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【選挙ウォッチャー】 衆院補選2023・和歌山1区レポート。

 4月11日告示、4月23日投票で、衆院補選が行われました。
 和歌山1区で衆院補選が行われることになった理由は、和歌山1区選出の岸本周平さんが和歌山県知事選に立候補し、見事に当選したからです。その岸本周平さんが持っていた椅子をめぐり、自民党から門博文さん、日本維新の会から林佑美さんが立候補し、他に共産党や政治家女子48党のクソが立候補してきましたが、「自民vs維新」による事実上の一騎打ちとなっていました。

門 博文  57 元 自民党(公明推薦)
林 佑美  41 新 日本維新の会
国重 秀明 62 新 日本共産党(社民支持)
山本 貴平 48 新 政治家女子48党

 この和歌山1区のレポートは、あまりに「事件」が多すぎて、語らなければならないことがたくさんあります。日本維新の会が勝ってしまったという衝撃的な結果もさることながら、門博文さんの応援に入った岸田文雄総理に対して爆弾が投げ込まれる事件が起こったからです。
 2022年の参院選では、統一教会に対して相当な恨みを持っていた山上徹也容疑者が、お手製の銃で安倍晋三を殺害するという事件が起こってしまいましたが、まさに「模倣犯」とも言えるような爆弾男が現れ、今度は岸田文雄総理を殺害しようとしたのです。こちらは山上徹也容疑者のように動機などが明らかになっておらず、「統一教会に人生をメチャクチャにされていた」という背景がある山上徹也容疑者の場合には、まだ犯行動機に一定の理解ができようものですが、今回の事件に関しては、さっぱり動機が分からない上に同情の余地も無さそうであり、日本の治安が非常に悪いものになっているのではないかと危惧されます。暴力でしか変えられない世の中にしないためにも、国民が選挙で世の中を変える習慣をつけなければなりません。


■ 和歌山1区・選挙ボード解説動画


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