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【選挙ウォッチャー】 文京区長選2019・分析レポート。

残念ながら、文京区長選はほとんど取材ができておりませんので、各候補の主張をまとめるとともに、先日、立憲民主党を支持するオバサンたちとSNSでモメることになりましたので、こうした雑感についてまとめておきたいと思います。割とどうでもいい話ではあるので、あんまり面白くはないかもしれませんが、僕の備忘録として100円レポートの中で書いておこうと思います。

成沢 広修 53 現 自民・公明推薦
小竹 紘子 77 新 共産推薦

文京区長選は、選挙をやる前から結果がわかっているような選挙になっていました。どこにでもある「自民・公明推薦の現職vs共産党の新人」という構図になっており、小竹紘子さんは御年77歳。「人生百年時代」とは言ったものですが、それでも77歳は多くの政治家が引退を考える年齢です。北区長が84歳だったことを考えれば楽勝かもしれませんが、そこそこ高齢であるということはあまりプラスに働きません。年齢的に不利だと思いますが、それしかタマがなかったのでしょうか。


■ 成沢広修候補の主張

成沢広修さんは、1991年から文京区議になり、以後、4期連続当選。3期目以降は民主党の公認を受け、2007年に文京区長選に立候補し、見事に初当選。当時から自民・公明・民主党の推薦を受けており、与野党相乗りで推薦なので、めちゃくちゃ強いです。文京区は男性職員の育児休暇取得率が低いため、取得の促進を目的に2010年4月から2週間にわたって育児休暇を取ったことで知られています。選挙の公約として7つの政策的課題に向けた取り組みというものを発表しており、①災害等から区民の生命と財産を守る、②子どもたちに輝く未来を、③健康で安心な生活基盤作り、④活力と魅力あふれる街の創造、⑤文化的で豊かな共生社会の実現、⑥都市環境の保全の推進、⑦持続可能な行財政運営。児童相談所を開設する準備に取り組み、育児室待機児童ゼロ、放課後全児童向け事業を小学校全校で実施、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん検診の無料実施なども掲げています。


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