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【選挙ウォッチャー】 横浜市議補選2021・金沢区選挙区レポート。

10月8日告示、10月17日投開票で、横浜市金沢区の横浜市議補選が行われました。この選挙は、11期42年にわたって市議として活躍し続けていた大ベテラン中の大ベテラン・小幡正雄さんが9月6日に78歳でお亡くなりになったことを受けて行われる補欠選挙です。小幡正雄さんは大学卒業後に「民社党」の本部に勤務していた人だといい、「子供たちが誇りを持てる教育」をテーマに精力的に活動していたということです。

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佐久間 衛  46 新 立憲民主党
石渡 由紀夫 58 元 無所属

佐久間衛さんは立憲民主党の公認、石渡由紀夫さんは2019年の横浜市議選には国民民主党の公認で立候補していて、今年は無所属という人です。なので、この選挙には自民党は立候補しておらず、実質的に「立憲vs国民」のような構図になっています。まさに、先日行われた磯子区の横浜市議選と同じような構図となっています。なお、自民党は2議席を持っているので静観しており、共産党は省エネなのか、候補者を擁立しませんでした。


■ 磯子区の横浜市議補選は「無所属」の勝ち

磯子区では9月26日に横浜市議補選が行われており、立憲民主党からはポンコツ臭がする伊藤純一さんが敗れ、2019年の横浜市議選で国民民主党から立候補し、今年から無所属となった二井久美代さんが当選を果たしました。二井久美代さんは美人候補ということもあり、思わず投票したくなってしまったのですが、今回、立候補している石渡由紀夫さんは完全なるオジサンです。オジサンでも立憲民主党より国民民主党から無所属に転身した人が選ばれるのか。まもなく始まる衆院選を占う意味でも、立憲民主党がどれだけ躍進できるのかを探るバロメーターになります。


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