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【選挙ウォッチャー】 北谷町議選2022・分析レポート。

 9月6日告示、9月11日投票で、沖縄県の北谷町議選が行われました。ここには定数19に対して24人が立候補し、その中には「参政党」「NHK党」がいました。たまたま「参政党」にも「NHK党」にも、ここに住んでいる熱心な支持者や信者がいたということなのだと思いますが、ずいぶんとカオスな選挙になってしまいましたので、これもまとめておかなければならないと思っています。

 北谷町議選は、告示日に沖縄県知事選に立候補していた玉城デニーさんがやってきて、オール沖縄系の議員たちが集まって決起集会のようなものをしていましたので、ポスターだけにはならず、しっかりと当選した人のサムネイルを貼ることに成功しました。


■ NHK党は85票しか取れずに落選

 改めて、NHK党の看板にはあまり価値がないことが証明されました。
 北谷町議選に立候補した眞喜志雄一は、今年7月の参院選で佐賀県選挙区から立候補した人物ですが、85票しか取れなかったということは、ほとんど選挙運動をしなかったのか、それとも、地元でよっぽど嫌われているかのどちらかです。おそらく前者だと思いますが、「NHK党」という看板だけでは85票しか取れないということです。
 実際、他の選挙を見ても、ほとんど選挙運動をしていない地域では、まったく票が取れていません。つまり、地元で熱心に活動して、やっとこさ「NHK党」でも票が取れるということなので、僕の仮説では「地元でしっかり落選運動を展開すれば、しっかり票を減らせるのではないか」ということになります。カルトを野放しにしないために活動することは大切です。


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