:00を過ぎがちになってきました。起きるのは、変わらず4:00でも。(今日は寝坊して5:00

明日、わたしが居なくてもいいように

自分ひとりいなくても仕事は回るのよ 自分の代わりなんていくらでもいるわよ それが会社よ おかざき真理「サプリ」 昨日は、いつも6時半過ぎに起きるひよこが5時半にリビングに下りてきて、ソファーでわたしに抱っこされて二度寝についたので、PCではなくスマホでnoteをしたためました。noteはUIがいいから、読むのはむしろスマホの方が勝手よく思えるけど、テキストを書くのは、わたしは圧倒的にPC派だな、とあらためて思いました。UIうんぬんではなく、「わたくしごと」によって。 こ

バルミューダ ザ・トースターがやってきた

「普段何食べて生活しているんですか」は何のための質問なのか。「バーボンのロックをダブルで」などが正解に近い気がするが、わたしはそんなにハードボイルドな生活をしていないし、ここで嘘をつく意味も分からない。 狗飼恭子「ロビンソン病」 我が家の朝ごはんの主食は、よほどのことがない限り、パンです。わたしとひよこは食パン+α(フランスパンとかぶどうパンとか)、夫はαだけが多く、毎週末、近所の数店のパン屋さんをハシゴして、1週間分を買い溜めます。すぐに食べない分は、その日のうちに切り

余白を埋める夫と、共存共栄するために

その人のセンスというのは、その人の育ちとか見てきたものだからどうしようもない。 北川悦吏子「ぼくらがドラマを作る理由」 昨日書いたように、わたしは余白を「つくる」ことに意識が向きます。かたや、夫にとっては、余白は「ある」ものであり、「埋める」対象にすぎません。外資メーカーの営業職なだけあって(?)、心身がタフなのです。そりゃあ、誰かが片づけてくれたらラッキーだけど、とっ散らかってるくらいでイライラするなんて、ないわー。という感じのようです。 ヘッダーの写真は、台所の