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【選挙ウォッチャー】 松伏町長選2021・分析レポート。

めちゃくちゃ地味すぎます。5月11日告示、5月16日投開票で、埼玉県の松伏町長選が行われました。立候補したのは、現職の鈴木勝さんと、新人の鈴木勉さんの2人です。どちらも「鈴木」なので、「勝」が勝つのか、それとも「勉」が勝つのかということになります。松伏町の人口は約3万人弱ということで、野田市や春日部市に近いこともあって、不便な東京のベッドタウン的な場所となっております。聞いたことのないような町ではありますが、意外と住んでいる人が多いというのが特徴です。

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鈴木 勝 66 現 2期目を目指す
鈴木 勉 65 新 元町議

昨日は「自民vs立憲&維新」という特殊な構図になっていた茨城県の河内町長選のレポートをお届けしましたが、埼玉県松伏町は「無所属vs無所属」という地味すぎる戦いになっています。なので、このレポートはかなり地味です。なので、今回は無料部分で新型コロナウイルスの最新情報もお届けしておこうと思います。


■ 7月末までに高齢者にワクチン接種できるのか

松伏町の話は、この後の有料部分の所で話をするのですが、人口3万人ほどの松伏町に限っては、実はワクチン接種の計画が順調に進んでいます。これは町長が「無能な人ではないから」ということになろうかと思いますが、アホが市長や町長をやっている所はだいたい混乱しています。そんな中、小川洋知事が病気療養に専念するために引退し、服部誠太郎さんが引き継いだわけなのですが、新たに誕生した服部誠太郎知事が極めて無能で、新型コロナウイルスについて、ほとんど何も考えていないアホだということもあり、福岡県は今、医療従事者にすら25%しかワクチンが行き届いていないという地獄が広がっています。西日本新聞が伝えたところによると、移送の手配を任せられたのは福岡市の広告代理店だといい、こいつらが全然まともな仕事をしないせいで、手配の業務が全然追いつかず、ワクチンの行き場が決まらないままになり、医療従事者の4分の3がワクチンを打てないままだというのです。ワクチンはあるのにワクチンを打てない。こんなマヌケな話があったものではありませんが、委託した業者が無能すぎるため、県で仕事を引き取って、必要なワクチン量や接種日をFAXで連絡し、移送してもらう手順に切り替えたというのです。結局、FAXです。これから高齢者に対するワクチン接種が始まるのですが、その接種する側の医師がワクチンを打てていないという本末転倒なことが起こり、仮に今からワクチンを打っても抗体を得るまでに最低でも5週間、現実的には2ヶ月ぐらいかかるわけで、こんなことでは7月末までに希望する高齢者全員にワクチンを打つなんて無理に決まっているのです。これが今、日本で起こっていることなのです。


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