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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#281)。

 新型コロナウイルスは、ただの風邪ではない。
 最近まで強がってYouTubeを配信していた立花孝志だったが、保健所から届いたパスルオキシメーターで血中酸素飽和度を測定したところ、本来なら入院を要する94%~95%であることが明らかになった。

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 今度の衆院選で何とか2%を取りたい立花孝志は、やはり「コロナはただの風邪」というニッチな層を取りたいという思惑があったようで、わざわざ入院を断ってまで、「コロナはただの風邪だ」と主張するための動画を撮影していた。ゴルフの飛距離はタイガー・ウッズ並み、堀江貴文のサロン出身のアホが開催した総合格闘技イベントに出場する際はタウンページを破るパフォーマンスまで見せていた立花孝志なので、体力にはそれなりに自信があったはずで、自分ならコロナを吹き飛ばし、体験をもって「やっぱりコロナは風邪だった」と言って、平塚正幸が開拓してきた票を根こそぎもらっていけるという読みだったのだと思う。
 しかし、冒頭に申し上げた通り、コロナはただの風邪ではない。
 YouTubeに動画をアップし始めた6月8日には「コロナはただの風邪」だと言いながらピザを食べる余裕を見せていたが、病状は確実に悪化の一途を辿り、6月10日の夜には「明日から入院するかもしれない」とまで言い出している。これまで「コロナはただの風邪」と言ってきた建前、入院するのはおかしいので、「自分一人の体ではないので、念のための措置だ」と強調するが、普通の風邪で念のために入院する奴なんかいないのだから、血中酸素飽和度が94%になって入院していること自体、新型コロナウイルスがただの風邪ではない証明である。
 おそらく立花孝志は、この記事がアップされる頃には入院していることだろう。というのも、これだけ長く高熱が続き、これだけ長く咳の出る状態が続いていて、しかも、血中酸素飽和度が94%に至るということは、だいぶ肺炎が進行していて、肺がダメージを受け、機能を低下させている可能性がある。心拍数が103もあることから見ても、一般的に「100を超えると肺炎になっている可能性が高い」とされるだけに、非常に良くない傾向である。立花孝志は「持病はない」としているが、かねてから「糖尿病でもおかしくない」と言われており、もし強がって持病がないフリをしているだけであれば、死へのカウントダウンが始まっている可能性は否定できない。


■ 私は立花孝志の死を望んでいない

 立花孝志が死にかけている様子を見て、N国信者たちは私が「さぞかし喜んでいるに違いない」と思っているかもしれないが、個人的な気持ちとしては、「ここで死なれたら困る」というのが本音だ。かねてから言っているように、N国には数字がないので、立花孝志が生きていたところで私が儲かるようなことも特にない。むしろ、立花孝志が死んだ方が儲かるぐらいかもしれない。
 しかし、立花孝志は党から借りている億単位の金を返済しなければならないが、返済に向けたロードマップは一切描かれていない。「死んでチャラになる」なんていうことになると、私たちの血税は自由に使われて終わりになってしまう。立花孝志にはマグロ漁船に乗ってでも、生きて返済してもらわなければならないのだから「死んで逃げ得」になるようなことを許してはならない。
 また、私が仕掛けられている数々の裁判も、立花孝志が死んだことによって中途半端に終わってしまうと、私の潔白が証明できなくなってしまう。私に一切の非がないことを裁判でシロクロつけるためにも、こんなところで立花孝志に死なれてもらっては困るのである。
 そして何より、立花孝志にとっては、ここで死ぬより、ここで生き延びる方が「地獄的な展開」となる。夏には不正競争防止法違反、脅迫罪、威力業務妨害で問われている刑事裁判があり、その頃には党のお金もショートするとみられ、10月の衆院選では大敗し、11月には政治資金収支報告書が公表されて大騒ぎ。一通りの裁判が終わったら、今度は私が立花孝志を訴える番である。いっそ死んでしまった方がマシだというぐらいに、立花孝志がこれまでやってきたことを償っていただかなければならない。だから、こんなところで死んでしまうのでは、まだまだぬるいのだ。立花孝志には、しっかり生き延びてもらいたい。立花孝志はそれだけ多くの「不幸」を生み出してきたし、私が期間限定でアイコンにしている「熊さん」に対しても、立花孝志は酷いことを続けてきたのだ。立花孝志には自分のやってきたことを生きて精算してもらわなければならない。


■ 黒川敦彦のバカタレを許してはいけない

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 黒川敦彦というのは「死神」のような男である。
 一応は、大阪大学理工学部を卒業し、製薬ベンチャー企業で働いたこともある「頭の良い人」という設定だが、東大卒でも丸山穂高や浜田聡のような男はいるし、この画像を見ていただければ分かるように、黒川敦彦という男は「致死レベルのバカ」だと認定して良いと思う。

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 これは「つばさの党」を応援している人のアカウントである。
 最初は、私のツイートの真偽を確かめるようなツイートから始まり、そこから瞬く間に、最悪の展開を迎えることになる。

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 徐々に体調が悪くなり、奥様も含めて「陽性」と確認されてしまった。
 イベントと関係なく感染した可能性もゼロではないとはいえ、常識的に考えて、明らかにコロナと疑われる症状がありながら、ノーマスクでイベントに参加していたバカがいたのだから、そこで感染してしまったと見るのが自然である。
 このアカウントの人物は、そのアカウント名やアイコンから、黒川敦彦が率いる「つばさの党」を支持していた者と思われ、黒川敦彦がYouTubeなどで主張している発言に共感していたものと思われるが、取り返しのつかないことになってしまった。
 本来なら、自分を支持して、わざわざイベントに来てくれた一般の参加者が、とんでもない目に遭っているのだから、お見舞いのコメントの一つも寄せるべきであり、もっと言えば、参加者に土下座するべきだ。ところが、黒川敦彦という人間もまた、人間としては最低レベルのクズなので、この件については一切触れず、こんなことをツイートしていた。

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 立花孝志が「入院することになった」と報告する泣き芸の動画を見て、自分も泣いたと報告。しかし、ここからが黒川敦彦の最低な人間性である。立花孝志に対し、「この十数年間本当にお疲れ様でした」と、まるで死んだかのような扱いをして、外様のフランチャイズ政党の分際で、「実務は若手一同頑張ります」と、まるでN国党の実務を自分たちが引き受けるかのような発言をしているのである。気づけばすっかりN国党の内側にいる人間のような立場で振る舞い、かつての「オリーブの木」がそうだったように、気づいた時には母屋が乗っ取られる話になっている。


■ 誠意ある対応をしないクソ議員ども

 新型コロナウイルスに感染している立花孝志が、よりによってノーマスクでイベントに出席し、参加者に感染させた恐れがある中で、ここでマイクを握った人間たちには、もれなく「濃厚接触」の疑いがあり、まずは自身の感染の疑いを晴らしてから議会に出席するべきである。
 ところが、柏市議の大橋昌信にしても、松戸市議の中村典子にしても、朝霞市議の外山麻貴にしても、誰一人として「濃厚接触になってしまったかもしれない」と議会に連絡し、自主的に隔離しようという者もいないし、PCR検査を受けようという者もいない。悲惨なことに、集まっている人間がどいつもこいつもバカなので、立花孝志がこんな状態になってなお、「コロナはただの風邪」だと思っているのである。
 もっとも、柏市議の大橋昌信に至っては、「亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸を混ぜてリンゴジュースで割って飲んだら、血液のウイルスが殺菌されてコロナに効く」という動画を発信し、それをマネしたバカが病院送りになるという事件を起こしている人間なので、基本的にまったく期待できないかもしれないが、松戸市には「中村典子が濃厚接触者になっている」と通報した人がいるらしいのだが、柏市には誰もいなかったらしく、柏市民の責務として、私が事務局に情報提供しておいた。いくら大橋昌信とはいえ、マスクぐらいはしていると思うが、それでも空気感染の恐れがあるので、とりあえず情報提供だけはしておかないと、万が一の時に自民党あたりのジジィの議員が死ぬことになる。相変わらず、柏市議会の事務局は「自分たちに検査をさせる権限はない」と言っているが、命に係わる問題なのだから、いろんな人に掛け合って、とにかく大橋昌信のバカにPCR検査の一つも受けさせるべきである。貴重なPCR検査のリソースを大橋昌信のようなバカのために割いている場合ではないかもしれないが、自己責任で秋葉原にでも行って、民間のPCR検査センターで良いので、自腹でやらせてくるべきだ。
 カルトというのは、賢いフリをしているバカが、賢いフリすらできないレベルのバカに、バカの教えを説くものである。大橋昌信の動画を見るくらいのバカな視聴者に向かって、偉そうに「5W1H」の解説を始めて、中1で習う基礎的な英単語を間違えて読むレベルのバカなので、尊師・立花孝志の主張に「なるほどガッテン」してしまい、本当に「コロナはただの風邪」だと思っている節があるのだが、だからこそ、こんな時にPCR検査を受けた方が良いという知識はない。だから、このレベルのバカを政治家にすると大変なことになるのだ。私たちはバカを政治家にしないように気を付けなければならない。


■ 国民主権党の中根淳が東京都議選に立候補

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 立花孝志の弟子にして、社会に迷惑をかけ続ける社会活動家・平塚正幸率いる「国民主権党」から、7月4日の東京都議選に、主要メンバーである中根淳が立候補することを表明した。ウンコを処理して、また新しいウンコを処理しなければならなくなって大変だが、今回も「国民主権党」の看板を隠し、「無所属」で立候補する予定だという。先日の茂原市議選でも前橋由李は無所属で立候補していたが、実質的には「国民主権党」だった。
 先日の「日刊SPA!」の記事で指摘したように、実は、「コロナはただの風邪」だと主張する勢力は、ニッチで手堅い支持者を手に入れて、確実に伸びてきている。もちろん、東京都議選で当選するほど票を得られるわけではないが、その後の杉並区議選などへの布石になっているので、監視と批判を続け、人々に危険なカルト政党であることを知っていただかないと、大きくなってからでは面倒なことになる。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 今日もTwitterのトレンドに「立花孝志」という名前が上がるほど、立花孝志の入院が話題になっていた。国政政党の党首が新型コロナウイルスで入院するというビッグニュースにもかかわらず、一般紙はほとんど無視。東スポや一部のスポーツ新聞が報じる程度に成り下がっている。しかも、このニュースに対する人々のリアクションは、とてつもなく冷たいものであった。パルスオキシメーターの数値からは、肺炎をこじらせ、このままでは死んでしまうかもしれないぐらいに重症化していると見られるのに、「コロナはただの風邪なんだから入院するな」とか「自業自得なので助ける必要がない」などのコメントで溢れている。立花孝志の身を案じるコメントは、全体の1割もないのである。
 それもこれも立花孝志がどれだけ社会に迷惑をかけ、世間から嫌われることをやり続けてきたのかを表しており、死にかけてまで人々から心ない言葉を浴びるようになってしまったのは「因果応報」の一言である。自覚症状がありながらノーマスクでイベントを行い、最後の最後まで社会に迷惑をかけまくっているのだから、これだけ致命的に嫌われるのは当然だ。もう「NHKから国民を守る党」が支持を回復することはないだろう。今回のコロナ騒動で、ますます終わってしまったと言ってもいい。

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 あとは、こいつである。立花孝志と比べて知名度がないので、まだまだヤバい奴だという認識をされていないが、「つばさの党」は既に地方で2議席を獲得している。議席を獲得できなくなるまで、しっかり監視する必要がある。ウンコ投げは終わらない。

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