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【選挙ウォッチャー】 真鶴町長リコール投票2023・分析レポート。

 9月4日告示、9月24日投票で、真鶴町長のリコール住民投票が行われました。
 これまで『チダイズム』では、松本一彦さんが初めて当選した2020年の真鶴町長選、ヤバい奴がたくさん立候補していて闇を感じた2021年の真鶴町議選、そして、出直し町長選となった2021年の真鶴町長選と3回にわたって取材をしてきました。

 だから、この真鶴町長のリコール住民投票は、他人事ではありません。
 思い起こせば、2020年の真鶴町長選で、現職を破って松本一彦町長が誕生したのは、これまでの闇深い町政運営を刷新してもらいたいという住民の気持ちであり、松本一彦さんなら、それができるのではないかと期待されたからでした。
 ところが、とてつもなく闇の深い真鶴町では、町政運営を刷新することはできませんでした。それどころか、どうにか町長を失脚させて実権を握りたい勢力と、自分の保身しか考えていないバカが入り乱れ、このたびのリコール住民投票に発展。松本一彦町長にも至らない点はたくさんあったかもしれませんが、すべては真鶴町の闇の深さを証明する話でしかありません。

 今回、リコール住民投票で町長の解職賛成が上回った場合には、50日以内に真鶴町長選が行われる予定となっています。そして、もし町長選が行われることになった場合には、あの「伝説の男」が早くも立候補を表明しています。今年の年末のイベントが、早くも荒らされる予感がしてきました。


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