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【選挙ウォッチャー】 湯沢市議補選2021・分析レポート。

3月28日告示、4月4日投開票で、菅義偉総理大臣の出生地、秋田県の湯沢市議補選が行われました。市長選に立候補するため、市議が辞めるということが起こり、欠員2に対し、3人が立候補することになりました。立候補したのは無所属2人と、日本共産党1人です。かなりマニアックな選挙ではあるのですが、こんな選挙も見てみると、それなりに面白いのです。このレポートもまたなまはげパックの対象となっておりますので、16本1600円(1本あたり100円)で読んでいただけるレポートです。

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藤田 健志 50 新 無所属(鮮魚店経営)
佐藤 愛子 42 新 無所属(会社員)
藤岡 庄一 64 元 日本共産党(製甲業)

このポスターを見た瞬間に、なんとなく当選する2人が誰なのかが想像できる感じになっていますが、それぞれがどんな人で、どんなことをしてきたのかをまとめてみたいと思います。しかし、その前にどうしても無料部分で書いておかなければならないことがあります。


■ コロナを「チャンス」と考えるクソ野郎ども

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まさに今、日本でインドのような地獄絵図が広がろうとしており、本格的な医療崩壊が間近に迫っているのですが、5月3日は憲法記念日で、菅義偉総理大臣をはじめ、自民党の重鎮たちが次々に改憲派のイベントに出席。その中で、自民党の下村博文政調会長が「今回のコロナを、ピンチをチャンスとして捉えるべきだ」とホザきました。「70年以上も改正されずに時代の変化に対応できていない」と主張した下村博文政調会長は、感染症を緊急事態に入れるべきだと提案したことを紹介。改憲草案の一つになっている「緊急事態条項創設の実現」を訴える中で、「今回のコロナを、ピンチをチャンスとして捉えるべきだ」と発言したのです。無策を極めた結果、これだけたくさんの新規感染者や重傷者、はたまた死者が出ているというのに、テメエらのやってきたことを反省もせず、「ピンチをチャンスに」と言って、コロナさえ改憲のダシに使おうとしているクソ野郎です。どれだけ脳味噌がイカれていれば、簡単にこんな発言ができるのでしょうか。そもそもピンチにしたのは、PCR検査を抑制し、国民の自粛頼みの緊急事態宣言を出し、ろくすっぽ補償らしい補償もせず、そのわずかな補償さえ、まともに支払われないという無能ぶりの結果です。自分たちでピンチを作り出し、たくさんの犠牲者を出しておきながら「ピンチをチャンスに」と言っているのです。このボケどもは、全員、地獄の血の池の中に沈めてやったらいいのではないかと思うほどです。これほどのカルトは滅多にあるものではありません。

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菅義偉総理大臣の生まれ故郷である湯沢市の中心にある商店街では「新型コロナウイルスに負けない!」という幟が立てられていますが、どこもかしこもシャッターが閉まっています。どうしてこうなっているのかと言えば、菅義偉総理大臣を筆頭に、どいつもこいつも無能でバカなので、新型コロナウイルス対策が何一つできていないからです。いくつかの市長や区長、あるいは知事が、国の一存に従わずに独自の施策を打ち出し、これがうまいこと行っている場合があるので、国がこれを紹介する形でマネをするようになってきていますが、国は何一つまともな政策を打ち出すことができていないばかりか、責任を回避する方法を考えてばかり。「マンボウ」と略される「まん延防止等重点措置」にしても、「緊急事態宣言」を出してしまうと支持率が下がることがわかり、なんとか「緊急事態宣言」を出さないようにするためにはどうしたらいいのかを考えて、感染防止対策を徹底するのではなく、言い方を変えただけの「マンボウ」を出したのです。今、国がやっていることは小手先の責任回避ばかりで、何一つ効果を発揮する手を打ちだせていないのが現状です。このままだと学校を含め、ありとあらゆるものをハードロックダウンをする以外に手はなく、それでいてアホが財務大臣をやっているので、たいした補償もしないことでしょう。そうすると、国の言うことを聞いた人がバカを見ることになり、国の言うことを聞かない人が出て、今度はバカが「私権を制限しなければならない」と言い出し、ますます「緊急事態条項」の創設を言い出すマッチポンプになるのです。

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緊急事態条項というのは、「緊急事態宣言」が発令されたら、議会の承認を得ることなく、独裁できるというものです。よく考えてみてください。優秀な人が独裁するのならマシかもしれません。緊急事態宣言が発令されて独裁するのが、イソジン吉村洋文のようなバカなのです。やがて総理大臣が小泉進次郎センセイになったら、どうなるでしょうか。あんなバカが独裁することになるのです。無能のバカが、バカをこじらせて何一つ結果を出せないまま大変なことになって、その大変になってしまったことを収拾するために独裁体制を築いたらどうなるのか。バカが加速するだけでしょうが! ピンチをチャンスにと言っていますが、ピンチがより深刻なピンチになって終わるに決まっています。だから、今すぐにバカを政治の世界から退場させなければならないのです。


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