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【新型コロナウイルス】 危険厨の防護マニュアル・第5章。

連日、集中連載のような形でお届けしている「危険厨の防護マニュアル」なんですが、こうしてお届けしている間にも世の中には進展があり、北里大学や花王などの研究チームが「中和抗体」を作り出すことに成功したといいます。ウイルス感染というのは、ウイルスの持っているタンパク質が人の細胞にくっつくことで大量にコピーされ、さまざまな症状を起こすというメカニズムなのですが、中和抗体が先にウイルスの持つタンパク質とくっついてしまうため、人間の細胞にくっつかなくなることで感染しないようになるという夢のような話です。ラクダ科の動物由来の抗体だといい、安価で作れることも期待されています。オランダでも似たような研究が行われているようなのですが、こうした薬が早期に実用化されて、なるべく今までと変わらないような経済活動ができるようになるといいと思います。一方で、僕は薬を開発することはできませんが、新しいシステムを作り出すことはできると思いますので、頑張って開発に取り組みたいと思います。


【第5章】商品がなくなった場合の対処法

 マスクがなくなったり、アルコール消毒液がなくなったり、果てはトイレットペーパーや生理用品、紙オムツといったものまでなくなってしまう現代社会。私たちにとって最大の防護用品であるアルコール消毒液がないのは死活問題であり、このままではノーガード戦法になって感染のリスクを高めてしまう可能性があります。
 しかし、商品が買い占められてなくなっても、自分で作る、あるいは、代用品を使うことで、一時的に商品がなくてもしのぐことはできます。わざわざ転売ヤーから高額で買わなくても、普通の価格で手に入るもので生き延びることはできます。マスクが手に入らなくて困っている人たちもいると思いますが、さまざまな対処法をまとめてみることにします。


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