【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#9)。
今日はエイプリルフールですが、これから書くことは冗談ではなく、本当にリアルな世界で起こっていることです。お願いだからギャグであってほしいところですが、冗談みたいな現実がガチで広がっているというのが、今のニッポンだと言えます。
先日、国政政党「政治家女子48党」に取り付け騒ぎがあり、約10億5000万円の借金を返済できなくなった話をお届けしました。党の口座には2400万円しかないのに、返済を求める声が5000万円以上になってしまい、今なお返済不能な状態は続いています。4月に政党助成金が入れば少しだけ回復しますが、年度末の支払いが滞る可能性すらあり、尊師・立花孝志がかなり焦っていたことは間違いありません。
■ 3度目の「おかわり借金」待ったなし
国政政党「政治家女子48党」が破産状態にあり、党にお金を貸し付けていた人たちに返金できない状態になっていることは、破産状態を宣言した29日の緊急会議から変わっていません。
変わったことがあるとするなら、おそらく何人かのN国信者から「そんなに経営が厳しいなら、お金を貸しますよ」という声をもらったことぐらいでしょう。なので、尊師・立花孝志は31日の記者会見で、さらに2億円ぐらい借金をすると言い出しました。3度目の「おかわり借金」です。
国政政党が「ポンジ・スキーム」に陥っていることは、「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」で指摘していますが、通算4度目(おかわり借金としては3度目)をやろうとしているのですから、ますます出資法違反の疑いが濃厚になります。
そして、ここからが重要な指摘ですが、現時点では「何もしなければ利息の約束は果たせないが、最低でも元金を返せる」と話していますが、追加で2億円の借金をすれば、「収入が増えない限り、返済することができない借金をすることになる」と言えます。つまり、3度目のおかわり借金をした時点で、明らかに「能力を超えた借金をしている」ということになるのではないでしょうか。こうしたことからも、実際は「詰んでいる」と言っても過言ではありませんが、N国信者はアホなので、「尊師・立花孝志は天才だから大丈夫だ」というところで思考回路が止まり、このままだと被害者が増えるだけになります。
■ 立花孝志が個人保証を約束した
31日の記者会見で、最も大きいことは、尊師・立花孝志が「借金の個人保証」を約束したことです。YouTubeにも記録が残っていますが、債権者は念のために動画のアーカイブを保全しておいた方がいいでしょう。
尊師・立花孝志は、自分は弱者救済のために私的財産を使ってきたとアピールし、自分はそういう正義の人間なんだという話の流れで、このように話しています。
これは非常に大きな発言です。
尊師・立花孝志は、自分が悪者として扱われるようになると、それを取り繕うために、すぐに言わなくていいことをゲロります。今回は、よりによって「借金は自分が個人保証する」という、とんでもないことを言い出すようになりました。
つい昨日まで、約11億円の借金を大津綾香に背負わせようと試みたものの、当たり前ながら想像以上の抵抗に遭い、世間から「クソ野郎」として扱われるようになったため、軌道修正をして、今度は「自分が個人で弁済するので、おかわり借金で!」の方向にシフトするようになりました。
尊師・立花孝志は「正義のヒーロー・シンドローム」なので、いざ自分が悪者として扱われそうになると、「自分は悪くない」を一生懸命アピールするようになります。それでいつも墓穴を掘り、僕を相手にした裁判でも、自分から証拠になるような発言をゲロり、自滅しているのです。
裁判の詳しい話は、売れていて入手困難になっている「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を読んでいただくとして、尊師・立花孝志は「自分が再び党首に戻れば、皆さんから借金ができる」と自信を覗かせていました。
ちなみに、この会見で、立花孝志は自分にどれだけ信用があって、どれだけお金を引っ張ってこられるかを、お金を貸してくれそうなアホのN国信者たちにアピールするため、「1億貸してくれと言ったら8億集まった」とドヤっていますが、1億円の年利5%は500万円、8億円の年利5%は4000万円。昔から「ご利用は計画的に」と言ったもので、普通、借金をする時には「必要な額しか借りないもの」と決まっています。アホ以外には常識ですが、たくさん借りてしまうと、払わなければならない利子が増えてしまうからです。必要以上にいっぱい借金する奴は「バカ」です。
そして、これも大事なことですが、隣で尊師・立花孝志が必要以上に借金をして、たくさんの利子を払わなければならなくなり、さらには海外逃亡中の詐欺師である東谷義和に2億円を支払い、お金がなくなってしまい、さらに身の丈に合わない借金をしようとしているのに、「京都大学と東京大学をダブルで卒業した天才」と言われる浜田聡が、地蔵みたいな顔をして「立花さんなら大丈夫!」となっていることが、だいぶパチキレているのです。かつてオウム真理教の幹部たちが、ほとんど高学歴だったことからも分かるように、どんなに勉強ができても、極限のバカの「ほらっちょ」に騙されてしまう浜田聡は、ネトウヨの皆さんが思うような仕事のできる議員ではありません。「反社会的カルト集団の構成員」です。
尊師・立花孝志は、なぜ自分がそれだけ信頼されているのかと言えば、嘘をついていないし、お金に対して汚いことをしていないからだと主張していますが、これまで立花孝志は嘘しかついていないし、お金には汚いです。
立花孝志のホラッチョ伝説は、この本の冒頭から指摘しています。
立花孝志は「海老沢会長の右腕」や「NHK時代は記者だった」など数々の伝説がありますが、その肩書きのほとんどが「嘘」で、今回も大津綾香に借金を背負わせようとして批判を浴び、いつの間にか「自分はただ代表権を返してほしいだけで、あとは自分がおかわり借金するから大丈夫」というロジックに変わりました。
一度、立花孝志が「ホラッチョ」であることに気づけば、立花孝志の歯の浮くような発言が、ことごとく詐欺的であることがわかると思います。例えば、立花孝志は「大津綾香に和解を求めている」にもかかわらず、何の根拠もなく、こんなことを言い出しています。
アホのN国信者たちは、「立花さんがそう言っているんだから、早く代表権を返しなよ!」なんですが、これこそ典型的な「詐欺師の発言」であることに気づいていただきたいです。
大津綾香のことを、あれだけ無能扱いして、11億円の借金を背負わせようとしておきながら、「やっぱりおかわり借金だな!」となった瞬間、手のひらを返して「和解にはプラスしかない」と言い出した立花孝志。海外逃亡中の詐欺師ですら立花孝志に騙され、身を滅ぼそうとしているわけなんですから、こうした立花孝志のロジックを冷静に分析しなければなりません。
■ 罪に問われる可能性のある言説
尊師・立花孝志は無能なので、自分が「無能」として扱われることを極端に嫌います。そのため、まさに今、取り付け騒ぎが起こって困っている状態にもかかわらず、会見でこんなことを言っています。
これは、いつも尊師・立花孝志がやる手法です。「頭の悪い人には自分の理論がわからないのだ」と言うことで、アホのN国信者は「全然わからないけど、頭が良い人はわかるんだ」と考え、立花孝志を信じてしまいます。
しかし、銀行の口座に2400万円しかなくて、「今すぐ返す」と約束している5000万円以上のお金を返せないのだとすれば、その時点で「健全な運営ができている」とは言えず、「業務を停止したら黒字」と言っていますが、業務を停止することはできません。支出額を超える収入を生み出すためには選挙に立候補して票を集めなければなりませんが、そのためには1人あたり300万円の供託金や、ポスターや選挙カーなどのお金がかかってしまうため、結局、さらなる出費は免れないからです。
40代や50代にして「NHK党に感激して初めて選挙に行きました」と言いながら、投票用紙に汚い文字で「ガーツー」と書いて帰って来るアホのN国信者たちは立花孝志の話をそのまま信じてしまいますが、「取り付け騒ぎが起こっている時点で健全な財政状況ではない」というシンプルな構造はご理解いただきたいところです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
とうとう注文が殺到しすぎて、入荷できるかどうかが心配になってしまったからなのか、Amazon先生に注文ボタンすら表示してもらえなくなってしまった「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」。
版元には、しっかり在庫がありますので、ぜひ皆さんに読んでいただきたいのですが、数日以内に注文ボタンが復活すると思いますので、復活した時には、ぜひ読んでいただきたいと思います。1年以上前から、こうなることを予言し、立花孝志が「稀代のホラッチョ」であることをまとめています。
国政政党になってしまったことで、まるで立花孝志がスゴい人であるかのような幻想が出来上がってしまいましたが、実際は、ただの「めっちゃヤバい奴」です。さらなる「おかわり借金」でアホを騙し、被害を拡大しようとしていますが、ぜひ政治資金収支報告書を見てみてください。まったく黒字になる予感はしません。なにしろ政党助成金の額を増やすためには、衆院選か参院選がなければならないので、参院選は2025年まで絶対になく、衆院選も今のところはありません。党の財政は厳しいままです。
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