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【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#57)。

 今、世の中は「ビッグモーター」の不正の話で持ち切りです。
 実は、「ビッグモーター」の不正については、これまでも週刊誌が疑惑を報じたことはあったし、SNSでたびたび炎上してきました。それでもここまで大きな騒動になることはなく、すべての自動車保険に大きな影響を及ぼすほどの不正が続けられてきたという話になります。「ビッグモーター」に車を出したことがない人たちも、少なからず不正の影響を受けていたという話になり、けっして他人事ではありません。

 実は、僕が追いかけ続けている「NHKから国民を守る党」の問題も、国政政党の不正という忌々しき問題であり、これまで東スポやデイリースポーツといった、主にN国信者が記者を担当する広報宣伝紙がニュースにすることはありましたし、最近は「ガーシー」こと東谷義和が逮捕されるような事態に至っていますが、党の不正会計や公職選挙法違反の問題が、大きな騒ぎになることはありませんでした。詳細は、僕の著書をご覧ください。


■ 買収にはあたらないが、致命的な話

柏の葉キャンパス駅前で行われた渡辺晋宏の出陣式に駆け付けた餃子屋潰しの齊藤健一郎

 今回の柏市議選では、ネット上で「渡辺晋宏が齊藤健一郎にお米をプレゼントしたのではないか? 公選法違反では?」という噂が出回りました。
 実際、齊藤健一郎が渡辺晋宏から受け取ったお米を担ぎ上げる静止画が添付されていたのですが、これに関しては、このパフォーマンスの後、そのお米はアホのN国信者たちに選挙ポスターを渡すための台に放置されたままになっており、おそらく齊藤健一郎はお米を受け取っていません。「ただ担ぎ上げただけ」です。
 公選法を考えれば、さすがに受け取ることはできないとはいえ、あくまでパフォーマンスのための演技であるというところに、いかにも「NHKから国民を守る党」らしさを感じます。お米に限らず、N国党員たちは一事が万事、パフォーマンスなのです。


■ 立花孝志の懐事情は相当苦しいと見る

N国信者向けに「負けフラグ」の動画をアップする尊師・立花孝志(引用元リンク

 北朝鮮の動向を見守る韓国の諜報機関のように、日々、立花孝志とその周辺の動向をチェックし、いつ来てもおかしくない「Xデー」の瞬間に備えている僕ですが、N国信者たちに「安心してください」と呼び掛ける時は、尊師・立花孝志がピンチを迎えている時です。
 裁判で「勝てる」と言っている時は、裁判に負ける時です。熱でうなされている人のように「大津綾香被告、被告、被告」と言っている時は、大津綾香党首の動きがものすごく効いちゃっている時だし、資金調達の目途が立ちそうだと言っている時は、資金調達の目途が立たずに苦しい時です。
 今、アホのN国信者向けに、これを全部やっちゃっていますので、立花孝志は相当な苦境に立たされているとみられ、ワクワクが止まりません。
 尊師・立花孝志は、ここ最近、資金調達をするために奔走しており、8月6日には志木市議の与儀大介のバーで「1日店長」をします。記者会見の場にも出てこないし、結局、最後まで柏市議選の応援には来なかった立花孝志が、このバーには「1日店長」として出てくるのです。これはシャンパンなどが入るたびに立花孝志の収益になるシステムなので、お金になるものには出るけれど、お金にならないものには出ないという選択をしているのではないかとみられます。

「サスケの誕生日パーティー」なるものを開催したとみられる立花孝志(引用元リンク

 N国信者のツイートによると、とうとうサスケの誕生日パーティーなるものを開催したそうなのですが、パーティーの参加費を取っていれば、これはこれで立花孝志の収入源になります。尊師・立花孝志も、とうとう犬を使って商売をするようになってしまったのではないか疑われ、Amazonのチューナーレスモニターも売れていないようですし、資金調達の目途が立っているようには全然思えないというのが、今の立花孝志の状況です。


■ 立花孝志の緊急記者会見とは何か?

8月中に緊急記者会見をすることになると予告する立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、これまでのYouTubeで「緊急記者会見を開く」と予告しています。こうなってくると、これまでN国界隈をウォッチングしてきた人たちは「どんな記者会見を開くのか?」を想像し、こうではないか、ああではないかと口々に噂を始めるわけですが、今日は無料記事ながら、僕の見解をまとめておきたいと思います。
 この数ヶ月、立花孝志は記者会見に出席していません。あれだけ記者会見が大好きな男が記者会見に出ないというのは「出られない理由がある」と考えるのが自然です。いまやアンチを片っ端から追い出し、東スポとN国信者だけが出席するオフ会のようになっている記者会見なのに、そんな場所でもうっかり答えてはならないことがあるのだとすれば、それは「検察」「警察」から取り調べを受けているということでしょう。
 これを裏付けるように、最も熱心なN国信者の徳島のブーちゃんこと「カモフラチャンネル」が、まったく発信しなくなり、立花孝志と同様に沈黙を貫いています。徳島のブーちゃんが黙るということは、徳島のブーちゃんにも多少の情報が入っているのではないでしょうか。そこに来て、当局と太いパイプがあるとも思えない黒川敦彦が自信満々に「東京地検特捜部」だと言っているということは、およそ見当がつきそうなものです。
 つまり、立花孝志は、東京地検特捜部から取り調べを受けていて、本人としては「無罪になることを確信している」という意味で、全国のアホのN国信者たちに「無罪だった」という朗報を報告したいと言っているのではないかと思います。
 これまで何度も「先方との話し合いの中で、公にすることができない」と言っていますが、実際は「話し合い」なんていうものはなく、尊師・立花孝志の甘い見通しの中で、東京地検特捜部が「今回は見送ってあげる」と言ってくれるのを待っているだけではないかと思います。つまり、ここで言うところの「先方」とは「東京地検特捜部」のことで、これらのことを総合すると、ますます尊師・立花孝志の「Xデー」は近いのではないかと思わずにはいられません。


■ 立花孝志の弾がショボすぎる件

 大津綾香党首から着実に追い詰められている尊師・立花孝志。
 こんなところで「ぐぬぬ」になっていることをN国信者に悟られてはならないため、「すべては想定の範囲内だ!」と豪語していますが、とうとう党の住所変更が完了し、旧住所になっている書類はすべて新住所に書き換えをしなければならなくなりました。
 しかし、尊師・立花孝志はN国信者向けに「ちょっと書類が大津綾香の方に行くだけ」と主張しており、現実とは大きく乖離した話になっています。また、こうした大津綾香党首の動きに抵抗するための作戦が、大津綾香党首を名誉毀損で訴える裁判をしようというものですが、その内容が激烈ショボくて驚きました。
 争点は主に3つだと言っており、1つ目は「逮捕されたことがないのに逮捕されたと言っている」というもので、確かに厳密に言えば逮捕されていませんが、不正競争防止法違反、威力業務妨害、脅迫罪の3つの罪で警察からの任意の事情聴取を受け、懲役2年6ヶ月・執行猶予4年になっていることは事実であり、こうしたことを理由に「逮捕された」と勘違いとしても、それが名誉毀損にあたるかという話があります。逮捕されても不起訴になることは多々ありますが、立花孝志の場合は起訴されて懲役2年6ヶ月が確定した状態にあります。起訴されて有罪になっている方が逮捕よりヤバいじゃないかという話です。
 2つ目は、「立花孝志のスポンサーが『殺害も辞さない』と言っていると脅された」という大津綾香党首の主張が名誉毀損にあたるというものです。しかし、これも「折原」を名乗る人物が、大津綾香党首にそう言っている証拠音声が存在しており、実際にYouTubeなどで公開されていることから、事実かどうかで言えば事実です。実際に立花孝志が殺害を依頼していなかったとしても、そう脅してきた奴がいることは事実であり、これを名誉毀損で訴えるというのは無理があります。
 3つ目は、「立花孝志が党のお金を不正に使っている」というのが名誉毀損だというものです。しかし、これもまた、立花孝志が党のお金を不正に使っていることは「事実」であり、これは僕も自信を持って「立花孝志は党のお金を不正に使っている」と言えます。立花孝志が訴えてくるなら訴えてくれば良いでしょう、徹底的に受けて立つだけです。立花孝志の「対ちだい裁判」の戦績が18戦18敗から19戦19敗になるだけでしょうか。立花孝志は党のお金を不正に使っているので、その証拠とともに、次なるスクープ記事とさせていただきたいと思います。


■ 立花孝志ひとり放送局の内部資料を入手

立花孝志ひとり放送局株式会社の内部資料らしきものを入手し、本人に確かめるために凸をした

 既にツイキャスで配信しておりますが、このたび、これまでの「立花孝志ひとり放送局株式会社」の内部資料と思われるものを入手いたしました。
 これまで「お金のことは何でもオープンにする」「都合の悪いことも包み隠さずにオープンにする」と豪語してきた立花孝志ですが、今日の今日まで党の会計情報を一切オープンにしていません。
 その上で、8月6日、志木市議の与儀大介さんがオープンしたバーで、立花孝志が1日店長を務めるとYouTubeで告知していましたので、シャバにいる立花孝志に話を聞ける貴重な時間だということで、この内部資料に関する質問をするためにバーを訪問しました。
 残念ながら、立花孝志は僕の顔を見るなり、非常に戸惑った様子で「撮影も発言もやめてもらっていい?」「さすがに君が来たら嫌じゃん」と述べるなり、客として入ることさえ拒否する有様でしたので、内部資料と思われるものを手渡すことはできなかったのですが、「郵送には対応する」という回答をいただいておりますので、期限を切りまして、この内部資料について質問を送付し、その結果を政治家女子48党マガジン(2023年8月号)にて公開したいと思います。
 なお、入手している資料は、立花孝志ひとり放送局株式会社の内部資料だけではありません。今後も尊師・立花孝志にはたくさん質問しなければならないことがありますので、これからnoteやYouTubeを通じて、取材の成果を報告してまいりたいと思います。

8月6日に「Chill House」で行われた、尊師・立花孝志が1日店長をするバー

 なお、尊師・立花孝志を崇拝するN国信者はたくさんいるので、このバーは満席となっておりました。ただ、ここで話している内容が片岡将志らによって全部筒抜けになっていることから、すべてが非公開対応になっていました。尊師・立花孝志がハイテンションでいろんなことを話しており、廊下で聞いているだけでも十分に面白そうな内容でしたが、意気揚々と話す尊師の話をいちいち拾うこともなく、僕はすぐさま盛岡市長選や盛岡市議選の取材に旅立ちました。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

尊師・立花孝志が遊び歩いている間にも、スクープ記事のために日本全国を奔走する

 10億円以上の借金を返済できず、入って来るはずの政党助成金がロックされ、右にも左にも首が回らないのに、連日、遊びまくっている尊師・立花孝志。いまだ六本木の高級マンションには住み続けているようですし、モノマネ芸人のいる店では「ショーパブに毎週のように通った」と話し、またしても遊びまくっていることが証明されました。
 毎日のように遊び回るのが悪いわけではありません。しかし、YouTubeの広告収入が止まり、立花孝志ひとり放送局株式会社にも収入らしい収入がない中で、「そのお金はどこから湧いているのか?」ということは、大いなる疑問です。党のお金はすっからかんで、10億円以上の借金が返済できずに困っている状態です。相変わらず、党の会計情報は公開しない。まさに「ビッグモーター」と同じで、これらが税金を原資である以上、他人事ではないはずなのです。この話を追いかけるのが、今のところ、僕しかいないという悲惨な状況ですので、このまま追い続け、明らかにしてまいります。

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