【選挙ウォッチャー】 ＮＨＫから国民を守る党・動向チェック（＃３１６）。
４月２９日・３０日の２日間、幕張メッセでは「ニコニコ超会議」が開催されましたが、ここに推定１０００万円以上のお金をかけ、「ＮＨＫ党」を名乗るカルト政党が特大ブースを出しました。
これも今年７月に行われる参院選で議席を獲得するための「宣伝」と言えますが、この日に合わせてリリースされた新曲やアプリが、この上なくカルト全開だったので、順調に「オウム真理教」と同じ道を歩んでいることを知っていただきたく、本日は急遽、無料レポートをリリースしました。
■ Ｎ国版「尊師マーチ」に世界が震撼した
記者が熱烈なＮ国信者のため、Ｎ国党の専属広報紙に成り下がっているでお馴染みの「東スポ」が、どこよりも早くTwitterで伝えていましたが、Ｎ国党（ＮＨＫ党）は、この日に合わせて「ぶっこわすのうた」なるものをお披露目しました。
動画を見た人の感想が、もれなく全員「オウム」だったので、Ｎ国版「尊師マーチ」と言えますが、この歌の歌詞を解析したところ、以下のような内容となっていました。
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ＮＨＫをぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
集金人さん集金人さん おかえりください
不退去罪になりますよってに
帰らへんなら立花孝志に 電話しまっせ
受信料の支払いは 国民の義務ではありません
神社のお賽銭と同じやで 払い人だけ払ろうたらええんよ
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ＮＨＫをぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
集金人さん集金人さん 目に入らぬか
ＮＨＫ撃退シールが目に入らぬか
令和の大塩平八郎 立花孝志のお墨付きやで
ところでアンタは幸せでっか
１０分１０００円でお悩み聞きましょか
楽しい人生送りまへんか 疲れた時は休んでええんよ
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
スクランブルで ぶっこわす
ＮＨＫをぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
（立花孝志の声）「ＮＨＫをぶっこわ～す！」
「ぶっこわ～す！」「ぶっこわ～す！」
「ＮＨＫをぶっこわ～す！」
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ＮＨＫをぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわす
ＮＨＫをぶっこわす
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
ぶっこ ぶっこぶっこ ぶっこわ～す
歌詞ではなかなか伝わらないと思いますが、イントロがドラムロールから始まるところなど、まさにオウム真理教の「尊師マーチ」を彷彿とさせる出来栄えだったのですが、このお披露目の後、司会の黒川敦彦と堀江貴文の秘書である齊藤健一郎が、以下のようなコメントをしていました。
斉藤「いいですね」
黒川「ありがとうございました」
斉藤「なんか朝イチのラジオ体操代わりになるんじゃないかなみたいなね、これね」
黒川「あぁ、オウム真理教というね」
斉藤「よくご存知で。えっとね、あれをベンチマークしましたね」
黒川「狙って作っておりますから」
斉藤「そうなんです、そうなんです。その通り、オウム真理教っぽいという。もうそれを感じていただけただけで大当たりということですね」
完全にアウトですが、幾重にもアウトなので、検証しましょう。
まず、「オウム真理教」というワードを出したのは客ではなく、幹事長の黒川敦彦が自ら出しました。「ラジオ体操代わり」と発言した齊藤健一郎に対して、幹事長は「オウム真理教」と言っているのです。
すると、齊藤健一郎は「よくご存知で」と言い、「あれをベンチマークしました」と言っています。「ベンチマーク」とは「水準点」という意味ですが、「オウム真理教を基準として、そこに合わせた」という理解で良いと思います。つまり、モデルとなっているのは「オウム真理教」であり、「オウム真理教のようにしよう」ということで、この歌とダンスが誕生したということになります。作ってみたら、たまたま「オウム真理教」のようになってしまったのではなく、「オウム真理教」に近づけようとして、結果的に「オウム真理教」を彷彿とさせる出来栄えになっているわけですから、「オウム真理教」を評価しているということなのでしょう。
今さら説明の必要もありませんが、「オウム真理教」は「地下鉄サリン事件」という歴史に残る無差別テロ事件を起こし、１４人が死亡、６３００人が負傷する大惨事を起こしました。それ以外にも複数の殺人事件を起こしていて、信者を合わせると、一体、どれだけの人が亡くなっているのかがわかりません。このような未曾有のカルト犯罪集団を「ベンチマークにした」と発言しているのが、よりによって国政政党であるということです。
幹事長の黒川敦彦は「狙って作った」と認め、堀江貴文の秘書にして今度の参院選の比例区で立候補する予定の斉藤健一郎は「オウムっぽいと思ってもらえたら大当たり」とまで言い出す始末です。
ちなみに、とても重要な指摘をしておかなければなりませんが、立花孝志は過去に「オウム真理教」のスポークスマンだった上祐史浩とイベントをしていて、その時にこのような発言をしていました。
「麻原彰晃さんのことについて、皆さん、客観的に聞いているんだと思うんですけど、めちゃくちゃ主観的に聞こえるんですよ。めちゃくちゃ僕は、いつ麻原彰晃さんになりかねない立場なわけですよ」
立花孝志自身が「麻原彰晃になりかねない」と発言していて、今度の参院選に比例区から立候補する幹事長の黒川敦彦と齊藤健一郎が「オウム真理教をベンチマークにした」と発言しています。国政政党の党首が上祐史浩とイベントをやっていること自体がいかがなものかという話ですが、目指している方向が完全に「オウム真理教」なのですから、公安の皆さんにはしっかり仕事をしてもらわないと困ります。こいつらのことを、いつまで野放しにしているのでしょうか。
■ 久保田学が参院選・比例区で立候補する
今年の夏の参院選に、ニコ生主の横山緑こと久保田学がカルト政党「ＮＨＫ党」の比例区から立候補することになりました。６月１９日の立川市議選には立候補せず、参院選への出馬に切り替えたことになります。なので、立川市議選は不戦敗となりました。来年４月の統一地方選のスケジュールで行われる品川区議選への擁立を計画しているようです。もともと立川市議選での当選はかなり難しかった上に、Ｎ国党を裏切って立憲民主党に移籍したＮＥＲこと国場雄大を倒すために、久保田学を当てたいようです。
■ 尊師・立花孝志によるＮ国信者向けの説明
Ｎ国党の幹事長・黒川敦彦と齊藤健一郎が「オウム真理教をベンチマークした」と語ったことを受け、急遽、このイベントを検証することになったわけですが、たまたまＮ国信者が「選挙ウォッチャーちだいという極左から反社と言われていることについてどう思うか？」と質問をしているところを目撃しました。しょせんＮ国信者から「極左」と言われても、「オウムに言われたくないわ！」で終わりなんですが、立花孝志の答えを聞いて、久しぶりに爆笑しました、頭が悪すぎて。
「ちだい君の件ですよね。えっとまあ、ちだい君はそう思いたいんだと思うんですよ。あの、悪人だと。で、さっきも言ったように、ちだい君から見ると、僕みたいなスーパーマンはこの世にいたら困るなタイプだと。だから、現に僕はＮＨＫ職員をしていました。これはもう、ちだい君も認めています。でも、じゃあ、ＮＨＫ職員で海老沢会長と直接話ができる人なんていないだろうと思っちゃってるんですよ。でも、ガーシーが出てきましたよね、今ね。あんな島田紳助さんと普通に喋れて、ロンブー淳君だとか、あんな人、皆さん、いないと思ってたじゃないですか。でも、現にいるんですよ。だから、僕は実際、そこなんです。でも、ちだい君はスーパーマンみたいな人がいると困る人だと思うんですよね」
まず、大前提として、「海老沢会長の秘書」というポジションの人は存在しますし、海老沢会長といろんな話をできる人はそれなりにいたことでしょう。ただ、ＮＨＫの中では「雑用係」だった立花孝志のことを「海老沢会長の右腕」と表現するのは、僕を自分で「長澤まさみの彼氏」と表現するぐらいに妄想力がたくましいです。
あと、芸能人と交流が深く、いろんな女の子をアテンドするタイプのオッサン、普通にいます。ガーシーくらいアグレッシブに動くオッサンは数えるほどしかいないと思いますが、「いる」か「いない」かで答えろと言うのであれば、「いる」です。ただ、「ガーシー」とかいうオッサンがスーパーマンなのかと言ったら、「芸能人との交流が生き甲斐になっている西麻布あたりを闊歩するオジサン」でしかなく、僕は昔からそういう人をニヤニヤしながら見ていました。
なので、前々から「尊師」だと思っていましたが、本日、正式に「オウム真理教をベンチマークした」と幹事長らが認めましたので、「尊師」としか思っていません。だいたい「立花孝志がスーパーマンだと困る」というのはどういうことでしょう。あくまで「仮に」ですが、仮に立花孝志の能力がずば抜けて高かったとしても、僕が困ることは何もありません。では、何に困っているのかと言うと、「社会に多大な迷惑と損害を与えていること」であり、最も適切な言葉は「スーパーマン」ではなく「迷惑系YouTuber」です。綾野剛さんをはじめ、いろんな人が名誉毀損されちゃって可哀想です。
「で、彼自身は、ごく一部の彼を信じる人にお金もらってるんですよね。それは、あの子の中でのお商売も含めて、そういうスーパーマンみたいな人がいると困るっていう人が集まってきてるので。で、僕、彼とこういろいろと戦ってたじゃないですか。で、こないだも来たんですよ、３週間ぐらい前に春日部の選挙の時に。で、僕はこれまでは彼と戦うことによって炎上させることによって、僕も儲けてたし、彼も儲けてたんですよ。でも今は、もう完全に差がついちゃったんで、相手したら損なんですよ。だから、もうこないだも来たけれど、悪いけど、質問は文書でください、文書で回答しますって言って、その一本鎗です」
確かに、最近は「差がついた」と感じます。えぇ、僕のいる所はそんなに変わらないかもしれませんが、立花孝志が上に行ったのではなく、すごいスピードで「下」に行っちゃっているので、「懲役２年６ヶ月」のあたりから見えないぐらいに下に行っちゃったんですが、とうとう「オウム真理教をベンチマークしている尊師」にまで成り下がってしまったので、ずいぶん差が開いてしまいました。「オウム真理教をベンチマークしている奴」は、クソテロリストとして扱っていいのではないでしょうか。
ちなみに、立花孝志やＮ国党が「オウム真理教」に向かっている危険なカルト思想の集団であることを多くの方に知っていただきたいので、もちろんこのレポートは「無料」です。僕もさまざまな選挙のレポートを販売していますが、Ｎ国党関連の記事はほとんどが「無料」です。
Ｎ国信者のことなので、それならこの「Ｎ国マガジン」というのは何なんだと言ってきそうなので書いておきますと、こちらは綾野剛さんの裁判に使える有力な証拠を取りそろえたものであり、一般の方には読んでいただきたいのですが、アホのＮ国信者が無料で読まないように、あえて「ＮＨＫの１ヶ月分の受信料より１０円高い価格設定」になっております。ＮＨＫの受信料を払わないのに、敵である僕のレポートにＮＨＫの受信料より高い金額を払うんだとすると、「バカなのかな？」という話です。
■ 選挙ウォッチャーの分析＆考察
最後にどうでもいい捕捉をしておくと、あのＮ国版「尊師マーチ」のダンスをしているのは「ぶっこわすダンサーズ」だそうで、ボーカルを務めるのは「超無限パワースポット・アイアイさん」だそうです。歌やダンスの人たちの名前まで、思いっきり「尊師マーチ」に寄っています。
ちなみに、このＮ国版「尊師マーチ」がお披露目された際の皆さんのリアクションをご覧いただきましょう、コチラです。
数々のゲテモノを見てきたであろう「ニコ生リスナー」たちがドン引くレベルです。今日から正式に、立花孝志のことを「尊師」と呼んでもいいですし、Ｎ国党を「カルト」として扱っても文句は言われません。なにしろ「オウム真理教をベンチマークしている」のですから、こいつらは「オウム真理教になろうとしている集団」です。ガッツリと公安の監視対象になっていないとおかしい団体です。
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