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【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#30)。

 尊師・立花孝志が、大津綾香党首に11億円の借金を被せてトンズラこく計画を立てて以来、その代表権を巡り、壮絶な内ゲバ騒動が起こるようになってしまった「政治家女子48党」
 今年の統一地方選は、尊師・立花孝志に話を聞ける最後のチャンスになる可能性があったため、なるべく本人に直撃インタビューをするように心がけていたのですが、皆さんには、ぜひゴールデンウィーク明けの「政治家女子48党」を楽しんでいただきたいと思い、このタイミングでスクープ記事を出すことにしました。尊師・立花孝志の華麗なるゲロの世界を、皆さんと検証したいと思います。


■ 尊師・立花孝志の背任疑惑

 全国の「N国信者」になっている「おっきいおともだち」の皆さんは、尊師・立花孝志のことを「天才」だと信じて疑わないので、すべてが計算に基づく話だと考えていますが、実際は、まったく計算ではなく、ナチュラルにヤバいことをしている、ただの「ホラッチョおじさん」です。
 しかも、尊師・立花孝志も、全国の「N国信者のおっきいおともだち」と同じように、僕のことを本気で「アホ」だと思っているので、「アホの質問には何でも答えたるで!」の精神で、何でも答えてくれて、時に、致命的なゲロをやらかしてくるというスタンスでお届けしてくれています。
 4月16日、青梅市議選に立候補している熊本愛の応援に入った尊師・立花孝志を河辺駅で直撃しました。そこで僕が質問したことは、党の資金が完全にショートしている今、党から立花孝志個人に貸し付けた「借金」は、どうなっているのかという話です。その記録は、これまでツイキャスの中にありましたが、改めて、YouTubeにアップしましたので、ご覧ください。

Q.すごいいっぱい喋ってもらったんで、最後にじゃあ、ひとつだけなんですけど、党から一応、あの、個人に借金をしているはずなんですけど。

立花「俺がやろ?」

Q.あー、はいはいはい。

立花「俺がだから、3億3000万ぐらい借りてるか」

Q.はいはいはい。それはあの、返せなかった場合は、えっと、何か破産とか?

立花「あー、だって、党が俺に言ってきたら、それは俺、破産するしかないやん」

Q.自己破産をする?

立花「する、するしかない、もちろん」

Q.自分で?

立花「うん。それはだって、その、期限を切ってないから、べつに、うちとしては、いつ返してもいいよっていう感じだけどね」

Q.まあ、だけど、返せなくなっちゃった時は?

立花「もう返せなくなったっていうか、返せないから、今、もし言われたら自己破産か」

Q.あー、なるほど! わかりました。はい、すみません。ありがとうございます!

立花「はいはい、よろしくどうぞ」

 旧NHK党(現・政治家女子48党)が、尊師・立花孝志個人に億単位のお金を貸し付けていることは、政治資金収支報告書からも明らかです。このインタビューでも、立花孝志は党から個人に3億3000万円ほどの借金があることを認めており、YouTubeの広告収入が途絶えている今、立花孝志には党から毎年3000万円とされる役員報酬以外に収入があるとは思えないので、党からの収入をマルッと返済に充てるとしても11年かかる計算になってしまい、党の代表者が立花孝志、党の会計責任者も立花孝志、党のお金を借りている人も立花孝志ということで、すべては立花孝志の一存で、返済の見込みのない人に党のお金が貸し付けられていたことになり、しかも、もし党から返済を求められた場合には「自己破産するしかない」ということを認めています。つまり、立花孝志の証言からしても、立花孝志に貸し付けられたお金は返済できないことが明らかであり、立花孝志による「背任」が強く疑われるという話になります。


■ 疑惑は加陽麻里布にも波及している

 尊師・立花孝志は、N国信者の前に立つと、基本的に何でもゲロります。
 これに関しては、僕が質問したわけでもないのに、勝手にペラペラと話し始め、加陽麻里布の年収や年商まで教えてくれました。加陽麻里布がお金を稼ぎまくっていて、毎週のように、海外のカジノに入り浸るセレブな生活を過ごしていることは、加陽麻里布が自分で発信しているので、誰もが知るところではありますが、よりによって、僕のカメラが回っているところで、のっぴきならない話をしていましたので、当然、記録されました。

「それこそうちの彼女の麻里布ちゃんは、去年の年収が8500万円やで。いや、司法書士、儲けとんのよ。いやいや、司法書士の仕事と、上場会社の役員、社外役員と、で、あれでしょ、シャンパンバーやってるでしょ、六本木で。で、ストックオプションの会社もやってるから。だから、麻里布ちゃんからしたら月200万円で、年間2400万の額って、あの子の売上からしたら全体の、まあ、20%ぐらいか。で、けっこう大変なのよ、司法書士の資格奪われる可能性があるから、俺は無理してお願いしてん。他に司法書士がおったら、やってもらおうと思って。いまだに出てこぉへん。あれを高いとか言ってるわけよ。ほんだ、200万円でやってくれる奴、探してきてくれっていう話でね、すぐに、すぐ代えるわって。いや、それくらい、30歳の麻里布ちゃんで年収8000万とか、年収よね。売上が1億5000万ぐらいっつってた。またこんなん言うと怒られるかもわからんけど」

 この話を、尊師・立花孝志の根も葉もないホラッチョとすることもできなくもないかもしれませんが、いろいろと計算がおかしいです。加陽麻里布が発信している生活ぶりを見ていれば、確かに年収8500万円ぐらいでもおかしくないと思いますが、年商が1億5000万円ぐらいだとするなら、それはそれで、なかなか計算がおかしなことになるのではないかと思います。
 そして、この話をすると、N国信者が次々と湧いてきて、「司法書士がたくさんお金を稼いでいてもおかしくない!」と言ってしまうのですが、この話の延長線上に、おかしな運用が起こっていることを指摘しておかなければなりません。

立花「なんか久しぶりやね、こんなに長いこと喋るの。なんか、ちだい君、聞きたいことないの?」

Q.あー、はい、ありますありますありますあります、はいはいはい。

立花「どうぞ」

Q.あの、大津さんが個人情報を流出させたって話をされてたと思うんですけれども、あれっていうのは、あれですよね、コールセンターにいろんな方が不払いのサービスのやつを持ち込んで・・・

立花「個人情報」

Q.はい、個人情報をやってくれてて、あれ、コールセンターで一応、住所とか名前とか、一応、なんか規約とか見ると、あれはあの、党で使いますよっていうふうに書いてあるんで、たぶん使えると思うんですけど、あれ、コールセンターで一生懸命エクセルかなんかでまとめて・・・

立花「そうそう、はい」

Q.で、えっと、それを大津さんが持ってったっていう?

立花「まあ、トータルで13万ぐらいのデータがあります。それを1人の人間に監視・管理させてるんですよね。それは、そいつしかもうできないようにしてます。まあ、西君っていうんですけど。で、西君にやらせてます。で、それぞれの選挙区のデータを僕の許可があれば出していいよってなってます。

Q.あぁ、なるほど。

立花「だから、全部は持ち出せないんですね。だから、大津さんだったら目黒区の分だけ持ち出せるように、っていうか、持ち出しちゃいけないですよ。それが、私は目黒区で立花さんのOKをもらいましたって、西君を騙して持ち出したの」

Q.あぁ、なるほどなるほど。

立花「それはまあ、党内の管理体制のものがあるので、その、さあ、どうなるのかっていうところにはなるんですけど」

Q.毎月5000件とか、いっぱい来てますもんね?

立花「はいはいはいはい」

Q.それが全部データ化されててってことですね?

立花「そうですそうです。それまだ追いついてないですけど、それもデータ化していってます」

Q.コールセンターで?

立花「コールデンターじゃなくて、それは司法書士事務所で」

Q.あれ? 西君っていうのは誰ですか?

立花「西君は、あくまで党の職員ですね」

Q.党の職員? 党の職員?

立花「これが、これが今日、さすがに件数が増えてきて、えっと、5月か6月には西君はもう司法書士事務所の職員に変わってもらおうと思ってます」

Q.あぁ、これから変わる感じで?

立花「変わってもらう。件数が多すぎて、これはさすがに、司法書士事務所に行ってもらわないといけない。まあ、要はね、事務補助ぐらいだったらコッチでできるんですけど。もうそれができるようなレベルじゃないので、そっちの司法書士事務所の事務員をちょっと今、事務員だけじゃなくて、司法書士さんも増強しないと無理っていう状況になってる」

 かねてから疑いはあったのですが、尊師・立花孝志は、このインタビューの中で、党の職員が不払いサービスの利用者の住所や氏名を入力し、管理していることを認めています。
 しかも、この「西君」という党の職員が、本来、司法書士事務所で行われてしなければならない業務を「業務補助」という形で請け負い、さすがにこのままでは良くないということで、5月か6月頃に、司法書士事務所の職員になる予定だという話をしています。しかし、今は党の職員です。

Q.ちょっと話戻っちゃうんですけど、さっきの西君っていう方は、一応、党の職員っていうことなんで、だから今、給料とか止まっちゃう感じで?

立花「止まってる」

 不払いサービスの住所や氏名を管理している「西君」は、党の職員として働いているので、給料は止まっていると認めています。つまり、西君の雇用先が「政治家女子48党」であることも、この発言によって確認することができました。
 この「西君」という人物が何者なのかは、これからの取材ということになろうかと思いますが、「西君」に聞けば、どのような形で業務を請け負っていたのかが、よくわかるのではないでしょうか。場合によっては、加陽麻里布が懲戒される可能性が出てまいりますが、立花孝志自身も「司法書士の資格奪われる可能性がある」と認めています。普通の仕事をしていて、資格を奪われることなんて、まずあり得ませんので、資格のかかったグレーな何かをやらかしていることを示唆しています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

井前せいらのTwitterより(引用元リンク

 尊師・立花孝志とともに、着々と追い詰められている人間がいます。
 それが、本当は「政治家女子48党」もしくは「NHK党」にもかかわらず、その事実を隠し、5月21日投票の足立区議選に立候補しようとしている反社会的カルト集団の一員、井前せいらです。
 今度の足立区議選では「次世代あだち」というローカル政党で立候補をしてきますが、これは4月23日の荒川区議選で、現職の夏目亜季が「政治家女子48党」であることをほとんど出さず、「次世代あらかわ」として立候補するステルス作戦によって当選したことから、「政治家女子48党」より名の知れぬローカル政党を立ち上げて立候補した方が票を取れると計算してのことです。
 しかし、絶対に騙されないでください。こうして「#井前せいらはN国党員」として周知していく活動がプレッシャーとなっているのか、「なんだか分からないけど涙が出てくる」と言いながら、泣いている姿をTwitterで発信していました。マヌケなN国信者の「おっきいおともだち」が、「涙が流れることも、人生の大切な一部です」とか「その涙は美しいですね!」などと励ましていますが、物の善悪の判断すらつかない反社会的カルト集団の一員が議員になって税金を蝕むのは良くありません。実際、尊師・立花孝志らが問われているのは、これまでの政党交付金や11億円の借金が、一体、どこに溶けてしまったのかという話です。僕たちの税金がリゴリの「反社」に流れている可能性も否定できない状態になっており、国政政党とは思えないレベルの闇の深さを見せています。

 いよいよゴールデンウィーク明け頃から、N国党界隈が面白くなっていくのではないかと思いますので、ぜひ「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を読んで、毎日『チダイズム』もチェックしていただければと思います。ありがとうございました。


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