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【選挙ウォッチャー】 新型コロナウイルス・最新情報(#106)。

おかげさまで、1月20日に発売された「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」は、尊師・立花孝志に懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の重たい判決が下され、Twitterのトレンドになったこともあり、順調に売れております。本の内容には自信を持っているので、これから本を読んでくださった方々のリアクションがあると、もっと売れてくるのではないかと思っています。

巣籠もり需要もあって、Netflixが過去最高益を記録しているそうですが、この本も巣籠もりにはピッタリです。これまでのN国党がやらかしてきた悪行の数々に加え、現在、N国党が抱えている疑惑について、しっかり追及していますので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。そういえば、「NHK受信料を支払わない国民を守る党」に改名されたそうなので、これまで通りに「N国党」と呼べるようになりました。立花孝志が「NHK党」という略称にこだわる謎についても第1章で考察しております。多くのN国信者たちの洗脳が解けるといいと思います。さて、今日も新型コロナウイルスの最新情報をまとめてまいります。


■ 柏のPCR検査センターは2日先なら行ける

大変ありがたいことに、全国に「PCR検査センター」を展開する「木下グループ」さんが柏駅西口店なるものを作ってくれまして、柏市に住んでいる僕は、とっても感動しました。最近はいろんな所でPCR検査や抗原検査ができるようになっていますが、僕はその中でも「木下グループ」の検査やロジの体制を信頼しており、さっそく常連です。ただ、これだけオミクロン株が流行するようになると、千葉県民は無料ということもあって、千葉県中から検査に来るようになって、1週間先の予約を取るにも苦労する状態になるのは時間の問題だと思っています。今日の時点では2日先の予約ならギリギリで取れるという感じです。

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それで、毎日セコセコと僕の発言にいちいちイチャモンをつけて回っているオッサンが、「柏市にこだわらなくても近隣地域に無料PCRセンターはあるやろ!」と言っていますが、歩いて行ける所で無料のPCR検査を受けられるのです。申し訳ないけど、最高の環境です。お隣の松戸には、僕の友達や知り合いがたくさん住んでいますけど、PCR検査センターは柏にあるのです。鼻高々です。薬局の「ウェルシア」などでもPCR検査は受けられますが、結局は木下グループの検査とロジを使っているようで、検査させてもらえる量には限りがあるので、ほとんど検査ができません。それと、僕は木下グループのアカウントからフォローしてもらっています。選ばれし常連客です。

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とうとう「維新やN国党を批判したあげく、今度はPCR検査まで批判している!」と言い出していますが、PCR検査のことも、木下グループのことも、まったく批判していません。感染者が増えればPCR検査をしたい人がたくさんいるのは当たり前で、予約が取れなくなってしまうのも当たり前です。そして、情弱なので「キットを買えばいいだけ」と言っていますが、PCR検査と抗原定性検査キットでは、精度がまったく違います。圧倒的にPCR検査の方が信頼できるので、よほど症状があって新型コロナウイルスに感染しているのではないかと疑われ、PCR検査ができない時には検査キットも有効だと思いますが、無症状で確認のためにする場合にはPCR検査です。ただ、これも本当に必要な人に1回でも多くやってもらった方がいいと思うので、しばらく家の外に出ることもないことを考えると、せっかく柏にPCR検査センターを作ってもらっても、これからは行かないかもしれません。理由はほとんど感染リスクがないからです。ちなみに、これから立花孝志やN国党関連で支払う弁護士費用をクラウドファンディングで募集することになりますが、「グラウンド」と言っていますので、デタラメな言葉を喋っているのはどっちなんだという話です。


■ ワクチン2回接種と3回接種の入院リスク

アメリカのCDCは、新型コロナウイルスに関する3つの大規模な研究結果を発表し、3回目のブースター接種が入院リスクをどれくらい避けるのかを分析しました。

3回目のブースター接種の入院回避有効率:90%
3回目のブースター接種で救急診療回避の有効率:82%
2回目接種から半年以上経った場合の救急診療回避の有効性:38%

3回目のブースター接種を受けた人の感染は10万人中149人、2回目の接種までで留まる人の感染は10万人中255人ということで、ある程度は感染を回避する効果も期待できるということです。ただし、今すぐに打てる医療従事者や高齢者はともかく、我々のような一般人はオミクロン株が収束した頃にワクチンを打つことになるため、それなら第7波を見越して3本目を打つという手段もあると思うので、タイミングを考えてもいいのではないかと思います。いずれにしても、一般の僕たちはオミクロン株の流行期に3本目のブースター接種をできないので、とにかく感染を避けるしかないと思うのです。


■ 子どもの休園や休校を考えるべきである

残念ながら、これだけ新型コロナウイルスが蔓延することになっても、政府の対応は非常に遅いため、感染リスクの高い子どもの休園や休校は、自分たちで考えなければなりません。子どもを預けて働かなければならない環境にある方は仕方がないとして、そうでない人は学校を休ませた方が良いところまで来ているというのが、僕が考えているところです。もっとも、僕の考えを参考にする人はほとんどいないかもしれませんが、全国のニュースをほぼ毎日チェックしている者としては、最近、児童施設や小中学校での感染がかなり増えており、部活動での感染から教室での感染に移行し始めており、授業そのものがリスクになっていると考えます。例えば、感染の少ない岩手県の学校でも子どもを休ませるべきかということには議論の余地があろうかと思いますが、新規感染者数が10万人あたり100人を超えているような自治体では、学校が危険になりつつあります。例えば、埼玉県の公立学校では173校が学級閉鎖や学年閉鎖に追い込まれています。内訳は、学級閉鎖が小学校57校、中学校40校、高校35校、特別支援学校2校。学年閉鎖は小学校16校、中学校11校、高校9校、特別支援学校2校です。学校閉鎖になっているのは、小学校5校、中学校5校、高校1校。これからますます感染者数が増えますので、学校のリスクはさらに高くなります。特に、ワクチンを接種できていない子どもも多いと思いますので、重症化リスクの低減を期待できません。そういう観点からも、まずは子どもを守る行動が大切ではないかと思います。


■ 全国の感染状況まとめ(1月22日版)

全国47都道府県の新規感染者数と主なトピックスを1行で紹介します。スマホでご覧いただいている方は2行以上になっているかもしれませんが、なるべく短い文章で完結に状況をまとめております。

北海道:1605人。4日連続の千人超え。札幌907人。
青森県:277人。人口10万人あたりの新規感染者数105.40。
岩手県:35人。今年最多更新。保育園児2人の感染を確認している。
宮城県:253人。仙台市170人。国家公務施設で43人が感染。
秋田県:87人。過去最多更新。秋田市40人。大舘管内14人。
山形県:85人。2日連続で過去最多。この状況で新年会をする会社も。
福島県:119人。3日連続で100人超え。いわき市の児童施設で感染。
茨城県:641人。4日連続で過去最多更新。湊線の延伸工事を延期。
栃木県:492人。人口10万人あたりの新規感染者数119.15。
群馬県:709人。5日連続で過去最多。ワクチン接種率1位に意味なし。
埼玉県:2695人。児童施設から高齢者施設まで幅広くクラスター発生。
千葉県:2296人。2日連続最多。千葉市と船橋市で80代男性死亡。
東京都:1万1227人。初の1万人超え。病床使用率34.3%。
神奈川:3408人。相模原市と川崎市の60代~80代男女4人死亡。
新潟県:494人。過去最多更新。保育園や小学校などで多くの感染者。
富山県:132人。部活動や学生寮で新たに3例のクラスター発生。
石川県:263人。過去最多更新。1歳未満の女性1人も感染を確認。
福井県:106人。初めてCOCOAの通知で感染が判明する人が出た。
山梨県:202人。過去最多更新。県認証カラオケ店で18人が感染。
長野県:441人。長野市102人、松本市95人。すべて過去最多更新。
岐阜県:539人。無料検査を2月末まで延長することを決定。
静岡県:1162人。静岡市248人。過去最多更新。浜松市236人。
愛知県:3457人。過去最多。名古屋市1661人、豊橋市193人。
三重県:369人。今年最多。1人死亡。四日市市71人、津市65人。
滋賀県:701人。過去最多更新。20日の最多462人を大幅に上回る。
京都府:1533人。5日連続で過去最多更新。救急搬送困難事案が多発。
大阪府:7375人。2日連続で過去最多。2人死亡。重症者5人増。
兵庫県:2727人。西宮市の市立高校や大学でクラスター発生。
奈良県:499人。重症病床使用率21%、軽症・中等症病床57%。
和歌山:323人。過去最多更新。田辺市や御坊市で過去最多の感染者。
鳥取県:98人。過去最多更新。米子管内67人、倉吉管内17人。
島根県:158人。松江市の中学校や福祉施設でクラスターが発生。
岡山県:565人。2日連続過去最多。高校や高齢者施設などで集団感染。
広島県:1585人。過去最多。マンボウの期限延長を週明けに要請へ。
山口県:340人。過去最多。1人死亡。下関市87人、岩国市52人。
徳島県:80人。過去最多。小中高の児童生徒が多く感染する傾向に。
香川県:188人。過去最多。高松市79人、丸亀市が44人など。
愛媛県:309人。松山市で10万人あたりの新規感染者164.21。
高知県:99人。実効再生産数2.57で、感染速度は先週と変わらず。
福岡県:2833人。5日連続最多。福岡市1311人、北九州513人。
佐賀県:293人。県内各地の保育園や小学校でクラスターが発生。
長崎県:493人。5日連続最多。佐世保市164人、長崎市155人。
熊本県:773人。過去最多更新。高校2校など3件のクラスター確認。
大分県:332人。過去最多更新。大分市154人、別府市75人。
宮崎県:319人。過去最多更新。宮崎市120人、都城市70人。
鹿児島:370人。過去最多更新。直近1週間の陽性率は15.2%。
沖縄県:1313人。第6波で初の死者。ピークアウトの兆しか。

31都府県で過去最多を更新し、暫定値で5万4581人となりました。初めて5万人を超え、子どもたちの感染が深刻です。仙台市の保育施設では11人が感染していました。


■ 東京都の新規感染者の年代構成

皆さんもビックリしたと思いますが、今日の東京都の新規感染者数は1万人を超え、1万1227人となりました。どの年代がどれくらい感染しているのかを円グラフで表すと、以下のようになります。

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10代以下と20代で半分を構成しており、65歳以上の人は全体の1割にも満たない数字です。若者ほど感染していることがわかりますので、これは若者が感染しやすいウイルスである、もしくは、若者ほど「オミクロン株は軽症で済む」と考えているということになろうかと思います。なお、ワクチンを2回接種済が5016人、ワクチンを一度も受けていない人が2969人となっており、東京にはワクチンを打っていない人の方が少ないことを考えると、感染率が高いと言えます。病床使用率は34.3%で、東京都は50%を超えた時に緊急事態宣言を発令するとしています。ただ、それでは間に合わない可能性があります。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

今、懸念していることは、これからPCR検査が足りなくなると、発症から5日以内に飲まなければならないという経口薬を処方してもらえず、後遺症が残るリスクが高くなってしまうのではないかということです。イギリスでは国民の50人に1人が長期的な後遺症に悩まされていると言いますが、日本でも同じように悩まされる人が続出する可能性があります。そうならないように感染を抑止するのが政府の仕事だと思いますが、どいつもこいつも無能なので、税金の支出を拒むのです。

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