【選挙ウォッチャー】 橿原市長選２０２３・分析レポート。

　１０月１５日告示、１０月２２日投票で、奈良県の橿原市長選が行われました。実は、４年前の橿原市長選と同じ顔触れなのですが、唯一、変わっていることがあります。それは、４年前に亀田忠彦さんに敗れた前市長の森下豊さんが、今年は「日本維新の会」から立候補してくることです。
　市長に返り咲くためには、とにかくイケイケの看板の力を借りるしかないということで、維新所属の首長になることを約束し、再び市長の座を取り返すための戦いに挑んだというわけです。

亀田 忠彦　５１　現　自民推薦
森下 豊　　６５　元　大阪維新の会公認

　当初の計画では、橿原市長選は取材対象ではなかったのですが、奈良県で２番目に大きな橿原市の市長を「維新に取られてはならぬ」と、日頃から維新の政治に危機感を抱いている人たちが、ネット上で地味に奮闘。
　こうした地道な「ＥＮＤ維新」な活動が、選挙の結果に結びつくのかどうかを知りたくて、急遽、６時台の博多発の新幹線に乗り、特急を乗り継いで橿原市に入りました。取材時間が非常に限られている中で、ドレミの馬場伸幸先生の話があまりに長すぎて、現職の亀田忠彦さんの取材ができなかったのですが、維新の様子を見られただけでも十分でした。

■ 橿原市長選・選挙ボード動画解説