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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#218)。

昔は、立花孝志の影響力は絶大で、ひとたび立花孝志が「あいつは悪者なんだ!」と言ったら、実にたくさんの人が釣られて「ヘイヘーイ、オマエ、悪い奴なんだろ?」と煽ってきたものですが、やっぱり今回も、立花孝志の言うことをそのまんま信じる奴はいなくなったのでしょう。朝起きてTwitterのタイムラインがどうなっているかをチェックしてみたんですけれども、僕について言及している人はほとんどいませんでした。1万回ぐらいは再生されているんですけど、立花孝志のことを信じているのは、そのうちの2割いればいいぐらいかもしれません。あとは、ただ立花孝志のことをウォッチングしているだけの存在、あるいは、ファンのフリをして、立花孝志に「もっとやれ!」と言った方が面白いことをしてくれると思っている人たちなのかもしれません。


■ みんなでちだいを訴えようという動画

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まさに今日は、岡崎市議選が行われていて、「NHKから国民を守る党」の候補者が出ているはずなのですが、立花孝志の関心は、勝てない選挙よりも僕ということになっているようです。かつては太田光さんや東国原英夫さんを「小物」とぶった切り、マツコ・デラックスさんぐらいの大物でなければ訴えないと言っていたのに、今では「みんなで選挙ウォッチャーちだいを訴えましょう」だそうです。理由は、僕が発行している「N国マガジン」に1320円を払ってゲットできる情報が「ちんこ」だからだそうです。買う前に、有料で読める部分は「4文字」となっているわけですし、このマガジンは10本保証なので、1本あたりの単価は132円です。もしかして132円の価値がないということで裁判を仕掛けてくるのでしょうか。これを見ても分かる通り、立花孝志がやりたいことは「裁判」であって、受けた被害を真剣に賠償してほしいと思っているわけではないようです。ちなみに、やっぱり昔は立花孝志がこんな動画をアップしたら、それこそ有象無象が「オマエのことを訴えてやるからな!」と次から次へと煽ってきたのですが、今は完全に「凪」です。クラシックコンサートの会場ぐらい静かです。平和でいいですね。なにしろ、この動画は平日の昼から僕に対するアンチ活動に明け暮れている「ボムジュン」が、「こんなに酷い話はありませんよ!」とチクったことから始まっているっぽいんですが、煽られて動画をアップした立花孝志がボムジュンに「一緒に訴えよう」と声をかけたら、「自分は被害者じゃないんで!」です。立花孝志が被害者を募って僕を訴えるのは嬉しいけれど、自分が買って原告になるつもりはない。ボムジュンは常に安全圏から物を言うタイプです。そして、ご安心ください。僕は立花孝志と違って、ボムジュンを訴えるようなことはしません。平日の昼間から僕のやることを、とにかく何でもいいから全否定するのが生き甲斐の男ですよ。僕が裁判なんかを起こして彼の生き甲斐を奪ってしまったら、これからどうやって生きていくのでしょうか。ボムジュンがイキイキと暮らしていける世の中も大事だと思います。生温かい目で見守ってあげましょう。


■ 岡崎市議選で当選の可能性はゼロ

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10月18日に岡崎市議選が行われるのですが、当選の可能性はほぼゼロだと言っていいと思います。当選には約2500票ほどが必要になるんですけれども、おそらく1000票を下回るぐらいではないかと推測され、せいぜい700票~900票ぐらいに収まるのではないかと考えています。供託金が没収されるほどではないと思うのですが、1000票を超えてきた時には中部地方にはまだ情報が届いていないということだと思います。

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そして、「NHKから国民を守る党」の年内の選挙はこれで終わりです。これに伴い、この動向チェックも来年1月までお休みにできたらいいなと思うのですが、11月には収支報告書が公表されるし、12月には立花孝志の刑事裁判があるし、結局、見逃せない話がたくさんあるので、まだまだ動向チェックは終わりません。そして、党内で着々と勢力を強め、古参勢力と戦おうとしている尾崎全紀の動きも気になります。結局、ガツガツとオペレーションの部分に食い込んでいるのは強いということでしょうか。


■ ここまでに届いているパンフレット

問題となっているパンフレットなんですが、こうしている今も続々とパンフレットが届いているので、これらを処理しないと、寒くなってきたら倉庫に段ボールを運ぶのも辛くなっちゃうので、今のうちに片付けておきたいと思います。

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プレミスト都島パークプロント
6月8日に不動産サイト「アットホーム」から登録があった。江坂、豊中小路など5物件の登録があったことがわかっている。貴文名義。

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住友不動産
東関東営業所の上半期総決算キャンペーンのお知らせ。

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東京理科大学
専門職大学院室というところから届いている。詳細については、大学の担当者がポンコツだったので、教えてもらうことができず。今後はパンフレットが届くことはないだろうとのこと。

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ベルフォーレ松山
加菜名義。電話番号の「080-9611-8449」は、N国党を離党した渋谷区議の金子快之さんの電話番号となっている。

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玉川大学
チダイ名義。玉川大学のホームページに1回目が2020年9月20日と2019年9月22日の2回にわたって登録されている。電話番号の下4ケタは「8444」となっている。高卒認定大検ということになっている。社会人設定。メールアドレスの記入もある。

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パラドール太秦天神川
2019年12月5日に、物件のホームページから直接資料請求。

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山梨学院大学
智津大名義。住所の後に「オウム柏高田道場」と書かれている。いまだにオウム真理教をネタにしているあたりが古い。

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目白大学
義偉名義。石渡チダイ被疑者宅という住所になっている。学校のホームページから資料請求している。9月20日に登録されている。柏中央高校という設定になっている。

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目白大学
義偉名義。石渡チダイ被疑者宅という住所になっている。2冊目。

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専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
6月17日に「これから進路」というサイトから登録があった。

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法政大学大学院
智偉名義。9月20日に登録されている。学校のホームページの資料請求から直接。9月23日に発送。

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総合マンションギャラリー東銀座館
正幸名義。2019年12月19日に資料請求の分譲マンション4物件で資料請求されていた。

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プラウドタワー亀戸クロス
新築分譲マンション。

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デュオヴェール札幌中島公園
光宏名義。

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東京スクール・オブ・ビジネス
公美名義。

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山梨学院大学
2冊目。

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郵船クルーズ株式会社
光宏名義。

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同志社女子大学
来路奈名義。進学サイト「さんぽう進学ネット」から3月3日に申し込みがあった。

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法政大学大学院
智偉名義。

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エクセレントシティ船橋ロイヤルヒル
貴文名義。

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神戸松陰女子学院大学
和泉名義。「大学通信」という媒体。9月7日に登録している。

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早稲田大学芸術学校
共産名義。

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ヤマト住建株式会社・住まいのギャラリー柏店
ひとみ名義。9月20日に「ホームズ注文住宅」より一括請求という形で連絡されている。登録されている電話番号は090-5492-2378となっており、深沢宏文氏のもの。登録されているアドレスは「jimintou@cock.li」となっている。

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神宮会館
えみり名義。7月7日に神宮会館のサイトから直接入力されている。

ざっくり1時間ぐらいの検証だったのですが、直近では9月20日にパンフレットが届けられていることがわかりました。10月に入ってからも資料が請求され続けているのかは微妙なところです。もしかしたら、これから新規の資料は止まるのではないかと思っています。


■ N国相手にはジャーナリズムが必要である

 突然ではあるが、たった今、この瞬間から大幅にトーンを変えたいと考えている。
 これまで私は「選挙ウォッチャーちだい」というキャラクターを演じ、ウンコ投げと称して、一般常識もなければ、遵法精神の欠片もない、反社会的な活動を繰り返す「NHKから国民を守る党」に立ち向かってきた。明るく楽しく巨悪の国政政党と戦う。これがコンセプトだった。
 しかし、そろそろ真面目に、この「NHKから国民を守る党」の不正を追及しなければならない局面に来たと、私は考えている。これまでのキャラクターを捨て、「NHKから国民を守る党」の問題については、選挙ウォッチャーではなく、ジャーナリストとして活動したいと思う。
 ジャーナリストと選挙ウォッチャーの違いは、なるべく主観を排し、淡々と事実の指摘をしていく。バカに向かって「バカ」と叫ぶのが「選挙ウォッチャー」であるが、ジャーナリストは「バカ」とは言わない。目の前でマヌケなことが起こっても、笑いもしなければ感想を述べることもない。
 おそらく、立花孝志はこれからも私を狙って裁判を仕掛けてくるだろう。そして、裁判を仕掛けるたびにYouTubeを使って、何度も何度も「ちだいは無能だ」とアピールしてくるに違いない。こうした繰り返しのイメージ戦略で、これまでのような文体では、本当にアホで無能な人間だと思われ、イメージが回復するまでに長い年月がかかってしまう。そこで、「NHKから国民を守る党」に関するレポートは、従来の選挙ウォッチャーとしてのキャラクターや文体はすべて捨て、本日、たった今、この瞬間から「ジャーナリスト」として活動していくことにしたいと考えている。
 NHKから国民を守る党は、今後、11月に政治資金収支報告書の発表を控え、12月には立花孝志の初公判が控えている。ただ、初公判が本当に12月中に行われるかどうかは分からない。というのも、どうやら公判前整理手続きで主張追加変更があったらしいからだ。
 どのみち、刑事裁判は既に多くの人が注目しているので、私がここで言及する必要はないだろう。それより11月の政治資金収支報告書がどうなっているのか。こちらをより厳しく追及していく必要があると考えている。
 まず、ジャーナリストに転身して最初に取り組みたいことは、立花孝志は本当にNHKの記者だったのかという問題である。少なくとも、2017年の葛飾区議選、2019年の堺市長選の際に、立花孝志は選挙公報に「記者だった」と書いている。

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 小学生が習う漢字を間違えてしまう高卒採用の立花孝志が、東大・京大が当たり前のNHKの記者をしていたとは到底思えない。にもかかわらず、これだけ堂々と「記者をしていた」と書いているのだ。普通のオジサンが嘘をついていたのであれば、ただの見栄っ張りということで終わったかもしれない。しかし、政治家の経歴詐称は、公職選挙法235条の虚偽事項公表罪にあたる。ここには「当選を得る目的で候補者の身分、職業、経歴などに関して虚偽の事項を公にした者は2年以下の禁固または30万円以下の罰金に処する」と規定されているが、実は、その規定は故意犯のみが対象で、仮に公表した経歴が虚偽でも、本人が認識していたと立証できなければ罪には問われない。つまり、立花孝志が本気で自分が記者だと思い込んでいたと主張すれば、逃れられるというわけだ。
 この疑惑を解明することは、あまり建設的ではない。今後、立花孝志が再び議員になる可能性は限りなくゼロだからだ。しかし、今もなお支持者たちは立花孝志を記者だったと認識しているし、次の衆院選で「記者をしていたのであれば優秀なのだろう」とNHKから国民を守る党に投票する人がいれば、1票あたり約80円の政党交付金が入る。まずは簡単に開示できそうなところから、疑惑の追及をしていきたいと思っている。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 私はどのメディアに寄稿する際も、独自の文体を保ってきたが、NHKから国民を守る党に対しては、これまでの文体を捨て、粛々と不正の追及や疑惑の解明を遂行していく。こうなった時は「ガチ」である。
 一切のエンターテイメントを排除し、疑惑の追及に徹する。
 私はこれまで、数多いるジャーナリストの中に、一人の新米として入ったとしても、自分の個性が失われるだけではないかと考えていた。しかし、よく考えてみたら、NHKから国民を守る党を追いかけるジャーナリストは存在しない。それだけで十分に個性である。
 まだ右も左も分からない駆け出しであるが、気概はある。ぜひこれからも新米ジャーナリストのちだいを温かく見守っていただきたい。

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