日本の大変素晴らしい民意により、これから「ガーシー参議院議員」は当選後の公約だった「47の暴露を実名で無料公開する」と思われます。これにより多くの芸能人が名誉毀損や誹謗中傷に晒されることになると思いますが、これを望んだのは「国民」です。
ガーシーを応援していた「日本の標準的な知性」の方々は、権力を持った国会議員によって、民間で慎ましく生きる芸能人たちの私生活が暴露されることの恐ろしさを理解できないのだと思いますが、これを放置してしまうと崩壊するのはNHKではなく「民主主義」です。国会議員に逆らった人間は私生活を暴露される刑に処されるかもしれないのです。そのあたりをよく考えていただき、今回は、政見放送をすべてチェックし、「47の暴露」がどのようなものかをまとめました。どうしてこんなコツコツとした作業をしなければならないのかと思いますが、これをするのも僕の仕事です。
■ 「47の暴露」全リスト
おそらく週刊誌にパクられると思いますが、既に有料とさせていただいておりますので、「パクリ上等」でまとめます。こうすることで、どれだけの被害が出そうなのかを事前に想定することができます。
こうやって並べてみると、既に「名誉毀損」として重く裁かれそうな内容がたくさんあります。例えば、【34】は、ゲイの2人が付き合っているという話ですが、ゲイであることを勝手に公表することは、現代の倫理観ではアウトです。【8】は、オジサンが若手の男性タレントを引き連れてソープランドに行った思い出話です。男性なんだからソープランドに行くことだってあるでしょう。社会に存在する合法的なお店に行っているのだから「秘密にしておいてやれよ!」という話でしかありません。【9】に至っては17歳の未成年女子を社長にアテンドしたそうですが、アテンドしたのは他ならぬガーシー本人であり、「一番悪いのは女衒のオマエだろ!」という話にしかなりません。
昔だったら、「ゲイである」ということもスクープとして報じられたのかもしれませんが、今は時代が変わり、「ゲイである」ことを第三者が勝手に告白するのは深刻な人権侵害にあたると解釈されており、これから暴露しようとしている内容を見た時に、「ちっとも闇ではない」という性質のものがいくつも含まれており、裁判沙汰になることは避けられません。大の裁判好きの立花孝志が裁判を引き受けるかもしれませんが、およそ政党交付金では賄いきれないくらいの費用になってくる可能性があります。
■ 綾野剛さんの裁判についての報告
参院選が終わり、綾野剛さんの2回目の裁判が終わったと報告していたのですが、立花孝志が訴権の濫用をしていると指摘されたことについて、「そんなことはない」と言っていました。過去にスラップ裁判だと認められたことがあるくせに。
綾野剛さんの裁判に使っていただくための資料は、こちらに残しておりますので、立花孝志が選挙のために裁判を利用していることは明確だと思います。
それと、「トライストーンは法的手続きを取っている」と宣言しているのに、自分には裁判を起こしていないと言っていますが、これは何度も指摘しているように、通常は「刑事」から行きますので、「民事」が後回しになることを考えると、立花孝志に民事裁判が起こされていないのは当然です。
この動画で尊師・立花孝志は「まあ、でも正直、綾野剛君は十分に追い込んでると思うので」と発言。国政政党の党首が一人の民間の芸能人を「追い込む」という行為をしていることが明らかになっています。さらに恐ろしいのは、そもそも綾野剛さんに説明する責任など存在しないのに、「けしからん」と言い出し、「現職の国会議員が綾野剛さんの淫行について言及してるんだから、否定するんだったら否定するで、本人が出てきて『なんでそんなことガーシー言うんだよ』みたいな、友達裏切るなよっていうか、嘘つくなよみたいなことは、番組に出てきて言うなり、ホームページでね、自ら出るなり、いろいろとインスタとか消してるらしいですけどね」と発言しています。何度も言いますが、綾野剛さんには「説明責任」なんていうものが存在していません。「バカの発言にいちいちリアクションをする必要がない」の一言で終わりです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
このたびの参院選で、詐欺で海外逃亡しながら名誉毀損をしているだけのオジサンが参議院議員になってしまいましたので、NHK党の問題で僕が脚光を浴びる日は着実に近づいていると思います。なので、その日のためにできることを粛々とやり続けるだけです。さまざまな裁判で使えそうな資料を集めるとともに、新たな信者たちに向けて、しっかりと情報を発信していくこともやってまいります。