見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#342)。

 参院選が終わり、めでたく1議席と得票率2%超えを達成したため、NHK党は尊師・立花孝志が独裁体制を強め、やりたい放題を加速させていると思いますので、年内にもお金が枯渇するのではないかと見ています。「3度目のおかわり借金」に踏み切るのは時間の問題だと思いますので、引き続き監視が必要です。
 統一教会の問題も、ここまで注目されるまでに30年近くかかってきたわけですから、NHK党の問題も、もう少し時間がかかると思います。来たるべき日に備え、今からコツコツと検証を続けてまいります。


■ 弱者を犬や猫と同じように施している政治家

 尊師・立花孝志は、「弱者が死ぬのは神様が作った自然の摂理」と主張する一方で、どうしてNHK受信料を支払えなかったり、生活保護を受けている人を助けるのかについて、7月22日の記者会見で、以下のように発言していましたので、ぜひ大変ありがたい尊師のお言葉を噛み締めていただきたいと思います。

立花:「もちろん、僕は犬や猫も飼ってますけど、弱者ですよ、犬も猫も。僕がいなかったら死んでしまいますよ。野生に放しても死んでしまうじゃないですか。でも、可愛いから、一緒にいて楽しいから、僕は『施し』をしているわけですよね。だから、その関係が人間界でも、僕はあるべきだと思うし、それでも成り立ってると思ってるんで」

 ということで、有権者の皆さんは、尊師・立花孝志様から犬や猫を飼育するのと同じように「施し」を受けていたのです。その上で、弱者としての自覚を持ち、税金をたくさん払う立花孝志様のような有能な人を支える役割を担ってくださいと、尊師・立花孝志様はおっしゃっております。それを教育するために、NHKの受信料を肩代わりしてくださっているとも、おっしゃっておりました。
 テメエが税金でメシを食ってるくせに! まるで高額納税者かのように申していますが、テメエは高額の税金でメシを食ってる側だろうが!


■ 第33回総会での内容のまとめ(#2)

 前回は、尊師・立花孝志が「NHK受信料を肩代わりする」という政策ビラやYouTube広告の費用を候補者に負担させるという、のっぴきならない証言がありましたので、内容のまとめが中断されてしまいましたが、今日も引き続き、2時間ぐらいある動画をチェックしたいと思います。

① 来年から年間3億3300万円の政党交付金が入る予定である。
② 来年の統一地方選でお金を使ってしまうと、一気に党が崩壊する。
③ NHKがたくさんお金を仕掛けてきた時には、有権者から金を集める。
④ 寄付を募る条件は、年間7000万円の予算を超えた場合。
⑤ 次回の衆院選はYouTuberのオールスターを結成する。
⑥ YouTuberの「DJ社長」が立候補したいと言っている。
⑦ 北海道大樹町に1000人くらいの若者を移住させるかもしれない。
⑧ 大樹町議選(来年4月の統一地方選)には女性候補を擁立する計画。
⑨ 町長選を勝って、大樹町を乗っ取る計画もある。
⑩ 東谷義和の議員報酬は現金で受け取り、指定する口座等に受け取る。
⑪ 黒川敦彦は「やや日刊カルト新聞」の情報を参考にしている。
⑫ NHK党の名称は、衆院選の前に変更する可能性がある。
⑬ 岡本介伸には600万円を返済した。
⑭ 堀江貴文が東京都知事選を断念したのは逮捕される情報があったから。
⑮ 堀江貴文が今回の参院選を断念したのはロケット事業を優先したため。
⑯ 「立花は朝鮮のスパイ」とTwitterに書いた人に7万円支払い命令判決。

 この総会の発言で最も大きいところは、NHK党にお金がなく、今後、裁判にお金がかかっているテイにして、有権者から寄付を募ることになる可能性が高いということです。
 そもそも、テメエらが勝手に「NHKの受信料を払いたくない」と言って払っていないだけなのに、みんなで金を出して、結局、NHKに受信料を払っているのだから、そのシステムなら最初から素直に受信料を払った方がお得なんじゃないかと思わずにはいられません。っていうか、なんで他人の分まで受信料を払っているのでしょうか。このカラクリに気づかないN国信者は、マジで脳味噌に糞のペーストが詰まっています。


■ NHK受信料のお金を払った発言

 世間には「NHKの受信料を払わなくていい」とアピールしながら、立花孝志は誰よりもたくさんの受信料を払っています。結局、NHKはまったくのノーダメージなのです。

(45分11秒~)
立花「もちろん、NHKの裁判、今日も100万円払ってるんですよ、NHKに。で、どういう現象が起こっているかって言うと、やっぱり選挙の時に裁判費用払いますって言って、それでやっと浸透した関係で、今、分割で裁判負けてる費用払っている人とかいっぱいいるんです。いわゆる裁判をやる前じゃなくて、裁判終わった後の人たちとか、もちろん現在進行形でNHK党のことを知らなかった人たちが、要はウワーッて来てるんですよ。裁判なってますって言って。だから、今月はもう既に、200万ぐらい払ってるんで」

 尊師・立花孝志は、ここでも致命的なミスを犯しています。
 NHKの受信料や裁判費用を肩代わりして払うというのは、選挙と関係なく、あくまで政治活動の一環として行われているものでなければならないはずなのに、立花孝志は「選挙の時に裁判費用払いますって言って」と明言しています。これもまた公選法違反の重要な証拠となり得ます。
 やはり、こうして尊師・立花孝志の発言をコツコツとまとめていくことは非常に重要です。これらの証拠が最終的に役立つかどうかはわかりませんけど、とにかくコツコツと拾い集める作業は、誰かがやらなければならない作業です。


■ 7月22日の党記者会見のまとめ

 党の総会では、続々と重要発言が飛び出していたので、これからもN国党の記者会見や総会の動画はすべてチェックして、今後の裁判にお役立ていただくための準備を進めたいと思います。

① 地方選に立候補する人を幅広く募集している。
② 参院選で、徳島県、熊本県などではポスター貼れていた。
③ 浜田聡が参政党の神谷宗幣には会派を組まないかと打診していた。
④ 浜田聡は減税関連のイベントなら統一教会主催でも参加していく。
⑤ 浜田聡は2010年頃、渡瀬裕哉に誘われて減税イベントに登壇。
⑥ 統一教会に関連したイベントだったが、出演料は受け取っていない。
⑦ 電気が止まるという人にもお金を貸している。
⑧ 党の候補者はお金を借りておいて返せなければ破産すればいい。
⑨ 安倍晋三の国葬には賛成。理由は「外交ができるから」。
⑩ 「美園ひとみ」というAV女優が請願のためにN国党に相談に来た。
⑪ 「霊感商法は合法、統一教会が犯罪をしたことはない」と立花孝志。
⑫ 不逮捕特権で帰るというギャンブルはせず、東谷はドバイで活動継続。
⑬ れいわ山本太郎がレイプをしたという暴露話は、自信がないので封印。
⑭ 東谷義和の政策秘書は決まっている。公設秘書はまだ決まっていない。
⑮ 堀田というジャーナリストのオッサンがN国信者化して会見出席。

 尊師・立花孝志は情弱なので、統一教会がやってきた霊感商法は合法だと言い出し、違法行為はなかったと言い出しました。さらに、これまで「れいわ新選組」の山本太郎さんが安室奈美恵さんをレイプしたと豪語していたのに、急に「自信がなくなった」と言い、これ以上は追及しない構えを見せています。訴えるだけ無駄なので、山本太郎さんが立花孝志を訴えることはないでしょうけど、完全なる名誉毀損案件です。


■ 公選法違反を示唆する発言まとめ

ネットをしない有権者をお金で釣った発言をしている尊師・立花孝志(引用元リンク

 何でも自分からゲロっていくタイプの尊師・立花孝志なので、7月22日に行われた党の記者会見でも、これまた重要な発言をしていましたので、しっかりチェックしていきたいと思います。

(19分00秒~)
立花「で、まあ、次の衆議院選挙については、やっぱり選挙についてはですね、やっぱりお金を使わないと勝てないってことも事実なんですよ、ここについては。で、我々ものすごい良い商品を持ってると思ってます。NHKにお金を払わない人をお守りします。裁判になったら、お支払いしていきますということで、今月なんかもう200万以上、NHKに払ってます。NHKから裁判された人のお金をね、払ってるんですよ。今日も5件ぐらい来てるんで、この人たちを払うと、また今日も20万円ぐらい追加になって払っていきます。良い商品なんです。もちろん、生活保護受給者の方や年金で暮らしてる方々の電話も日々増えていってます。直接私の所にいただく電話、コールセンターにいただく電話、もう生活保護の担当者の電話もパンクしてる状態です。これ、日々増えていっています。で、出口調査、いや、ごめんなさい、世論調査ですよね。まあ、これまでNHK党、あの、NHKの世論調査では、NHK党の支持率っていうのは0.0。で、表示されない、あるいは、たまに0.1で表示されるというようなことが続いておりましたが、なんと、もう0.9というですね、NHKさんの政党支持率に0.9%というですね、これまでと考えられない、まあ、10倍ぐらいのですね、支持、これまではもう0.0だから、おそらく0.…5人も行ってなかったものが、0.9というですね、恐ろしい数字が出てきてビックリしております。で、一方で、あの、ネットでの支持率なんかはすごい下がっているんですね。これはまさに我々NHK党が今回の参議院選挙で訴えた、ネットではアプローチできない、届かない、リーチできない人たちに、いわゆる貧困層と言われる方にアプローチをし、その人たちに『具体的な利益を提供する』という公約を掲げたことによっての、アプローチが相当来てるんだろうなと、支持がいただけてるんだろうなと

 この発言は、かなり強烈です。僕に対して、「スラップ裁判を仕掛けている」と発言した時と同じぐらいのインパクトだと思います。こんなにストレートにアウトな発言をするかなと思うぐらいに、ものすっごくアウトな発言をしているのではないでしょうか。なにしろ裁判になったら金を払うという説明をし、今日も5件ぐらい電話がかかってきて、これまでも200万円払っているけど、さらに20万円追加で払うと言った後に、「具体的な利益を提供するという公約を掲げた」と言ってしまっているのです。
 選挙において、買収の約束をした時点でアウトですが、完全に「買収が成立しました」という話をしてしまっているのです。どうしてこんなことになってしまうのかと言うと、尊師・立花孝志が自分の有能さをアピールしたくてアピールしたくて、「この作戦が成功したんですわ!」と自慢をしているうちに、それが思いっきりアウトであるという「無能」なのです。毎度毎度同じ失敗を繰り返しているのに、学習能力が一切ない。日々、ニワトリみたいなトサカをつけて歩いているだけのことはあります。
 通常、こういうものはジャーナリストが質問をして引き出すものと相場が決まっているのですが、記者会見に出席しているジャーナリストたちもまたポンコツなので、自分からゲロっているのに、誰一人として気づいていないと思われます。涼しいエアコンの下で、アホの飛沫を浴びることなく、苦行ではあるけれど、YouTubeを見ている奴が一番強かったパターンです。ちなみに、どうして現場の人たちが、このアホアホ墓穴発言に気づかないのかと言えば、こうした尊師・立花孝志の自慢話を「天才による、ありがたき御解説である」と思っているからです。脳味噌をヤッているのです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 貧困層の救済のために200万円払ったことを述べた後に、それを「具体的な利益を提供」と述べ、それを「参議院選挙で訴えた」と言っていますので、きっちりと条件の揃った発言をしています。この発言をした後で、「あのお金はあくまで政治活動の一環だった」と述べるのは難しく、有権者に直接お金を払うと約束したことが立花孝志の中でも「参院選で訴えた具体的な利益の提供だった」ことを自分からゲロりました。
 外形的に見ても公選法違反に見えますが、立花孝志の発言からしても公選法違反ではないかということが強く疑われます。東谷義和のみならず、そもそもNHK党の議席が無効である可能性があります。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。