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【選挙ウォッチャー】 新型コロナウイルス・最新情報(#25)。

このまま無策を続け、見えざる患者数を増やしていくと、どこかで病院がパンクし、死亡率が上がってしまう可能性があります。新型コロナウイルスにかかっても、適切な処置をしてもらえないまま亡くなる人が続出してしまうと思うのです。そうならないためにも、あらゆるイベントや外出を控えてもらうことが大切だと思うのですが、いまだ中止を呼び掛けることもなく、たくさんの人が罹患していく気がします。このままだと「軽症の人は病院に行かないでくれ」と呼び掛けることになり、若者の死亡率も高まってしまうことでしょう。まったく仕事をしない安倍政権にドン引きです。


【2/23 06:16】感染者の尿からもウイルス検出

中国政府の専門家チームが、感染者の尿から新型コロナウイルスを検出したと現地メディアが伝えました。ウイルスは、すでに便からも検出されていて、衛生環境への注意が呼びかけられています。また、中国の武漢市は、回復して退院する患者について、退院後も14日間、指定の場所で隔離された状態で経過観察を受けなければならないと発表しました。検査で陰性となって退院したあとに、再び陽性反応が出るケースが出たことを受けた措置とみられます。[FNN]


【2/23 06:41】武漢で生後17日の赤ちゃん回復

中国の武漢で新型コロナウイルスに感染した生後17日の女の赤ちゃんが回復し、退院しました。5日に生まれた女の子は母親に感染の疑いがあったため検査したところ、生後5日目に感染が確認されました。発熱などの症状はありませんでしたが、一定の心筋障害があったことから心筋に栄養を送る治療をしました。その後、無事に回復して生後17日目の21日に退院しました。[テレビ朝日]


【2/23 07:12】クルーズ船対応の医師は検査対象外

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、船内の業務に携わった国の職員がウイルス検査を受けていなかった問題で、厚生労働省はこれまでに乗船した職員を検査することを決めました。一方で、乗客に最も近いところで活動した医師や看護師は検査の対象から外していて、感染症の専門家は「感染する可能性は否定できず、対象を見直すべきだ」と指摘しています。対象から外した理由について厚生労働省は「医療関係者は感染を予防する技術を習熟し、十分に対策しているから」などと説明しています。しかし、クルーズ船ではこれまでに検疫官1人とDMATの看護師1人の感染が確認されていて、感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「感染症のプロであっても感染する可能性は否定できず、医療関係者も含め検査するよう見直すべきだ」と指摘しています。[NHK]


【2/23 07:51】アメリカ、渡航の危険度引き上げ

アメリカ国務省は、日本への渡航情報について、危険度を4段階で下から2番目の「注意を強化」に引き上げました。これまでは「普段通りの注意」が維持されていました。引き上げの理由に関し、「感染経路が不明で、感染拡大が続いている」と説明しました。また、高齢者や持病がある人は危険性がより高くなるとして、不要不急の旅行の延期を検討すべきだと警告しています。国務省は同日、新型ウイルスの感染が広がる韓国についても日本と同じ「注意を強化」に引き上げました。中国に関しては1月末に4段階で最も高い「渡航してはならない」に引き上げています。[時事通信]


【2/23 08:43】四川省で陰性後に再び陽性に

中国の四川省で新型コロナウイルスに感染した患者が陰性となり、退院した後に、再び陽性反応が出たことがわかりました。成都市の患者は新型コロナウイルスに感染して入院しましたが、陰性となり、今月10日に退院しました。その後、患者は自宅で隔離生活を送っていましたが、病院が今月19日にこの患者を再検査したところ、陽性反応が出たということです。四川省の新型肺炎対策チームの医師は、陽性反応が出たことについて「検体の取り方の問題の可能性が高い」としたうえで、「少量のウイルスが残留していたため」との見解を示し、「再感染」については否定しました。[TBS]


【2/23 09:15】栃木の感染者の動向

栃木の感染者の女性は、夫と2人でクルーズ船に乗船していました。19日に帰宅し、21日夜から38.7度の発熱があり、翌22日に県南健康福祉センターに相談。県内の指定医療機関を受診したところ、発熱と肺炎の症状が確認され、ウイルス検査で陽性が出ました。女性は、19日から始まったクルーズ船の第1次下船者の1人。19日は国のシャトルバスで最寄りの駅まで向かい、公共交通機関を使用して自宅近くの駅に到着。駅から自宅までは友人が車で送迎しました。下船した19日に1度だけ、買い物のため外出しました。下船後は常にマスクを着用していたといいます。クルーズ船内での感染の可能性が高いとみられます。女性は近く指定の医療機関に入院します。女性は夫と2人暮らし。夫は発熱などの症状はないが、濃厚接触者として検査を行う方針。第1次下船者のうち、県内在住者は夫婦を含め計7人。下船者には熱などの症状が出た際には専用電話に連絡するよう通知が出されていました。[下野新聞]


【2/23 09:23】湖北省で新たに96人死亡

湖北省の衛生健康委員会は、新たに96人が死亡し、630人の感染が確認されたと発表しました。中国本土での死者は2400人を超え、感染者は約7万7000人になりました。[AFP通信]


【2/23 10:16】名古屋高速の6料金所が閉鎖

22日に新たに感染が確認された名古屋市内の男女4人のうちの1人が名古屋高速道路公社の事務員だとわかり、名古屋高速ではあわせて6カ所の料金所が閉鎖となっています。感染が確認されたのは60代の男性で、名古屋高速の料金徴収業務を受託している会社の事務員です。料金所での業務はしておらず、料金所の担当職員の送迎などを担当していたということです。名古屋高速道路公社は、この男性と濃厚接触した可能性がある事務員ら52人に自宅待機を指示しています。濃厚接触した可能性がある職員は、名古屋高速の東海線と万場線の料金所に勤務していて、現在、東海線の「六番北」「六番南」「木場」「船見」「東海新宝」と万場線の「烏森」の6カ所の料金所を閉鎖しています。ETCでの通行もできなくなっています。潜伏期間を考慮し、料金所の閉鎖は2週間程度になる見込みです。[メーテレ]


【2/23 10:25】マカオで18日連続感染者ゼロ

中国本土からのインバウンド旅客が多いマカオでも、官民の間で各種防疫対策が進んでいます。マカオ政府新型コロナウイルス感染対策センターは、直近24時間以内に新たな新型コロナウイルス感染確認例はなかったと発表しました。マカオにおける直近の新規感染確認は2月4日のことで、18日連続で新規感染確認ゼロとなりました。これまでの累計患者数は10人で、最初の7人が武漢からの旅客、直近の3人がマカオ人。すでに治癒し退院した人の数は6人に上り、いずれも武漢からの旅客。残る4人についても軽症。発熱や呼吸困難といった症状はないとのこと。目下、感染疑いで検査結果待ちが9人、隔離施設で経過観察中が7人。隔離施設にいる人の内訳はクルーズ船「ウエステルダム号」と「ダイヤモンドプリンセス号」のマカオ人乗客で20日、22日にカンボジアのシアヌークビルと日本の横浜から香港経由で帰還した5人と14日以内に中国本土滞在歴のある就労ビザ保有者の2人です。マカオ政府は、一連の春節イベントの中止、世界遺産含む文化施設の一時休館、カジノ・娯楽施設の一時休業といった観光都市としての魅力をあえて消すと同時に、中国本土との往来を物理的に制限すること、マカオ住民に対しても不要不急の外出を控えさせる策などを講じることで、これまでのところ感染拡大の食い止めに成功しているといえます。[マカオ新聞]


【2/23 10:36】韓国の死者4人、感染者556人

韓国保健福祉省は、韓国で新たに123人のス感染が確認され、感染者は556人になったと発表しました。死者は4人となりました。[共同通信]


【2/23 11:06】千葉に帰省中の女性に感染判明

千葉県は、東京都内在住で千葉県内に帰省中の50代女性会社員の新型コロナウイルス感染が判明したと発表しました。39度台の高熱が出て肺炎を発症。救急搬送され、県内の感染症指定病院に入院しています。女性は16日から呼吸の苦しさや関節痛、発熱の症状が出ていたが、18日に東葛南部の実家に電車で帰省。21日に救急搬送され入院し、22日に同ウイルス陽性と判明しました。症状が出た後は外出時にマスクを着用。11日には友人と札幌市のさっぽろ雪まつりに訪れていたといいます。[千葉日報]


【2/23 11:50】沖縄のタクシー運転手が退院へ

沖縄県内で最初に新型コロナウイルスの感染が確認された本島南部在住でタクシー運転手の60代女性について、沖縄県はウイルス検査の結果が陰性だったと発表しました。女性は感染による肺炎のため県内の感染症指定病院に入院していました。退院の基準となる2回続けての検査で陰性となり、女性は近く退院する見通し。その他、沖縄県は22日から23日午前にかけて新規12人の検査を実施しましたが、すべて陰性でした。県内ではこれまでに60代の女性と男性、80代男性の計3人の感染者が確認されています。1例目の女性が陰性だったため、現時点で県内の感染者は2人です。[琉球新報]


【2/23 12:58】中富良野小学校が休校へ

児童への感染が確認された北海道・中富良野小学校は、3月3日まで休校することを決めました。中富良野町などの会議で決定。卒業式などが控えているが、日程変更するかは現時点では不明です。[STV]


【2/23 13:01】イスラエルで韓国からの入国禁止

イスラエル政府が、最近韓国で新型コロナウイルスによる肺炎感染者が急増しているとして韓国発の外国人の入国を禁止しました。これに伴い、22日午後7時55分ごろに大韓航空便でテルアビブのベングリオン国際空港に到着した韓国人が入国を禁止され、2時間ほど過ぎた午後9時50分に同じ飛行機で韓国に向け出発しました。事実上、新型肺炎と関連し韓国を対象にした初めての入国禁止措置事例が出てきたことになります。イスラエル政府は同じ飛行機に乗った自国民に対しては検疫を経た後、14日間の自宅隔離措置を下しました。[中央日報]


【2/23 13:20】熊本県内でマスク不足が加速

熊本県内で新型コロナウイルスの感染者が3人確認されたことを受け、薬局などではマスク不足が加速しています。熊本市中心部の薬局には、開店と同時にマスクを買い求める人が来ていました。また、熊本市は、感染が認められた20代の女性看護師の同僚5人を検査した結果、いずれも陰性だったと発表しています。[熊本放送]


【2/23 13:23】韓国の検査能力を拡大へ

中央防疫対策本部によると、23日午前9時現在、6039件の検査が進められています。1日約5000件の検査能力を上回る件数です。検査件数の増加は、感染者が急増したことで感染疑いの人も増えた影響が大きい。防疫当局は、多数の感染者が出ている新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱市の教会の信徒約9000人と慶尚北道・清道の病院の患者や職員約600人に対する検査を実施する方針を明らかにしています。検査は感染の可能性が高い人から優先的に行われます。感染の疑いがある場合、海外渡航歴と関係なしに医師の判断により検査を受けることができるよう指針が変更されたことも検査件数急増の要因とみられています。防疫当局は検査件数の拡大に対応するための措置を進めています。7日に46カ所だった検査機関は20日に77カ所に増え、来月中に100カ所に拡大される予定です。検査能力も1日1万3000件に向上させ、迅速な診断が可能となるようにする方針です。[聯合ニュース]


【2/23 13:34】五輪を現地で見たい人が減る

開幕まで5カ月となった東京五輪・パラリンピックについて時事通信社が実施した世論調査で、「開会式、閉会式や競技を会場で見たいか」を聞いたところ、昨年7月の同じ調査から0.4ポイント減少し、36.7%にとどまりました。新型コロナウイルスの感染拡大も背景にあるとみられます。[時事通信]


【2/23 14:11】札幌市で新たに70代男性感染

札幌市で、新たに70代の男性が感染したことがわかりました。北海道での感染者はあわせて18人となりました。新たに感染が確認されたのは札幌市内に住む70代の男性会社員です。22日、札幌市衛生研究所が検査を行い陽性反応が出ました。男性に海外への渡航歴はなく、これまでに発症者との接触もないということです。これで国内で感染が確認された人はクルーズ船の乗客・乗員635人や、チャーター便で帰国した15人などを含め、14の都道府県であわせて771人となりました。[TBS]


【2/23 14:45】北朝鮮、輸入物資も隔離

北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、新型コロナウイルス対策として、人だけでなく海外から届く物資についても検疫を徹底する必要があると指摘。輸入物資は港や国境で必ず10日間隔離し、消毒作業を施すよう訴えました。北朝鮮は中国などでの感染拡大を受け、海外との人の往来を完全に遮断しています。北朝鮮で感染者は一人もいないとしながら、検疫担当者らは気を緩めてはならないと強調しました。北朝鮮当局は公共交通機関の消毒作業も強化。トロリーバスは出発前と戻った後に車内の消毒作業を行っているといいます。[共同通信]


【2/23 15:19】感染ゼロのモンゴルの対策

中国との間で5000キロ近い国境を有するモンゴルが、ウイルスの侵入に神経をとがらせています。中国との移動に制限をかけ、これまでに国内の感染者は出ていません。ウイルスの侵入にも備え、大統領令で国民に旧正月のあいさつ回りをやめるよう呼びかけるなど、神経をとがらせています。モンゴルは2月初めから中国人の入国禁止や、中国との間での旅客機の運航停止などを次々に実施。トラックの運転手が感染して戻ってくる恐れがあるとして、3月2日まで中国への石炭の輸出禁止にも踏み切っています。モンゴルにとって中国は最大の貿易相手国で、石炭は輸出総額のほぼ半分を占める主力品。大きな経済的な損失も覚悟した措置です。[朝日新聞]


【2/23 15:27】新型肺炎でCO2排出量が激減

中国で新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に伴い経済活動が低迷し、二酸化炭素の排出量が激減したと分析する報告書をイギリスの情報サイトが掲載しました。化石燃料の使用が減ったことで大気汚染も一部改善が見られたとしています。中国では新型肺炎の影響で工業生産や建設業の活動再開が遅れており、石油などの需要が落ち込んでいます。気候変動やエネルギー政策を扱うイギリスのサイト「カーボン・ブリーフ」に掲載された専門家の報告書によると、春節の連休(1月24日~2月2日)後の2週間の二酸化炭素排出量は、昨年の春節明けに比べ約1億トン減りました。[共同通信]


【2/23 16:11】台湾帰還の19人は全員陰性

台湾の衛生当局は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船し、21日夜にチャーター機で帰還した19人の台湾人乗客らについて、計2回の検査を通じ、全員の陰性が確認されたと発表しました。19人は2週間隔離されます。衛生当局は一方、新型コロナウイルスの感染者を新たに2人確認したと発表しました。これにより台湾で確認された感染者は、死亡した1人を含む計28人となりました。[時事通信]


【2/23 16:14】病院船導入へ超党派議連

与野党の有志議員は、海上で患者の治療や搬送ができる「病院船」の導入を政府に促すための超党派議員連盟を27日に設立します。新型コロナウイルス感染を受けた対応。病院船を活用した医療が提供できる態勢の整備を政府に義務付ける法案をまとめ、議員立法での今国会提出を目指します。今後の大規模な災害や感染症の発生を見据え、配備を後押ししたい考えです。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から感染者を病院に搬送する際に指摘されたリスクを踏まえ、「海上での応急治療が可能な病院船の早期導入が必要」と判断しました。議連の名称は「超党派災害医療船舶利活用推進議員連盟」。[共同通信]


【2/23 17:01】韓国が危機レベルを最高に

韓国の文在寅大統領は、新型コロナウイルス感染の危機レベルを4段階のうち最高の「深刻」に引き上げると明らかにしました。[共同通信]


【2/23 18:41】新型肺炎感染者169人増え

韓国の中央防疫対策本部は23日、この日午前9時から午後4時までに新たに46人の感染が確認されたと発表しました。この日午前に発表された123人を合わせると、一日で感染者は169人増えた。韓国での感染者数は計602人となりました。また、感染者のうち50代の女性が死亡しました。韓国での死者は5人目。この女性は、多数の感染者が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱市の教会と関わりがあり、正確な死因は調査中です。新たに感染が判明した46人のうち、20人はこの教会と関わりがあります。残りの26人の感染経路については調査を進めています。国内感染者602人のうち同教会関係者の感染者は計329人となりました。集団感染が発生した慶尚北道・清道の病院に関連した感染者は前日と変わらず計111人で、このうち3人が死亡しました。一方、感染の有無を調べるために検査を受けた人(感染者除く)は2万5577人で、このうち1万7520人は陰性でした。残りの8057人は現在検査中でした。[聯合ニュース]


【2/23 18:41】千葉県で10人目の感染確認

千葉県で新たに40代の男性が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。男性は14日にせきや倦怠感が出て、18日に38.2度の熱が出たため医療機関を受診しました。その後、19日になって肺炎が認められ、22日に感染が明らかになりました。男性に海外への渡航歴はなく、他の感染者との接触は確認されていません。男性は東京都内の会社に勤務していて、既に12日には関節や筋肉の痛みを訴えていましたが、その後、感染が分かるまで広島県や岐阜県に出張をしていたということです。千葉県で感染が確認されたのはこれで10人目です。[テレビ朝日]


【2/23 18:42】名古屋市の70代男女が感染

名古屋市は男女2人が新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。2人はいずれも名古屋市に住む70代の日本人です。15日にハワイから帰国した後、感染が確認された市内の60代の女性と同じ施設に居合わせていて、現在、容体は安定しているということです。[テレ朝]


【2/23 19:23】感染男性利用のバス公表

熊本県は、感染が確認された御船保健所管内の60代男性が北海道から熊本に帰る際に利用した高速バスは、10日午後1時52分に福岡空港国内線ターミナルを出発した九州産交バス「ひのくに号」だったと公表しました。男性は23日にも38度の熱があり、酸素吸入しているが、容体は安定しているといいます。男性は県庁前バス停で降車。この男性を含め、終点までの間に16人が乗車しました。男性は5日後の15日に発症しており、熊本県は他の乗客が感染した可能性は低いとみていますが、「疑わしい症状が出た場合は相談センターに連絡してほしい」としています。一方、熊本県は男性が福岡空港まで利用した航空機の便名は、風評被害を懸念する航空会社が同意しなかったとして公表しませんでした。航空会社は男性に近い座席の利用客に個別に注意を促すことを検討しているといいます。[熊本日日新聞]


【2/23 19:39】北海道内で新たに8例の感染者

北海道は23日午後7時、道内で新型コロナウイルスの感染者が新たに8人確認されたと明らかにしました。上川管内は4人で、30代男性1人、60代女性1人、20代男性1人、70代男性1人。さらに、釧路管内の30代女性1人、胆振管内は80代男性1人と40代女性1人の計2人、石狩管内の20代女性1人。北海道内はこれまでで計26人となりました。[函館新聞]


【2/23 19:49】サッカーU-23南アフリカ代表が拒否

日本サッカー協会の関塚隆技術委員長は、感染拡大を懸念した南アフリカのサッカー協会がU-23南アフリカ代表の日本派遣を取りやめる意向を文書で通知してきたことを明らかにしました。日本協会は再考を促し、調整しています。3月27日の国際親善試合で、東京五輪世代となるU-23の「日本vs南アフリカ」が京都で予定されています。30日に対戦するU-23コートジボワール代表側からは、現時点で同様の意向は届いていないといいます。[共同通信]


【2/23 19:50】中国政府系機関が「蔓延防げた」

中国政府系研究機関の中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園は、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、1月上旬にウイルスが拡散したと指摘し、「当時の警告が広く周知されていれば、全国、全世界へのまん延は抑えられただろう」とする分析結果を公表しました。この機関は華南農業大学などと共同で、中国を含む12カ国で採取された新型コロナウイルスを分析しました。その結果、ウイルスは昨年12月8日と1月6日に広く拡散したことが分かました。昨年末に新型肺炎に警鐘を鳴らした李文亮医師が警察に処分されており、改めて当時の対応が問われそうです。人から人への感染が始まった時期は昨年11月下旬~12月初めごろの可能性があることも判明しました。ウイルスの発生源は、武漢の海鮮市場ではなく、外部から市場に流入し急速に広がったと推定しています。[時事通信]


【2/23 20:09】クルーズ船で3人目の死者

横浜港のクルーズ船に乗船していた80代の日本人男性が死亡したことが分かりました。男性には持病があり、今月5日にクルーズ船が帰港した後、医療機関に搬送されていました。死因は肺炎ですが、厚生労働省は男性が新型コロナウイルスに感染していたかについて明らかにしていません。クルーズ船の乗船者で死亡が確認されたのは、これで3人目。[テレビ朝日]


【2/23 20:14】22日確認の女性は給食配膳員

江別市は北海道が22日に感染を確認したと発表した50代のパート従業員の女性について、市内の小学校に勤務する給食配膳員と明らかにしました。女性は喉の痛みを覚えた翌日の14日まで小学校で1日3時間勤務していました。[共同通信]


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

これは完全なる憶測であって、まったくエビデンスがあるわけでも何でもないので、あんまり信用しないでいただきたいのですが、今回の新型コロナウイルス、重症化を防ぐためのカギは「早期発見」ではないかと思うのです。早期に発見できても、ある程度の方はお亡くなりになってしまうことは確率上、仕方がないかもしれないのですが、我々にできることはその数を少しでも減らすことに限ります。もちろん、手洗いやうがいなどをこまめに行うことで、そもそも罹らないようにするという「予防」は大切ですが、不幸にも罹ってしまった場合に、重症化しないための取り組みというものが求められるフェーズに入ってしまいました。新型コロナウイルスにかかわらず、風邪をひいてしまうということはよくあります。ただ、ちょっと喉が痛いぐらいで済む時もあれば、しばらく会社を休むぐらいに重くなってしまうことはあると思うのです。大人になって、僕も風邪との付き合い方がうまくなってきたのか、喉が痛いぐらいで風邪薬やユンケルなどを飲み始めることで、ある程度は悲惨なことにならないようになりました。おそらく、新型コロナウイルスも一緒で、早期に対応することで重症化する確率というのは少し減らせるのではないかと思うのです。なぜ他の地域に比べて武漢市の死者が多いのかを考えれば、武漢市は病院で診てもらえないほどに患者で溢れかえっていて、診察してもらえるまでに時間がかかっていることがあると思うのです。日本でも、ダイヤモンドプリンセスに乗船していた80代の女性がお亡くなりになりましたが、体調不良を訴えても1週間にわたって船内に閉じ込められてしまったために重症化してしまったのではないかと思います。こうしている今も、北海道で20代の女性が意識不明の重体になっているというニュースがありまして、新型コロナウイルスに罹ってから、どれくらいの早さで診断してもらえたのだろうと思うのです。これまでの傾向から発症から5日から6日ぐらいで急速に重症化すると言われていますが、20代の女性は診断された翌日に重症化しています。病院ですぐに適切な診察をしてもらえたのかどうかが検証されるべきでしょう。そして、この前提に立つと、今の日本政府がやっている対応は最低最悪です。ある程度の検査体制は確保されているはずなのに、検査をしてもらえていないのです。このまま放置すれば死亡率ばかりが高まり、どっちみち東京五輪の開催なんてできないし、渡航が危険な国として認識され、長期にわたってインバウンドが見込めない国になってしまうことでしょう。そうなる前に手を打つべきなのに、これまであらゆるデータを改ざんすることで乗り切ってきた安倍政権なので、今回も「検査をしない」という方法で患者数を減らしているのです。しかし、この方法の先にあるのは、病院がパンクするレベルで重症患者が現れ、対応できなくなってしまう武漢市の二の舞です。ろくすっぽ新型コロナウイルス対策もしないで稲田朋美の誕生日会に出席しているような無能の総理大臣をぶっ飛ばしてでも働かせるべきでしょう。

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