【選挙ウォッチャー】 日本維新の会代表選2022・分析レポート。
8月14日告示、8月27日投開票で、「日本維新の会」の初めての代表選が行われました。「日本維新の会」が結党されて10年、これまでずっと松井一郎代表が維新のメンバーによって選任され続けてきたため、一度も代表選が行われたことがなく、「日本共産党」や「れいわ新選組」のことをちっとも批判できたものではない政党だったということになります。
今年の参院選の直後に松井一郎代表が辞任を発表したため、このたび初めて代表選が行われることになり、初めて民主主義の国政政党の仲間入りを果たすことになったわけですが、ぶっちゃけ、選挙をやる前から結果が決まっていることもあり、世間の関心を集めることはできませんでした。
日本維新の会をまったく支持していない人たちから見ると、メンツを見た瞬間に、ウンコのニオイしか漂ってこないため、「誰が代表になっても維新は維新」という感想しか思い浮かばず、まともな国政政党として蘇る可能性が0%。僕と長澤まさみちゃんが明日から付き合い始める確率に等しく、皆さんのリアクションもまた同じです。「あー、無理無理無理!」。
熱心なイシンジャー以外は冷ややかに見守るだけの代表選になってしまったため、イシンジャーとN国信者からはバチボコに嫌われている僕のレポートを、一体、誰が買うんだという話になってしまい、何のために書いているやらです。一応、歴史として残しておこうと思っています。
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